車中泊×登山を楽しむための最低限のルール

【入門編】車中泊×登山を楽しむための最低限のルールをベテランが解説



快適な車中泊と登山を楽しむために


近年のアウトドアブームの影響もあり、手軽に自然を満喫できる車中泊や登山を楽しむ方も増えてきました。

とはいえ、車中泊と登山を合わせて経験したことがない方は、車中泊で気を付けておくべきポイントや注意点について知らない人も多いようです。

違反ではないものの、ルールを知らないまま車中泊・登山をしていて、気付かないうちに周りの迷惑になっていた…なんていう失敗は避けたいですよね。

そこで全国各地で車中泊と登山を楽しんでいる筆者が「車中泊と登山を楽しむための最低限のルール」を具体的に解説。

筆者が実際に遭遇した迷惑行為なども紹介していきます。

最後まで読めば車中泊と一緒に登山を計画している人も快適に車中泊と登山での時間が過ごせるようになるはずです。

車中泊と登山をあわせて楽しみたいという方はぜひ参考にしてみてください。

車中泊と登山は相性抜群のアクティビティ


登山 車中泊 ルール

はじめに車中泊と登山の相性がいい理由について簡単に解説していきます。

たとえば、ホテルなどに宿泊をしてから登山をする場合にはチェックインの時間やチェックアウトの時間、さらには食事の時間などが決められていて旅のプランが制限されてしまうことも考えられます。

しかし、車中泊であればチェックインや食事の時間も気にする必要がありません。

登山の工程に合わせて自由にプランを設定できるため旅の調整が簡単であることが車中泊と登山の相性がいいと言われる一番の理由です。

また、車中泊であれば登山に使用しない道具やかさばる衣類を車内に置いて身軽に登山を楽しむこともできます。

なるべく登山には最小限の荷物で出かけたいという人も多いので車中泊ならそれが可能と言うことです。

もちろんホテルによっては荷物を預けることもできますが、登山の後にホテルに戻らなければいけない、ホテルまでの往復の費用が掛かってしまうなどの負担も増えてしまいます。

登山口の近くに車を停めて車中泊を楽しむスタイルであれば時間の制約もなく、自由に旅のプランを考えられ、さらには必要のない荷物を車内に置けるといったメリットが車中泊と登山の相性が抜群と言われる大きな理由でしょう。

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