旅する車中泊仕様車!!スタッドレスタイヤ?それとも滑り止め?
自分にとってベストな組み合わせをシミュレーションしてみた
雪山に行かなくなって以降、キャラバンのスタッドレスタイヤの新品を買っても必要性と照らし合わせると全く金額的に見合わないので、キャラバン用にはホイール付きの中古のスタッドレスをヤフオクで買ったことがある。
無論中古だから新品より使用できる期間は短かったが、それでもホイール代や工賃なども含めて1年あたりの出費を計算すると、新品を買うよりは安くついた。
しかし、結局スタッドレスの恩恵にあやかることなどほぼないまま、そのタイヤは年数的に寿命を迎えた。
また、バモスを譲り受けた際にスタッドレスタイヤも付いてきたので、雪が降ったらバモスに乗れば良い(軽トラで使っていたチェーンもあるし)と思い、その中古タイヤが寿命を迎えて以降、キャラバンにはスタッドレスタイヤを履かせていない。
そして、バモスのスタッドレスも年数的に寿命を超えてしまった(製造から5年以上経過してしまったので、溝はまだ残っているけどもう履きたくない)ので、今年の冬は2台ともスタッドレスを履いていない。
しかし、車が2台ありながら、どちらもスタッドレスを履いていないのもなんとなく心許ない感じがする。
冬でも遠出をする機会が多いのはキャラバンなので、スタッドレスを新調するとしたらキャラバンとも思うのだが、キャラバンのタイヤはバモス用よりかなり値が張る。
かなりの価格差だ。
ここで付け加えておくと、こんな時にも軽自動車は税金などが安いだけでなく、タイヤも含めた消耗品が安いという凄く大きなメリットがあることに気付かされる。
今年はキャラバンのタイヤを交換する時期でもあるで、色々な組み合わせのパターンを考えてみたのだが、房総半島南部に住んでいて雪山に行く機会もない私が「夏タイヤ+スタッドレスタイヤ+何かしらの滑り止め」ではやはりどう考えても割に合わない。
そこで思いついたのが、キャラバンにはオールシーズンタイヤを履かせてしまうことだ。
オールシーズンタイヤは、もちろん雪道での性能はスタッドレスより劣り、凍結路面ではスタッドレスよりかなり劣り、乾燥路面での性能は普通の夏タイヤより若干劣る部分もあるようだ。
性能的に中途半端なようではあるが、もちろん夏タイヤより冬の道路にはずっと強いし、高速道路の冬用タイヤ規制があってもスタッドレスと同じく通行可能だ。
そして、現在の私が積雪や凍結路面に遭遇するのは年間の全走行のうちのせいぜい1~2%だ。
ならば、オールシーズンタイヤで不安な状況では滑り止めを装着すれば良いだけだ。
そして、スタッドレスがウェット路面に弱いのに対して、全てがそうかは知らないが、調べたところ少なくともDUNLOPの商用車用のオールシーズンタイヤは普通の夏タイヤよりウェット性能が高く、耐久性も普通の夏タイヤより高いとある。
他で若干劣る部分があったとしても、このどちらも私にとっては非常に大変ありがたく感じることだ。
https://tyre.dunlop.co.jp/tyre/lineup/allseason/va1/
そして価格を調べたら普通の夏タイヤよりは高いが、スタッドレスタイヤより安いようだ。
それなら、
• バモス:このまま夏タイヤのみ +金属チェーンとバイスソック(どちらも既に持っている)
• キャラバン:DUNLOPの商用車用のオールシーズンタイヤ +金属チェーンとオートソックかバイスソック(どちらも新調)
これが私にとっては最も合理的な組み合わせなのではないかという結論に達した。
これが誰にでもベストな選択肢でこれを他人に薦めようとも思わないが、今年はこれでやってみようかと思っている。
転ばぬ先の杖ならぬ、滑らぬ先のチェーン
雪の滅多に降らない地域で雪が降ると、スリップ事故や立ち往生が多発する。
スタッドレスタイヤよりまずは滑り止めの携行は必須だ。
毎年雪が降って東京が大パニックになっている様子の映像などを見ると、懲りないよなあと思いながら、いっそチェーンなどの滑り止めの携行は義務化してしまえば良いのではないかと思ってしまう。
点検や必要な装備の携行は怠らず、安全運転を心がけましょう。