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床下収納

キャンピングカー暮らしの夫婦が、副反応でヘロヘロに。どうやって乗り切った?




副反応が出たとき「あって良かった」と痛感した装備


ワクチン接種後、出るかな出ないかなと思っていたら、夫婦二人ともしっかり副反応が出ました。

状態としては、腕の痛みは我慢できるものの、微熱なのに頭を潰されるような頭痛が続きました。

さらに頭痛から吐き気も催し、悪寒がして、ダルくて、この数日間が私たちにとっては“魔の時間”となりました。

そんなときに「あって良かった」と痛感した装備を紹介すると、

① 冷蔵庫


自宅に住んでいるなら当たり前にある家電の代表・冷蔵庫。

キャンピングカーに住んでいる私たちにとって、ワクチンの副反応で体調不良になったとき、これほどありがたかった装備はありません。

今回、接種後の副反応に備えて飲み物だけでなく、食料も多めに購入して冷蔵庫で保存。

特に私の場合、副反応で食欲がないけれど体力維持のために何か食べたほうがいいとき、冷蔵庫で冷やしてあったゼリーとプリンに助けられました。

キッチンに立って一から調理する気力はない、買い物に行く元気もない。

そんな状態になるかもと予想していたので、日持ちして、すぐに食べられる食料を前もってストックしておいて正解でした。

② 車載用冷凍庫


車載用冷凍庫

キャンピングカー備え付けの冷蔵庫とは別に、車載用冷凍庫を導入しています。

導入した理由は、備え付けの冷蔵庫だと冷凍機能が不十分で、アイスなどが少し溶けてしまうからです。

車載用冷凍庫にはアイス・保冷剤を入れており、食欲減退のタイミングにはアイスに助けられましたし、保冷剤は注射した箇所が痛んだ時に患部を冷やすのに大活躍しました。

③ トイレ・シャワー


トイレシャワー

わが家のマルチルームはトイレ・シャワー完備です。

これがとってもとっても、助かりました!

現在友人宅の駐車場でキャンピングカーライフを送っていますが、

“もしトイレがないキャンピングカーだったら”
“もしいちいち友人宅のトイレを借りに行っていたら…”

と考えると、かなり不自由だったと思います。

そしてシャワーの存在も大きかったです。

夫は副反応で悪寒と微熱が続き、体中が痛くなる日がありましたが、このとき、シャワーで体を温めたら楽になりました。

微熱でダルい体、少し動くのも億劫だったので、車内にトイレ・シャワーがあって助かりました。

④ シンク


シンク

シンクは普段から調理・洗い物の他に、洗顔、歯磨きなど、生活で水を使う場面で大活躍しています。

シンクがない車両の場合は、車外の施設の水道を使うしかないと思いますが、副反応に苦しんでいたとき車外に出て何かをする気力はありませんでした。

トイレとシャワー同様、車内に水回りの設備がそろっているというのは、体調不良のときに本当に便利だと思いました。

⑤ 電気ケトル


「食欲がないけど解熱剤は飲みたい。何かお腹に入れたい!」という時に、粉末のスープ類にも助けられました。

トイレに起きた時に、ついでにケトルのスイッチをオン。

ゆっくりトイレをして汗をかいたシャツを着替えているうちにお湯が沸くので、カップスープをお腹に入れていました。

サブバッテリーなどの電源設備があることが大前提ですが、電気ケトルは持っていてよかったです。

⑥ 電子レンジ


電子レンジ

元気なときは自分で調理したものを食べるようにしていますが、副反応でけっこうヘロヘロになった今回は、わが家としては珍しく冷凍食品に頼ることになりました。

キャンピングカーライフを始めて以来、初の冷食です!

特に、麺とスープだけの冷凍うどんとそばに助けられました。

しんどい最中でも「最近の冷食っておいしいんだな」と感心しました。

⑦ FFヒーター


ワクチン接種したのはまだ汗ばむ季節でした。

そんな季節にFFヒーター?と思われるかもしれませんが、悪寒に悩まされて、FFヒーターを稼働。

シャワーで体を温めたら楽になったので、FFヒーターもいけるのでは?と思い試してみました。

経口補水液も飲んで水分を普段より多く摂取して、FFヒーターで車内を暖めて汗をかいたら楽になりました。

⑧ ベッド展開しなくていいバンクベッドと、寝起き後すぐにダイネットで食事と取れるレイアウト


ダイネット

私たちのキャンピングカーには、寝床が3カ所あります。

普段は夫婦2人が横並びに寝られるバンクベッドで就寝しています。

普段は何気なく寝ていますが、

バンクベッド

副反応でダウンしてグダグダになっている間、このバンクベッドがありがたい存在であることにあらためて気づかされました。

その理由は、

✔︎ベッド展開しなくて寝られる
✔︎ベッドをしまわなくてもダイネットで飲み食いできる
✔︎そしてまたベッド展開しなくてもすぐ寝られる

平時に楽ができるということはつまり、辛い時にも助かるということです。

キャンピングカー生活でも、コロナ禍の困難を乗り越えられた


リアルなバンライフでのワクチン接種は、やはり家と比べても遜色のない設備がそろっているキャンピングカーだから乗り越えられた、としか言いようがありません。

フル装備のキャンピングカーは中古でも価格は高いですが、そこで暮らして毎日使っていれば元が取れる設備投資だったと自負しています。

購入時にこだわりを持って一切妥協せずに「これしかない!」と思える一台を選択したからこそ、このコロナ禍でも快適にキャンピングカーライフを送れていると思います。

※この記事はワクチン接種を無理に促すものではありません。接種するかしないかの選択は各人にあると考えています。
また、ワクチン接種をしたからもう自分たちは安全だと言うつもりもありません。現在、私たちはキャンピングカー旅を中断しており、これからも状況が落ち着くまで当面の間は再開しません。