神奈川車中泊スポットまとめ|車上生活2年で「行って良かった」場所

車上生活も気づけば2年が経過しました。
今回はその振り返りとして、「神奈川編」をお届けします。
車中泊スポットはこれまでに30カ所以上を巡ってきました。
週末に三浦半島を拠点に車中泊旅をしていたら、いつの間にか借りていたアパートに帰らなくなり、思いっきって引き払ったのが2023年4月のこと。
以来、バンライフ=車上生活が本格的にスタートし、今では完全に日常になりました。
今の生活では、「どこで過ごすか」がとても重要な日々です。
「どこでも過ごせる」という自由と「どこで過ごすと快適か?」という悩み。
そのトレードオフがストレスでもあり、楽しみである筆者(以後、寅造)です。
神奈川車中泊スポットはどんな場所?
神奈川県には、魅力的な車中泊スポットが数多く点在しています。
海辺で波の音を聞きながら過ごすスポット、湖畔や河原で自然を満喫できるキャンプ要素の多いスポットから、横浜・川崎といった都市部での街泊や、臨海公園でのゆったりした滞在など、シーンに応じて選べるのが魅力です。
寅造は、三浦半島を拠点に、横浜市金沢区や東京都大田区で仕事をしているため、とくに海沿いのエリアでの車中泊が多め。
海辺の車中泊なら
湘南や三浦半島は、海辺での車中泊スポットがとても充実しています。
それも波音が心地よく聞こえる場所や、車内から海を眺めながら過ごせる贅沢なロケーションもあり、まさにごきげんな時間が楽しめます。
夏場は、日が落ちると海風が心地よく過ごせるのも魅力です。
和田長浜海岸駐車場(オフシーズン:無料/オンシーズン:有料・夜間利用不可)

寅造お気に入りのNo.1スポットが「和田長浜海岸駐車場」です。
広い駐車スペースがあり、海辺に面しているので、砂浜で焚き火やバーベキューを楽しめるのが魅力。
※オフシーズンは24時間無料ですが、夏のオンシーズンは有料化され、夜間利用ができなくなります。
事前に公式HPで確認しておくことをおすすめします。
詳しい紹介記事はこちら
基本情報
・住所 横須賀市長井2-3872-61
・料金 無料(オフシーズンのみ)
詳細はこちら▷三浦YMCAグローバル・エコ・ヴィレッジ
湘南海岸公園西部駐車場(有料)

みんな大好き憧れ湘南海岸で車中泊するならここ。
海岸公園の駐車場なので、トイレがあり、コインシャワーもあり快適です。
さらに半地下構造で屋根付きのため、雨の日でも安心して利用できます。
詳しい紹介記事はこちら
場所:藤沢市鵠沼海岸1丁目17−24
料金:7・8月の全日30分/260円、最大料金(入庫後24時間まで)/3,000円、その他の月30分/210円、最大料金(入庫後24時間まで)/1,600円
駐車台数:325台
交通アクセス:国道134号沿い湘南海岸公園中程
詳細はこちら▷湘南なぎさパーク
下浦海岸第1駐車場(有料)

三浦海岸のど真ん中にある有料駐車場です。
目の前に海が広がるオーシャンビューで、海を眺めながら車中泊が楽しめます。
浦賀水道に面しており、水質も悪くないのでマリンスポーツを楽しむ方には最適なスポットですね。
周辺にはコンビニや100円ショップがあり、京急三浦海岸駅も近いため、駅周辺のスーパーや飲食店も利用しやすい便利な立地です。
※料金の詳細はこちら
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基本情報
・住所:三浦市南下浦町上宮田字芝原1096番12ほか
・料金:普通車
1~6月・9~12月:平日500円/回(日を跨ぐと2回)、土日300円/時(当日最大24時まで1,200円)
7~8月:全日400円/時(当日最大24時まで1,200円)
※土日、オンシーズンは料金が大きく違います
詳細はこちら▷神奈川県道路公社 HP
県立立石駐車場

