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【千葉県】アパートを引き払って車上生活する58歳がおすすめする房総半島の車中泊スポット3選

冬の房総半島で車上生活を満喫!
車上生活だから好きなところで過ごせるので、冬の房総半島を楽しんでいます。
半島マニアを目指している寅造です。
半島だらけの日本列島ですが、海にせり出す半島はとても魅力に溢れていると感じています。
海運が盛んな時代の半島は、内陸なみに人とモノの交流拠点として栄えた経緯があります。
その後、陸運の時代になり、人とモノの流通に不便な半島部は、経済拠点から避暑や観光拠点にシフト。
今の半島には、古き良き町並みや、工業地域化が進んだ都市部沿岸部ではみられなくなった自然が随所に残っています。
寅造が主に行動している関東地方には真鶴半島、三浦半島、そして房総半島、といった個性的な半島があります。
今回は、その中でも最大の広さをもつ房総半島のお気に入りの車中泊スポットを紹介します。
冬の半島巡り~房総半島ってどんなところ?
横浜、東京エリアで夜勤の仕事をしながら、気ままな車上生活をしている寅造です。
夏の間は涼しさを求めて標高の高い山間部を巡りますが、気温の下がる冬場は、雪や路面凍結を避けて沿岸部を巡っています。
沿岸部の中でも房総半島などの自然豊かな半島部が大好きで、時間があれば訪れます。
房総半島は千葉県のマスコット「チーバくん」で言うと、お腹から下の部分にあたります。
夏は涼しく、冬は温暖で知られていて、今回紹介する南房総は黒潮の影響により特に温暖だと言われています。
実際、今回の車中泊では湯たんぽは出番がなく、寝袋だけで夜を過ごせました。

東京湾アクアラインを利用すれば、都心から1時間半程度で南房総にたどり着けて便利です。
今回は南房総の中でも、サーフィーンのメッカともいえる勝浦鴨川エリアの車中泊スポットについて紹介していこうと思います。
南房総(房総半島の南端エリア)の無料駐車場
房総半島の中でも特に南端に位置する南房総は、冬場におすすめの寅造お気に入りの車中泊エリアです。
今回は南房総にある海沿いの無料駐車場を3つ紹介します。
市営部原簡易パーキング

市営部原簡易パーキングは、勝浦市街地から県道128号線を10分くらい北上した部原海岸沿いにある簡易パーキングです。
部原海岸はサーフィンにとても良い波がたつそうで、沢山のサーファーが季節を問わず集まって来ます。

さすがに夜間に駐車している車は数台でしたが、早朝からサーファー達で賑わっていましたよ。

駐車場内にトイレと簡易シャワー(水)足洗い場があり、砂浜に降りて砂まみれになっても足を洗うのに困りません。
冬でも水シャワーは出ます(出るのかなと試したら頭から水をかぶって失敗してしまいました)。
県道を挟んだところにラーメン店、酒屋、コンビニもあり、ちょっとした食事、買い物も可能です。
ちなみに2024年12月現在、駐車場内には「車中泊NG」などの注意書きはありませんでした。
夜は太平洋の荒々しい波の音がザブンザブンと聞こえきて、波の音が好きな人にはたまらない車中泊ポイントです。
▼施設情報
住所:千葉県勝浦市部原1928−35
料金:無料(通年)
営業:24時間
駐車可能台数:約60台くらい駐車可能(目測です)
公式サイト:なし
県営坂下駐車場(マルキポイント)
国道128号天津バイパス歩道橋下に位置する県営坂下駐車場も、サーファー御用達のサーフポイントだそうで、大勢のサーファーがサーフィンを楽しんでいます。
実は今回、ここでの車中泊を考えていたのですが、初めての場所だったため、念の為、車を停めてからネットで情報を確かめてみました(なにか胸騒ぎがしたんですよね)。
案の定、SNSを見ると市役所からのお知らせで「夜間のトイレ当面使用不可」との情報あり。
今回は車中泊を見送りました。
事前に調べないで夜中にトイレが使えない状況におちいらず、良かったです。
また再トライしたい駐車場となりました。
▼施設情報
住所:鴨川市東町994−20 県営坂下駐車場内
料金:無料
駐車可能台数:130台駐車可能な広い駐車場
詳細はこちら▷鴨川市HP
県営天津ポートパーク駐車場

前述した県営坂下駐車場での車中泊を断念したためして、急遽調べて城崎海岸に隣接する県営天津ポートパーク駐車場に移動しました。
駐車場内にトイレがあります(一般トイレは和式。だれでもトイレは洋式)。
すでに真っ暗な時間で、他に駐車している車もなかったため、少しビビりながらも車中泊させてもらいました。
結果、とても静かで波音も気持ち優しく聞こえてくる感じで、シッカリと熟睡できました。

朝、外を見ると思いのほか海辺に近く、朝になっても車もチラホラとしか増えていなかったので、かなりノンビリ車中泊ができる無料駐車場です。
▼施設情報
住所:鴨川市天津
料金:無料(通年)
駐車可能台数:79台停められる無料駐車場
詳細はこちら▷鴨川市HP
南房総、冬のみどころと勝浦タンタンメン
南房総を訪れたときに立ち寄りたいスポットと寅造が必ず立ち寄るラーメン店の情報も紹介しましょう。
大山千枚田のライトアップ
南房総に行くたびに立ち寄るのが鴨川市の大山千枚田です。
現代では貴重な棚田ですが、地域の方々が尽力して保全しています。

田植え後や稲穂の時期もとてもキレイなのですが、今回、ライトアップをしているという情報を得て、初めて冬場の大山千枚田を訪れてみました。

いやいや、なんとも優美な、幻想的な、シュールな夜景を眺めさせて頂きました。
2024年10月26日(土曜日)から〜2025年1月13日(月曜日・祝日)まで開催しているとのことですので、タイミングの合う方は是非、鑑賞に訪れてみてはいかがでしょう。

どうやら毎冬開催されているようなので、興味のある方はHPをチェックしてみてください。
イベントの詳細はこちら▷ライトアップイベント「棚田のあかり」
勝浦タンタンメン、やっぱり美味いね「宇野食堂」さん
勝浦に来るたびに、勝浦タンタンメンを美味しくいただいています。
勝浦タンタンメンが食べられるラーメン店や食堂は沢山あるので、毎回違うお店を選んで食べています。

今回は宇野食堂さんの勝浦タンタンメンをいただきました。
小さなお店でしたが、田舎の静かな食堂的な雰囲気で、観光客の行列もなく、落ち着いて、のんびりと味わうことができて良かったです。

尖った辛さではなく、旨味のある優しい辛さのスープで、あやうく飲み干してしてしまうところでした(健康上の理由によりラーメンスープの完飲を控えております)。
他の定食メニューもぜひ食べてみたいので、「再訪したい」そう思える美味しさでした。
▼店舗情報
宇野食堂
勝浦市墨名485−248
駐車場あり(1台分)
まとめ
南房総は季節ごとに楽しみが沢山あるエリアです。
冬は星空のキレイなポイントも多数あり、春になれば菜の花畑や桜の名所もあり、季節問わず楽しめます。
海の幸に恵まれているため、スーパーで買う刺し身も安くて美味しいし、勝浦の朝市も楽しいです。
調査捕鯨のクジラの水揚げもありクジラ料理も食べられます。
などなど、書き出したら書ききれないほど、南房総は魅力に溢れているのです。
また違うタイミングとテーマで房総半島については報告させてくださいね。