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【千葉の海辺で車中泊】実際に利用して良いと感じた車中泊スポット

車中泊スポット千葉まとめ

都内や横浜で夜勤の仕事をしながら、週末車中泊をしていたらアパートに帰らなくなり、思い切って引き払ったのがきっかけで、今では車上生活をしている筆者(以後、寅造)です。

猛暑の夏は、海辺の車中泊スポットに涼を求めながら過ごす日々。

千葉の車中泊スポットといえば、やはり海辺ですね。

砂浜や海岸に面した駐車場で、波音を聴きながら眠る車中泊は最高です。

千葉の海岸は、サーファーや釣り人が昔から「前のり車中泊」をして翌朝の早朝活動に備えていた歴史があり、車中泊ブームよりも前から文化として根付いています。

そのため、24時間開放されているトイレが多く、水シャワーを無料で利用できる場所もあり、素朴ですが困ることなく過ごせるんです。

車上生活も2年を過ぎ、今年の11月には59歳になる寅造の振り返りシリーズ第三弾は「千葉」!

千葉での車中泊の魅力をたっぷりご紹介します。

第一弾、東京編はこちら
第2弾、神奈川編はこちら

海辺の車中泊なら


房総半島や九十九里浜は、サーファーや釣り人のメッカ。

そのために整備されたかのような臨海公園や無料駐車場があちこちに点在しています。

ただし、夏場に海水浴場として解放される場所は、夏季は有料化されたり夜間閉鎖されるケースもあるので、事前確認が必要です。

一宮海岸駐車場(北側・南側)(九十九里浜)


一宮海岸駐車場の石碑

関東で「サーフィン」といえば、一宮海岸は外せない有名ポイントです。

国道沿いにはおしゃれなサーフショップやカフェも点在していて、週末になるとアクティブなサーファーたちで賑わいます。

僕はそんなサーファーさんたちが海で繰り広げるライドを眺めながら、冷たい缶チューハイを呑む時間がとても好きなのです。

詳しい紹介記事はこちら


所在地:千葉県長生郡一宮町一宮
アクセス:東京湾アクアライン→圏央道→茂原長南IC→国道128号線、都心より1時間30分
駐車可能台数:北 約200台、南 約200台
駐車料金:
・4月26日~6月30日:500円
・7月1日~9月30日:1,000円
・10月1日~1月12日:500円
有料期間:4月26日(土)〜1月12日(月・祝)
有料時間:6:00〜15:00
支払方法:出入り口にいる係員に、現金手渡し
詳細はこちら一宮町役場



和泉浦海岸駐車場


和泉浦海岸駐車場からの景色

夷隅川の河口に広がる、全長約1,500メートルの砂州にある和泉浦海岸。

周囲に家や商店がなく、街から離れているため、夜空の美しさは格別です。

夜に耳を澄ませば、聴こえてくるのは波音と風の音だけ。

人の気配がなく、とても「一人になれる」静かな時間を過ごせる場所です。

詳しい紹介記事はこちら


所在地:千葉県いすみ市岬町和泉4457-28
アクセス:東京湾アクアライン→圏央道→千葉鶴舞IC→国道128号線、都心から1時間30分
料金:無料
トイレ:あり(洋式)
シャワー(水):あり
駐車可能台数:未確認ですが、かなり広いです。
混み具合:土日はサーファーで混みますが、広いので概ね駐車できます。
詳細はこちらいすみ市HP



大原海水浴場駐車場


大原海水浴場駐車場の様子

大原海水浴場駐車場の魅力は、すぐ近くの大原漁港で毎週日曜日に開催される「港の朝市」。

地域の水産業関係者が出す新鮮な魚介類から、街の飲食店によるバラエティ豊なグルメまでいろいろな「美味しいもの」に出会える朝市です。

寅造はよく、土曜日にここで車中泊して、翌日曜日の朝は「朝市で満腹」コースを楽しんでいます。

詳しい紹介記事はこちら


所在地:千葉県いすみ市深堀
料金:無料
アクセス:
・九十九里有料道→九十九里ビーチライン→県道30号→国道128号 経由
・圏央道市原鶴舞料金所→国道297号と国道465号→国道128号 経由
トイレ(洋式):あり
シャワー(水):あり
駐車可能台数:270台
詳細はこちら▷いすみ市観光ポータルサイト



館山市北条海岸駐車場


館山市北条海岸の海

館山北条海岸駐車場は、人気の海水浴場に隣接したロケーション。

遠浅で波が穏やかなので、泳ぎが苦手な寅造も浮き輪でプカプカと夏の海を楽しめます。

周辺環境も充実していて、近くにはイオンタウンがあり買い物も便利。

さらにコンビニやファミレスも近く、安心して車中泊ができるスポットです。

詳しい紹介記事はこちら


所在地:千葉県館山市北条2300
料金:無料(通年)※例年海水浴シーズンも無料ですが、事前に確認した方がよいでしょう。
アクセス:東京→アクアライン→館山道→富浦IC→国道127→県道185→鏡ヶ浦通り、都心より約2時間
駐車台数:300台
詳細はこちら館山市HP



