キャンピングカー
定番から意欲作まで!全長5m以下、標準ボディ ハイエース・バンコン10選
「バンコン」と呼ばれるバンベースのキャンピングカーにおいて、ひときわ存在感を放つトヨタのハイエース。
一般的にボディサイズが大きいほど多くの家具・家電を搭載でき、居住性は高くなりますが、最小サイズの標準ボディ ハイエースは、そのコンパクトさを補って余りある実用性を誇ります。
DUCATOバンコンの隆盛や、ハイエース本体の入手困難はありますが、根強い人気を保っていると言えるでしょう。
今回の記事では過去にDRIMOでご紹介したモデルや、最新のキャンピングカーショーで実車を見られるモデルを中心に、注目モデルをご紹介します。
標準ボディ(ナローボディ)ハイエースの魅力
ハイエースバンのボディサイズは全長(ロング・スーパーロング)×全幅(標準ボディ・ワイドボディ)×高さ(標準ルーフ・ミドルルーフ・ハイルーフ)の組み合わせで表現されます。
最小サイズを丁寧に書くと「ロングバン・標準ボディ・標準ルーフ」となりますが、ビルダーによっては単に「標準ボディ」と表記(標準ボディにはスーパーロング設定がなく、また特に断りがなければ標準ルーフという意味で)したり、通称の「ナロー」と呼んだりすることもあります。
ソーラーパネルなどの装備品がなければ、標準ボディ・標準ルーフは全長4,695mm×幅1,695mm×高さ1,980mm、標準ボディ・ハイルーフは全長4,695mm×幅1,695mm×高さ2,240mmが基本サイズ。
5mに満たない全長のおかげで、商業施設などの一般的な駐車マスに十分に収まります。
加えて標準ルーフを選べば、高さ2.1m制限の自走式立体駐車場を利用できるという利点もあります。
キャンピングカーにぴったりの広い荷室をもちながら、機動性も高く、通勤や買い物など1台2役で使いたい人にもおすすめ。
大きな駐車場を確保することが難しい、都市部在住のユーザーにも便利です。
なお、2025年12月現在、ハイエースの流通停滞は改善に至っておらず、ビルダーへのベース車両の入庫が不定期という情報もあります。
ビルダーによっては新規受付を停止している場合もありますので、その点だけご留意ください。
RVビックフット「スウィングN4.7」

RVビックフット「スウィングN4.7」は、その名のとおり全長4.7メートルのコンパクトサイズを活かしたオールラウンダー。
白が基調のすっきりした内装が印象的ですが、実はすぐに車中泊を始められるほどの装備が詰まっています。
FFヒーター、正弦波1500Wインバーター、冷凍室付き冷蔵庫、電子レンジなど、オプションとなることの多い電装品をあらかじめ標準装備。
家具のレイアウトでは、車外に出なくても展開できるフロアベッドが特徴です。
悪天候時も重いシートに苦戦することなく、スマートにレイアウトを変更できます。
価格は税込・諸経費別で7,570,560円~となっています。
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過去記事はこちら▷【車を降りずにベッド展開が完結!RVビックフットの標準ボディ・ハイエース「スウィングN4.7」】
かーいんてりあ高橋「RELAX WAGON KAKUKAKU(リラックスワゴン カクカク)」

かーいんてりあ高橋の「RELAX WAGON KAKUKAKU(リラックスワゴン カクカク)」は、ガレージハウスをモチーフとした個性派バンコン。
スライドドアを開けると登場する工具棚や、好きな小物でアレンジできるマグネットパネルなど、わくわくするようなギミックが満載です。
内装には木のラフな質感が伝わるOSB合板やライティングレールをあしらい、インダストリアルな雰囲気に仕上がっています。
市販の照明を取り付けたり、プロジェクターをつないだり、オーナーによるアレンジの余地も多く残されています。
“無骨すぎず、甘すぎず”……大人のための秘密基地のような意欲作です。
価格はDX GLパッケージで税込6,765,000円~となっています。
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過去記事はこちら▷【まるで大人のための秘密基地!リラックスワゴンの新機軸「KAKUKAKU」で趣味を極める】
カトーモーター「ロングトレイン(標準ボディ)」

