車中泊旅でお得に水を確保する!「湧き水」の安全性と湧き水スポット
車中泊旅やバンライフの最中、お茶やコーヒーを淹れて飲んだり、料理をするためには「水」が必要になります。
歯磨きや洗顔などは公共のトイレや洗面所を利用する方も多いかもしれませんが、筆者は歯磨きも含め、口に入れる水分はすべて購入するか、持参するようにしています。
水は自宅から持参することもありますし、スーパーなどの無料の水を利用することもあります。
また筆者が住んでいる箱根や、車中泊によくでかける山中湖・河口湖方面には「湧き水スポット」が複数あり、車中泊に向かう途中で湧き水スポットに立ち寄り、持参したペットボトルや水筒に湧き水を汲んで使用することもよくあるんですよ。
「湧き水スポット」は、無料で新鮮なお水がゲットできる貴重な場所。
ペットボトルの水も何度も買えば安くはありませんから、湧き水をありがたく頂戴し、料理や飲用として使わせていただいています。
今回の記事では、車中泊旅で筆者もよくお世話になっている「湧き水」について、その安全性や湧き水を汲むことができる「湧き水スポット」などをご紹介していきたいと思います。
車中泊時にペットボトルの水をよく買うという方、湧き水を上手に利用したいと考えている方は、ぜひ記事をチェックしてみてください。
「湧き水(湧水)」ってなに?
「湧き水(湧水)」とは、いったいどんな水のことを指すのでしょうか。
「湧き水」の定義について、すこし調べてみました。
山や森などに降った雨や雪が地面に染み込むと、地層の中でろ過されながら地下水となります。
その地下水が自然に地表から溢れ出てきた水が「湧き水」です。
湧き水は、あくまで地下水が「自然に」地表に溢れ出てきた水のことを指すため、地下からポンプ等を使用して汲み上げたものは湧き水とは呼びません。
「湧き水」というと「きれいでおいしい」というイメージを持たれている方も多いかもしれませんが、中には濁っていたり、水質自体に問題があるなど飲むことができないものも存在します。
すべての湧き水が飲用可能とはいえないため、湧き水を利用する際には、消毒や水質検査の有無を確認する必要があります。
その「湧き水」飲んで大丈夫?「湧き水の安全性」確認方法とは
湧き水があるとつい手を伸ばしゴクゴクと飲んでしまいそうになります。
しかしその「湧き水」、本当に飲んでも大丈夫なのでしょうか?
実は「湧き水」を飲んで大丈夫なのかどうか、その安全性を確認する方法はいくつかあります。
まず道の駅やサービスエリアなどの公共施設や、観光名所にある「湧き水スポット」では、湧き水が「消毒されているのか」「定期的に検査がされているのか」という情報が湧き水の近くにきちんと表示されていることが多いです。
自然豊かな場所にある湧き水スポットでも、観光名所となっている場所ではその地域の自治体により水質検査がされている場合があります。
その場合も湧き水の近くに、水質チェックや消毒の有無が表記されています。
以上のことから、基本的には湧き水の近くに安全性を確認できる表示・表記があれば、飲用しても大丈夫といえそうです。
しかし山奥の湧き水スポットなど、中には消毒の有無などがはっきりしないものもあります。
消毒済みの表示があってもそれは過去のもので、さまざまな事情により現在は消毒されていない、なんてこともあるようです。
気になる湧き水があれば一度自治体に水質検査の有無を問い合わせするか、ネットなどで情報を調べてみるのがおすすめです。
また表記の有無にかかわらず、湧き水を利用する際は基本的には「自己責任」で利用するよう心がけてください。
すこしでも心配な場合は、水質チェックなどの表示のない湧き水の利用は控える方が無難かもしれません。
またもし口に含んだあと「におい」や「味」など、なんらかの違和感を感じた場合は、すぐに吐き出して飲むのをやめましょう。
一度口に入れてしまった場合は、その後の体調の変化に気をつけ、しばらく様子をみるようにしてください。