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片付けが得意な筆者が「整理整頓が苦手な人」に車中泊旅をおすすめする、その理由とは

アイキャッチ

車中泊仕様にDIYカスタマイズした、わが家のバン車内の写真。

きれいに撮影できた時などはうれしくなって、SNS等にアップすることがよくあります。

そのたびに「すっきりしていて羨ましい」「家もきれいなんだろうな」と言われることが多いのですが、実際に車中泊されている方にお話を聞いてみると、多くの方が狭い車内の整理整頓にかなり苦労をされているようです。

実は筆者も、10数年前まで部屋の中はいつもぐっちゃぐちゃ、テーブルの上にはDMや子供のプリント類などが散乱している状態で、テレビ番組のお片付けコーナーに出演し、自宅をプロに片付けてもらったこともあるほど整理整頓が苦手でした。

しかしインテリア好きということもあり、長い時間をかけて色々と勉強し試行錯誤した結果、自宅もバン車内のように無駄なものがなく、整理された状態を保つことができているんです。

そこで今回の記事では、整理整頓が苦手な方にこそ車中泊旅を体験してほしい!

筆者がそう考える理由や、車中泊をすることで体感することができる効果などをご紹介していきたいと思います。

すっきりと整理整頓されていれば、自宅も車内もかなり過ごしやすく居心地の良い空間となります。

お片付けが苦手な方、どうがんばっても部屋が散らかってしまう、と悩んでいる方は、ぜひ記事をチェックしてみてください。

最初は荷物でごちゃごちゃ・・・繰り返すことで少しずつコツを掴める!


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「車中泊の旅」で必要な荷物は、実際にはどのくらいあると思いますか。

車内で寝るためのマットレスや布団、寝袋、着替えの衣類、お風呂に入るためのタオルや洗剤類、自炊するなら自炊するための調理器具や食器類、ポータブル電源などが最低でも必要となります。

これ以外にも、車内で仕事をするならパソコンやポケットWi-Fi、ゲームが好きなら携帯ゲーム機、本や雑誌、コーヒーグッズなど、個々に別途必要なものがあり、かなりたくさんの荷物が必要になるイメージがあるのではないでしょうか。

しかし、自宅と違い車内は広くないため、持っていくことができる荷物の量には限界があります。

あまり多くのものを車に積んでしまい、寝る場所がなくなって無理な体勢で寝てしまい、起きたら体が痛いなんてことも。

そのような失敗を何度かしながら車中泊を繰り返したのち、荷物を少しづつ減らしていった、という方も多いのではないでしょうか。

狭い車内に「本当に必要なものだけ」を積んで旅に出る=断捨離と同じ効果が!


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車中泊を何度も繰り返すことで、旅の最中に車内でよく使っているものと、車に積んでいるだけで全然使っていないものが明確にわかってくると思います。

使わない、必要がないとわかった荷物をどんどん車からおろしていけば、次の旅からは荷物が減り、車内がその分スッキリとして整理整頓がしやすくなるはずです。

そもそも「車中泊」は短い時間ではありますが、狭い車内で寝泊まりをし、生活をする必要があります。

車内で数時間〜半日以上の時間を過ごす必要があることから、実はもともと、あまり多くのものを持っていくことはできないのです。

少ない荷物しか持参せずそれだけで生活をすること。

それは家にあるものの中から必要がない、使っていないものをたくさん捨てる「断捨離」とほぼ同じ効果があるんです。

車中泊を繰り返すことにより「これは必要と思って持参したけどまったく使わなかった」「車中泊用に買ったけどいらなかった」という経験を何度も繰り返すうちに、本当に必要なものだけが車内に残り、次になにか購入するときには「本当に使うのか」「絶対に必要なのか」を吟味するようになります

そうやって所有するモノを吟味することは「片付けの基本」です。

車中泊をすることでその「基本」を自然に学ぶことができるのです。

自宅も車内も持っている「モノと収納」の数を減らすと劇的に片付けが簡単になる


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部屋や車内をいつも整理整頓された、すっきりな状態に保ちたいのなら、所有するもの厳選し、数を絞ることが大切になってきます。