カトーモーターの「ロングトレイン(標準ボディ)」は、“シンプルかつコンパクト”を追求したロングトレインの標準ボディ版。
ハイルーフが採用され、ナローサイズながら圧迫感のない広々とした印象を与えます。
縦方向のロングシートを基本としたレイアウトは、視線が奥に抜けてすっきりした雰囲気。
余分を削ぎ落としたシンプルな構成ですが、木のぬくもりを感じられる家具が美しく、細部に宿る上質感はさすがです。
多くの定番モデルをブラッシュアップしてきた経験に裏打ちされており、安心感や安定感を求めるユーザーには特におすすめできます。
価格は税込6,229,300円~となっています。
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過去記事はこちら▷【運転しやすいサイズが嬉しい、カトーモーターの標準ボディ「ロングトレイン」】
キャンパー鹿児島「BANKONG(バンコング)」

キャンパー鹿児島「BANKONG(バンコング)」は2025年のニューフェイス。
秘密基地がイメージされ、ワイルドな雰囲気をまとう車中泊仕様車です。
シンクやコンロなどのギャレー設備はありませんが、12V車載用クーラーを標準装備し、就寝環境は万全。
電源システムにはEcoFlow(エコフロー)の強力なポータブル電源を採用し、持ち込んだ家電も不自由なく使えます。
より本格的に車中泊を楽しみたい人には、FFヒーターやテレビなどのオプション品も用意されています。
たくさんの遊び道具を積んでアクティブに動きたい人にぴったりの4ナンバーモデルとなっています。
価格はガソリン2WDで税込6,150,000円~となっています。
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過去記事はこちら▷【【2025年新モデル取材】クーラー標準装備で615万円!ハイエースのキャンピングカーで普段使いも!キャンパー鹿児島 BANKONG】
グリーンハンズ「KOKUA mini(コクアミニ)」

グリーンハンズ「KOKUA mini(コクアミニ)」の特徴は、標準ボディ・ハイルーフの天井高を活かした二段ベッド。
ナローサイズのハイエース・バンコンでは、目的地に到着してからフロアベッドを展開するのが一般的ですが、特に悪天候時は荷物の移動やシート操作に苦戦することも少なくありません。
「KOKUA mini」では(乗車人数にもよりますが)常設ベッドも実現します。
電子レンジや冷蔵庫を標準装備するほか、天井エアコンやソーラーパネルなどのオプションもあり、フル装備のキャンピングカーに仕上げることもできます。
価格はガソリン2WDで税込5,256,600円~となっています。
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過去記事はこちら▷【標準ボディ・ハイエースに二段ベッドを搭載した「KOKUA.mini」でペットと一緒に車中泊】
レクビィ「SOLAN(ソラン)標準ボディ」

レクビィの「SOLAN(ソラン)」シリーズは、ペットと一緒に快適に旅することを目的とした人気モデル。
標準ボディ、ワイドボディ、スーパーロングサイズのキャンパー特装車など、さまざまなボディサイズで製作できます。
ベッドマットやシートなど、ペットが過ごす場所には摩擦や爪のひっかきに強い生地を採用。
車内の温度管理が必須となるペットのため、家庭用エアコンを標準装備します。
センターコンソールにペットベッドを設けるなど、アレンジのバリエーションも豊富です。
温かみのある優しいカラーリングも特徴的で、ペットと過ごすかけがえのない時間を演出してくれます。
価格は標準ボディ・標準ルーフで税込7,854,000円~となっています。
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過去記事はこちら▷【エアコンもソーラーパネルも標準装備!水やひっかきに強いレクビィのソランでペットと旅を!】
ドリーム・エーティー「WalkⅢ」