那古海岸駐車場


那古海岸駐車場の様子

那古海岸は海水浴場ではありませんが、トイレやシャワーが整備されていて、海遊びにも使いやすいスポットです。

館山の賑やかなエリアからほど近い場所にありながら、静かな落ち着いた雰囲気。

ちょっとした穴場感を味わえます。

詳しい紹介記事はこちら


所在地:千葉県館山市那古1672−165
アクセス:上記北条海岸より車で3分ほど北上
料金:無料(通年)
駐車台数:約30台



市営部原簡易パーキング


市営部原簡易パーキングからの景色

勝浦市街からほど近い場所にある「市営部原簡易パーキング」は、約2kmにわたって続く海岸沿いに設けられています。

目の前の海は海流が速いため遊泳禁止ですが、良い波が立つようでサーファーたちが沢山訪れます。

詳しい紹介記事はこちら


住所:千葉県勝浦市部原1928−35
料金:無料(通年)
営業:24時間
駐車可能台数:約60台くらい駐車可能(目測です)



県営天津ポートパーク駐車場


県営天津ポートパーク駐車場からの景色

県内屈指の透明度を誇る城崎海岸に隣接する「ポートパーク駐車場」。

夜はとても静かで落ち着いており、波音を聴きながらゆったりと過ごせる車中泊スポットです。

詳しい紹介記事はこちら


住所:鴨川市天津
料金:無料(通年)
駐車可能台数:79台停められる無料駐車場
詳細はこちら鴨川市HP



その他


海ほたる


海ほたる駐車場の様子

東京湾アクアラインの人気PA「海ほたる」は、基本的に車中泊を目的とする場所ではありませんが、雨天時に長めの仮眠を取る際に利用しています。

週末や祝日は観光客で大混雑しますが、平日深夜の静かな時間帯は、まるで巨大な海の要塞にひとり取り残されたような雰囲気で、寅造はこのタイミングが大好きです。

深夜に海風を感じながら過ごすと最高です。

詳しい紹介記事はこちら


住所:千葉県木更津市中島地先
アクセス:東京・横浜・川崎方面からの行き方
川崎浮島JCT・浮島ICにて、首都高速湾岸線と国道409号に接続。
千葉・木更津方面からの行き方
木更津金田ICにて、東京湾アクアライン連絡道と国道409号に接続。さらに、東京湾アクアライン連絡道は、館山自動車道と圏央道に接続。
料金(片道、Uターンとも)(通常料金/ ETC車割引後料金):軽自動車(2,510円/640円)、普通車(3,140円/800円)、中型車(3,770円/960円)
駐車台数:495台
ショップ:レストラン3店舗、フードコート7店舗、軽食(テイクアウト)6店舗、買い物5店舗、ペット同伴スペース、ドックレスト、ゲームセンター、足湯コーナー(無料)
詳細はこちら海ほたる



道の駅しょうなん


道の駅しょうなん駐車場の様子

千葉県の内陸部、手賀沼の畔にある「道の駅しょうなん」は、車中泊スポットとして人気があります。

都心から気軽にアクセスできるため「ちょい車中泊」にも最適。

さらに、茨城方面に遠征した帰りに立ち寄る場所としても便利ですね。


所在地:千葉県柏市箕輪新田59-2
TEL:04-7190-1131
営業時間:9:00〜18:00
定休日:1月1日〜4日
駐車台数:普通車357台、大型車26台、障害者用13台
詳細はこちら道の駅しょうなん



まとめ


寅造にとって千葉は、とても馴染み深い土地です。

幼少期は東京東部で暮らし、母の実家があった九十九里へは、盆や正月に遊びに訪れていました。

今回ご紹介したスポット以外にも、まだ紹介仕切れていない車中泊スポットや、これから「行ってみたい」と思っている未踏の場所がたくさんあります。

今後も改めて千葉の魅力的な車中泊スポットを紹介していきたいと思いますので楽しみにしていてください。

※いずれも、「車中泊禁止」などの制限はされていませんが、人気のあるエリアのため、混雑時は避け、駐車場のルールはしっかりと守り、マナー良く過ごしましょう。

二代目穴熊寅造

趣味の週末車中泊旅&キャンプをこじらせて2023年4月13日にアパートを引き払い、車上生活メインの暮らしにシフト。車中泊で行った知らない街での呑み歩き、浜辺や河原でのアウトドア呑みを楽しみながら、おもに関東をフラフラしています。DIYやガチキャンプは苦手ですが、少しづつチャレンジしようかと画策中。