必要と思ったり欲しいと思って買ったものであっても、自分が管理できる量を超えて持ってしまうことで部屋や車内が乱雑になり、片付けることが困難になります。

もので溢れかえった部屋や車内は「自分が管理できる以上のものを持ってしまっている」という証拠なのです。

そのため自分が管理できるだけの数に絞れるまで=がんばらなくても部屋が整理整頓しやすい状態になるまで、どんどんモノを捨てて数を減らしていく必要があります。

また「ものが多いなら収納スペースを増やせばいい」と考える方も多いかもしれませんが、大切なのは「所有するものが自分が管理できる量なのかどうか」です。

所有するものが管理できる量を超えている状態で収納スペースを増やしてしまうと、いったいどうなってしまうのでしょうか。

棚やケースなど収納が増えると、収納している場所が多すぎて何をどこにいれたのかがわからなくなります。

目的のものが見つけられなかった結果「家にあったはず」のものを追加で購入して同じものが家にたくさん、という状態に。

またなによりも収納スペースが増えるというのは収納するための棚やケースが増えるということですから、収納を増やして部屋に置いていくたびにどんどん部屋は狭くなっていきます。

そして狭くなった部屋にさらにものが増えていった結果、「荷物で足の踏み場もない」というような自体になってしまうのです。

荷物だけでなく収納や収納するためのスペースも、整理整頓が苦手な方ほど少ない方が良いです。

少ない収納から溢れ出たものは「自分では管理できない」と判断し、できるだけ処分してしまうのが1番だと思います。

次のページ⇨ さらに整理整頓のコツを紹介します!

車内でもモノの定位置を決める


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車内でも自宅でも、ものや収納を減らしたら次にするのはその「もの」の定位置=置き場所を決めることです。

細々としたものも「どこに収納するのか」をあらかじめ決めておく

そうすることで、使いたい時にサッと出し、使用後はすぐ仕舞うことができます。

特に車は移動のため走行する必要がありますので、狭い車内では出しっぱなしにすると走行中に車内でものが落ちたり動いたりして壊れてしまう可能性もあります。

置く場所・収納する場所を決めておけば、使い終わったら元の場所に戻す習慣ができますし、収納に入らないほどものが多い場合は「減らす」という判断ができるようになりますよ。

思い切って1週間程度、少ない荷物で車中泊旅に出てみる


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仕事をどのくらい休めるのかということにも直結するので「長い休みを取ることが難しい」ということもあると思いますが、できれば1泊〜2泊程度の車中泊からスタートし、慣れてきたら1週間〜1ヶ月程度の車中泊旅にでかけてみることをおすすめします。

車中泊旅の期間、基本的には「車内に積んである荷物だけで生活をしなければならない」という状況になるため、「本当に必要なもの」と「使わなかった、必要なかったもの」が、旅の間に明確に分かるようになってくるのです。

そうやって不必要なものを持たずに、少ない荷物だけを持って長い期間旅を続けることで「生きていくにはそれほど多くのものは必要ない」ことに気づくことができ、さらに所有欲や物欲といったものを手放すことができるようになっていきます。

もちろん「必要なもの」というのは個々の価値観により違いがあります。

生活に必要な着替えやスマートフォンだけでなく、車に積んだ本や雑誌、こだわりを持って購入したランタンなども「自分の旅や生活を彩るために必要なもの」と思えるのなら、本当に必要なものなのではないでしょうか。

大切なのは「あれもこれも」にならないこと

長く旅を続けたり何度も車中泊に出かけることで、自分にとって本当に必要なものや、そのモノ自体の本質を見極めることができるようになっていくのではないでしょうか。

車中泊で整理整頓のコツを掴んで、自宅もきれいにしてみよう!


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今回の記事では、整理整頓が得意な筆者がお片付けが苦手な方に車中泊旅をおすすめする理由や、車中泊旅で得られる効果などをご紹介しました。

狭い空間には持ち込める荷物の量が限られている、ということはすぐに理解していただけたかと思うのですが、実はある程度の広さのある自宅でも、同じことがいえるのです。

結局は「置いておくスペースがあるか」ではなく「自分で管理できる量であるか」が大事となってきますので、部屋が散らかっているという方は断捨離からスタートし、荷物を自分が管理できる量まで減らす必要があります。

ぜひ今回の記事を参考に、車中泊旅を続けながら車内の荷物を本当に必要なものだけに厳選し、整理整頓をしてみてください。

そして車内がすっきりとしていて居心地の良い空間となった後には、自宅も同じように少しづつ荷物を減らし、過ごしやすい空間づくりをしてみてくださいね。

haru.

フリーランスのwebライター&フード専門のフォトグラファーです。 中古35万円で購入したボンゴブローニイバンを夫婦で車中泊仕様にDIYし、夫の休日ごとに「休日バンライフ」を楽しんでいます。 車中泊やバンライフ、キャンピングカーでのおでかけをより楽しくするための情報をお届けしたいと思っています。