三浦半島・秋谷海岸にある駐車場で、相模湾のすぐそばに位置する絶景スポットです。
波が高い日には越波するほど、海の真上にいるようなロケーションで、迫力満点の海景色が楽しめます。
とくに、相模湾越しに眺める富士山や、海に突き立つ大岩「立石」は必見。
風光明媚な景観が魅力で、車内からでも自然を満喫できます。
※24時間営業(9月〜6月のみ)
詳しい紹介記事はこちら
基本情報
・住所: 横須賀市秋谷3-5
・料金:無料(オフシーズンのみ)
詳細はこちら▷横浜市観光情報 HP
湖畔・河原の車中泊は
神奈川の丹沢エリアは、車中泊のメッカとして知られています。
緑が豊かで、夏でも比較的過ごしやすく快適に過ごせるのが魅力です。
また、都市部よりも気温が下がるため、涼しく眠りやすい環境。
さらに、冬には満天の星空が楽しめるスポットとしてもおすすめです。
中津川河川敷(田代)

中津川河川敷には無料オートキャンプが楽しめるスポットが何カ所かありますが、とくにおすすめなのが「田代」です。
隣接する運動公園のトイレが利用でき、広々としたスペースには多くのオートキャンパーが集まります。
また、テント泊の利用者も多く、週末にはまるでテントの見本市のように、さまざまなテントやキャンプスタイルを見るのも楽しいです。
詳しい紹介記事はこちら
住所:神奈川県愛甲郡愛川町田代
詳細はこちら▷愛川町役場HP
千代の沢園地駐車場(丹沢)

丹沢湖の湖畔にある、山深い場所にある園地駐車場です。
周囲には民家や施設がなく、訪れるのは釣り人やトレッキング客を見かける程度で静かな時間を過ごせます。
園地にチェアを出してぼんやり過ごすだけでも、心が落ち着きリフレッシュできます。
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住所:神奈川県足柄上郡山北町神尾田施設
アクセス:国道 246号線を御殿場方面に左折、東名酒匂川大橋下を通り、清水橋を右折して約10分。
駐車可能台数 約23台
混み具合 桜、紅葉などのオンシーズンは混みます。
詳細はこちら▷山北町環境整備公社
横浜、川崎臨海部の車中泊
神奈川県の中心地である横浜・川崎エリアにも街泊向きの車中泊スポットが点在しています。
街歩きを楽しめる鶴見や山下、釣りが楽しめる臨海公園などバラエティー豊かなエリアです。
シンコウパーク鶴見橋駐車場

横浜・鶴見区の潮田エリアは、ドラマ「ちむどんどん」の舞台にもなった地域で、いまも沖縄料理やブラジル料理の店が多く残る沖縄・中南米グルメエリアです。
このエリアには、鶴見橋近くに24時間利用可能な公衆トイレがあり、周辺にはコインパーキングも充実。
街泊をしながら、鶴見ならではの街歩きを満喫できます。
詳しい紹介記事はこちら
住所:横浜市鶴見区潮田町1丁目7-5
料金:
・全日 8:00~22:00 40分¥200
・全日 22:00~8:00 60分¥100
・最大料金 全日 12時間以内¥800(打止)
詳細はこちら▷HP
山下公園駐車場

横浜の超人気観光地「横浜中華街」に近い山下公園駐車場は、屋根付きで雨天時も安心して利用できるのが魅力。
駐車場に隣接した公園トイレもあり、設備面でも快適です。
徒歩圏内には横浜中華街や元町があり、街歩きやグルメを楽しむ拠点として最適です。
※週末は最大料金設定がないので要注意です。
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住所:横浜市中区山下町279
料金:【普通車】平日30分260円、当日最大(0時~24時):2,080円
詳細はこちら▷横浜市緑の協会
金沢水際線緑地駐車場

