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【千葉】自宅を引き払って車上生活する58歳が行って驚いた「道の駅しょうなん」を紹介

自宅を引き払って車上生活する58歳が行って驚いた「道の駅しょうなん」を紹介

千葉県柏市にある「道の駅しょうなん」は、高規格な道の駅だと感じます。

巨大な物産販売エリア、充実した飲食店、広い駐車場、隣接する温泉施設、そして自然を感じられる手賀沼湖畔のロケーション。

週末には、新鮮な地場産野菜を求める家族連れや、身近な自然の中で元気に駆け回る子どもたちの姿が見られます。

「道の駅しょうなん」は食が充実


手賀沼ってどんなところ


手賀沼の湖畔

「手賀沼」は、千葉県北部にある少しマイナーな湖沼です。

年配の方や自然に関心がある方は、昭和の高度経済成長期に産業排水などの影響が悪化し湖沼として記憶にあるかもしれないですね。

寅造は、東京東部で少年期を過ごしていたため、当時は自転車で手賀沼まで釣りに行くこともありましたが、不法廃棄物が散乱し、「豊かな自然」とは言えない状況でした。

しかし、平成・令和と、自治体や地域のボランティアの皆さんが環境復元に取り組んだ結果、今では自然を楽しめる場所へと整備されてきています。

水質の改善にはまだ課題があるものの、湖畔を散策したり眺めたりしていると、豊かな自然を取り戻そうとしてきた成果を感じられます。

実際に、野鳥やトンボ、蝶が数多くみられるようになりました。

「道の駅しょうなん」は生産者と消費者をつなぐ拠点


道の駅しょうなんの外観

そして、もともと千葉県北部は、湿地が広る本来自然豊かな地域でしたが、干拓事業によって農業も盛んなエリアです。

「道の駅しょうなん」は、そんな地元の生産者と消費者をつなぐ、「しょうなん地域のターミナルステーション」として設置されました。

道の駅しょうなんの直売所「テント」

「知産知消」をテーマにした巨大な直売所「テント」、そして地元飲食店が集まる飲食エリア「つばさ」があり、食に関してとても充実している道の駅です。

※「知産知消」は『知産=地域の産物を知ること、知消=地域の消費方法を知ること』(引用「道の駅しょうなんHPより)。

柏インターチェンジから道の駅しょうなんのルート

道の駅しょうなんの概要
住所:千葉県 柏市箕輪新田59−2
営業時間(直売所・レストラン):9時〜18時 ※施設によって異なります
定休日:1月1日〜4日
電話番号:04-7190-1131(管理事務所)04-7190-1132(直売所)
アクセス:常磐自動車道30分
柏ICから国道16号線を千葉方面へ。戸張入口の信号を左折し、突き当りを左折、橋をわったって道なり。
詳細はこちら▷道の駅しょうなん



車中泊は可能?駐車場・トイレ


道の駅しょうなんの駐車場

車中泊状況としては、屋外トイレ近くの駐車スペースが24時間開放されており、平日、土日関わらず数台の車が車中泊しているため、心細さを感じることなく安心。

また、トイレも清潔に整備されているので助かりますね。

ただし、大きな道路が近いため、深夜まで大型車の走行音が聞こえてきますが、眠れないほどではありません。

新鮮な食材が並ぶ!充実の直売所「テント」


道の駅しょうなんの直売所「テント」

道の駅しょうなんの最大の魅力は直売所「テント」です。

傾斜のある巨大な建物は無骨を感じさせながら、湖畔の景色に溶け込んでいて素敵です。

道の駅しょうなんの直売所「テント」

また大きな軒下は陽射しや雨から来場者を守ってくれる優しい設計の建物です。

「テント」で販売される食品

テント内の売り場は667㎡あり、毎日100種類以上の農産物や地元の加工食品が売られています。

テントで販売されている野菜

オススメはやはり新鮮な野菜たちです。

季節ごとに旬の野菜が手頃な価格で提供されており、生産農家さんの紹介もあります。

食の楽しみも満載!飲食店エリア「つばさ」


レストラン棟「つばさ」には、和洋のレストランやベーカリーがあり、期間限定のチャレンジレストランもあるため、いろいろな料理をゆったりと楽しめる雰囲気になっています。

道の駅しょうなんのおすすめアイス「木村ピーナッツ」

寅造のおすすめは「木村ピーナッツ」のピーナッツソフトクリームです。

少しクセがあり濃厚で、大人向けのソフトクリームは絶品です。

チャレンジレストランで食べられるもつ煮込みと唐揚げ定食

また、チャレンジレストランで食べたもつ煮込みと唐揚げ定食も満足度が高かったです。

「道の駅しょうなん」周辺のおすすめスポット


ゆったりまったりできる温泉施設


道の駅しょうなん付近の手賀沼観光リゾート 天然温泉 満天の湯

手賀沼、そして道の駅しょうなんに来たら、必ず立ち寄るのが「手賀沼観光リゾート 天然温泉 満天の湯」です。

道路を挟んで湖畔沿いに並び立つ日帰り温泉には、9種のお風呂とサウナ・水風呂があり、そのうち露天風呂3カ所は源泉かけ流しとなっています。

温泉以外にも岩盤浴やリラクゼーションがあり、レストランも充実しています。

休憩コーナーも広くゆったりと過ごせるため、夏の暑い日や冬の寒い日には、夜の車中泊前にここでのんびりと癒やされるのも良い感じです。

手賀沼観光リゾート 天然温泉 満天の湯
住所:千葉県柏市箕輪新田68−1
営業時間:9時〜24時(最終受付23時)
館休日:毎月第3木曜日
料金:【平日】大人(中学生以上)860円、小人(3才以上)490円、岩盤浴(中学生以上)550円【土・日・祝】大人(中学生以上)970円、小人(3才以上)550円、岩盤浴(中学生以上)660円
詳細はこちら手賀沼観光リゾート 天然温泉 満天の湯



手賀沼湖畔のおすすめスポット


道の駅しょうなんに隣接する農家直営野菜レストラン「SHONAN」

道の駅に隣接する農家直営野菜レストラン「SHONAN」は、新鮮な地元野菜のサラダバーが人気。

土日は行列ができるため、平日がおすすめです。

平日限定の「野菜食べ放題ONEドリンクセット ¥1,760」が嬉しいポイント。

湖畔の土手を眺めながら食事を楽しめます。

手賀沼湖畔

時間があれば、手賀沼湖畔をのんびり散策するのもおすすめです。

手賀沼湖畔のスワンボート

スワンボートを眺めたり、トンボや蝶が舞う季節を感じたりできる素敵な場所です。

まとめ


道の駅しょうなんの入り口

こちらの道の駅は、車中泊をしている車もよく見かけ、施設には「車中泊禁止」の掲示ありません。

車中泊が可能な貴重な場所ですので、施設のルールを遵守して快適なバンライフを楽しみましょう。

また、道の駅の目的である「交流」も大切に、美味しい買い物をしたり、体験イベントに参加されてみてはいかがでしょう。

二代目穴熊寅造

趣味の週末車中泊旅&キャンプをこじらせて2023年4月13日にアパートを引き払い、車上生活メインの暮らしにシフト。車中泊で行った知らない街での呑み歩き、浜辺や河原でのアウトドア呑みを楽しみながら、おもに関東をフラフラしています。DIYやガチキャンプは苦手ですが、少しづつチャレンジしようかと画策中。