さまざまなボディサイズから選べるドリーム・エーティーの「Walk」シリーズのうち、「WalkⅢ」はロング・標準ボディ・標準ルーフで作られたマルチパーパスビークル。
ファミリー仕様のType-Aなら乗車定員9名・就寝定員3名と、家族の送迎などにも活躍します。
シートを展開すると、車幅を最大まで使ったフルフラットベッドに。
シート展開時に邪魔になりがちなヘッドレストを天井に収納できるなど、細部への気配りにも注目したいです。
水道設備、遮光カーテン、サブバッテリーシステムなど基本的なものは標準装備。
このほか豊富なオプション品が用意されています。
価格はガソリン2WDで税込5,143,200円~となっています。
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過去記事はこちら▷【ハイエース標準ルーフで8ナンバー登録が可能になった!普段使いもしやすいドリーム・エーティのウォークⅢ】
CRAFT「C-style」

“渋く派手に”をうたうCRAFT(クラフト)「C-style」は、スタイリッシュな都市型のキャンピングカー。
小回りのきく標準ボディで街路や立体駐車場に対応するだけでなく、内装も都会的でシャープな雰囲気に仕上がっています。
有名ブランド「Ribaco(リバコ)」のファブリックを採用するほか、LED照明内蔵のオープンラックなど、ホテルライクなインテリアは必見。
床には5cm刻みでシートを移動できるロングスライドレールが配置され、車内後部に広大なカーゴスペースを生み出せます。
デザイン性の高いキャンピングカーを求めている人には特におすすめできます。
価格はガソリン2WDで税込5,946,000円~となっています。
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過去記事はこちら▷【旅にも暮らしにも!クラフトのスタイリッシュな都市型ハイエース・バンコン「C-style」】
東和モータース「Zelt CP(ツェルト CP)」
東和モータース「Zelt CP(ツェルト CP)」は、コンパクトな標準ボディにポップアップルーフを架装したキャンピングカーです。
ツェルトの特徴である常設リアベッドを継承し、標準ボディでありながら大人4名・子ども2名の就寝定員を誇ります。
ダンパーでポップアップルーフを跳ね上げると、昼間は大人が立てる天井高に。
夜には防寒性の高いテント生地に囲まれた220cm×117cmサイズのルーフベッドになります。
サブバッテリーシステム、冷蔵庫、水道設備などは標準装備。
価格はガソリン2WD・DXグレードで税込6,028,000円~となっています。
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OMC「narrow銀河(ナローぎんが)」
OMC「narrow銀河(ナローぎんが)」は、標準ボディのハイエースには珍しい2ルーム仕様が特徴。
扉で区切られた完全個室のマルチルームがあり、車中泊のトイレ問題を解決します。
公共のトイレを使うので車内トイレは不要という人も多くいますが、悪天候時に車外に出なくてよかったり、駐車場所を決めるのにトイレとの距離を考慮しなくてよくなったりと、旅の自由度が格段にアップします。
二人用の対座ダイネットと常設二段ベッドにより、ひとり旅や夫婦旅ならシートアレンジなしで車中泊が可能。
オプションで家庭用クーラーの搭載もできます。
価格はガソリン2WDで税込6,240,000円~となっています。
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まとめ
小回りのきく5m未満の全長を基本とし、高さに関しては標準ルーフ、ハイルーフ、ポップアップルーフとバリエーションを広げてご紹介しました。
標準ボディ ハイエースの長所は、なんといっても行き先を選ばないこと。
8ナンバー区分であっても、架装によっては普通乗用車と変わらない見た目となり、混雑する市街地にもすっと溶け込みます。
フェリー料金や、大型車が区別される観光地の駐車場などでも恩恵を感じることがあるでしょう。
コーナーセンサーなどのサポート機能を活用すれば、運転に苦手意識のある人にも一考の余地があります。
流通状況については注視が必要ですが、多くの用途にマッチするユースフルなモデルです。