長い防潮堤が24時間解放されており、釣り人にも人気のスポットです。
駐車場は有料ですが、広々としていて路面もキレイに整備されており、新しい施設なので快適に過ごせます。
隣接する休憩所は24時間解放しているトイレがあり、さらに冷暖房完備の休憩室も利用可能。
早朝から夜遅くまで使えるため、海を眺めながらのんびり過ごしたり、PC作業をするのにも最適です。
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住所:神奈川県横浜市金沢区福浦2丁目
料金:00:00〜24:00 60分/300円
最大料金【全日】最大料金入庫後24時間以内600円※最大料金は繰り返し適用。
営業時間:24時間
駐車台数:254台
詳細はこちら▷横浜市役所HP
川崎東扇島西公園駐車場

工場夜景好きや釣り人に人気の車中泊スポットが、この川崎東扇島西公園駐車場です。
護岸エリアは釣り人に解放されており、川崎港の運河や幻想的な工場夜景を眺めながら過ごせるのが魅力です。
詳しい紹介記事はこちら
住所:川崎区東扇島94番地1
駐車料金:
・普通車、料金(1日1回1台)
・3時間未満:200円
・3時間以上5時間未満:400円
・5時間以上8時間未満:600円
・8時間以上 800円
西公園第1駐車場:収容台数71台(身障者駐車場2台含む)
第2駐車場:収容台数101台(身障者駐車場5台含む)
詳細はこちら▷川崎市役所HP
入船公園駐車場

鶴見線沿線で街歩きを楽しむなら、入船公園駐車場が便利です。
都市部にありながら緑が多く、公園内でチェアリングをしてのんびり過ごすのもおすすめ。
さらに、鶴見線沿線にはレトロ感漂う立ち飲み屋も点在しているので、散策ついでに立ち寄る楽しみもあります。
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住所:横浜市鶴見区弁天町3-1
料金:2時間300円、以降20分ごと50円(上限設定なし)
収容台数:約50台ほど
詳細はこちら▷入船公園HP
その他
宮川公園駐車場

海のイメージが強い三浦半島ですが、宮川公園駐車場はキャベツ畑に囲まれた丘の上に位置する、とても静かで落ち着いたスポットです。
目の前には風力発電の大きな風車があり、迫力ある景観を楽しみながら過ごせます。
そして、夜は街明かりが少なく、星空の天体ショーを楽しめます。
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住所:神奈川県三浦市三崎町六合1847-3
詳細はこちら▷三浦市観光協会HP
道の駅きよかわ

寅造お気に入りの道の駅「きよかわ」です。
こちらは広い駐車場があり、道の駅の売店はもちろん、隣にはドラッグストアもあるため非常に便利ですね。
さらに、車ですぐ行ける村の共同浴場があり、丹沢の水を使った心地よい湯に浸かることができます。
詳しい紹介記事はこちら
住所:神奈川県愛甲郡清川村煤ヶ谷2129番地
施設内容
営業時間:道の駅10:00~18:00、お食事処10:00~15:30(15:00ラストオーダー)
※土日祝のみ10:00~16:30(16:00ラストオーダー)
24時間利用可能:トイレ、駐車場、休憩室
電話番号:070-1316-9184
休館日:1月1日〜1月3日
駐車可能台数:第1駐車場 59台
(※売店横の第二駐車場も15台駐車可能ですが夜は閉鎖されます)
詳細はこちら▷道の駅清川
まとめ
寅造のホームグランドである神奈川は、海あり、山あり、街ありと多彩な地域です。
それにともなって、車中泊スポットのバリエーションも豊富。
まだ、訪れたことのない未開の地もあります。
今後もさらに神奈川の車中泊スポットを開拓&深堀りして、リアルなレポートをお届けしていきますので、ぜひ楽しみにしていてください。
※今回紹介した車中泊スポットは「車中泊禁止」などの掲示はありませんでしたが、車中泊する際には現地の表示やホームページなどを確認して、マナーを守って利用しましょう。