キャンピングカー・車中泊情報Webマガジン - DRIMO(ドリモ)

イベント

イベント

【イベントレポート】車中泊仕様車とレジャー用品が大集合 アソモビ2021 どうだった?

bardencasa

行ってきました!  出展しました!

先週の土日(10月16日、17日)に、さいたまスーパーアリーナで開かれた遊びとクルマの融合イベント「アソモビ2021」。

DRIMO編集部もアプリのリリースを記念して初出展しました

キャンピングカーショーとはひと味違う会場の様子を、振り返ってみたいと思います。

あらためて「アソモビ2021」って?


アソモビ場内1

正式なイベント名は「アソモビ2021 in Saitama」。

2018年と19年にカートラジャパンというイベントが幕張で開かれたのですが、今回イベント名をアソモビに改めて、実質3回目の開催でした(昨年は新型コロナの影響で未開催)。

クルマ旅をはじめとした「遊び(=アソビ)× クルマ(=モビリティ)」の総合展示会ということで、本格的なキャンピングカーはもちろん、車中泊やアウトドアレジャーにピッタリの車両、そしてアウトドアファッションにグッズのメーカーやブランドがずらり。

ファッションの展示も、ダナーのような世界的なブーツブランドもあれば、日本国内のほぼ個人でやっているようなブランドまで出展していて、さながらでっかいセレクトショップのようでした。

車そのものだけでなく、こうした「車で出かけて遊ぶ」ということに関連するあらゆる分野の製品が、一堂に会するイベントって、そういえばなかったかもと思いました。

目に留まったブースをいくつか紹介


アソモビ場内2

まずはやはり気になるのはキャンピングカーですね。

有名ビルダーの中でも代表格といえるトイファクトリー、今回も出展していました。

岐阜県の会社です。

BARDEN Casa HOME STYLE EDITION

こちらはトイファクトリーのBARDEN Casa HOME STYLE EDITION。

アソモビ2021アンバサダーに選ばれた女優の剛力彩芽さんに、副賞として1年間無料貸与されるそうです。

公式サイトによると税込みで6,360,000円~のハイエースベースのバンコン。

私も1年間無料で貸してほしいです。

GORDEN MILLER

大手としてもう1社は、カー用品チェーンのオートバックスセブンが運営するGORDEN MILLER(ゴードンミラー)がこちらも広いブースで展示を行っていました。

「心躍るガレージライフ」をテーマにしたガレージウェアやファニチャー、アウトドアギア・ツール、カーインテリア、カーウォッシュなどを出しているブランドですが、グッズにとどまらずバンライフ仕様のオリジナル車中泊用バンを発売しています。

●PROBO STYLE

PROBO STYLE

普段のキャンピングカーショーではあまりお目にかかれない車両として目に付いたのは、

PROBO STYLE (https://www.probostyle.com/)。



↑トヨタのプロボックスという街のそこら中で走っているバリバリの商用車(バン)を、オリジナルの塗装やパーツでカスタマイズ。

「えっ、あのプロボックスがここまでカッコよくヘヴィデューティーな感じになるの?」というのが素直な感想です。

元々が仕事用の車なので、作りはしっかりで低価格(1,399,200円~)。

車中泊仕様のベース車としてなるほど納得な選択だと思いました。

ちなみに車両代別で、FULL SETのカスタムメニューが995,500円(税込)。

リフトアップ、ライト、グリル、エンブレム、グリルガード、ルーフキャリアに塗装も込みの価格です。

ちなみに、ベース車のプロボックスは中古だと、カーセンサーでは現行モデルの2016年式、走行6万5千キロくらいが75万円程度で販売されていました。

カタログによるとこれに登録諸費用が17万円。

これらにカスタムメニュー分を足すと191万5,500円。

車中泊や釣りなどのアウトドア活動用の車として、とても現実的な価格ではないでしょうか。

●妙高市

妙高市

そして、こちらはちょっとめずらしい成り立ちの軽トラックを活用したオフィスのようなモデル。

妙高高原で知られる新潟県妙高市とダイハツ工業、そしてNTTドコモが官民共同で開発したモバイルワークステーションです。

構造としては軽トラの荷台に居住スペースの箱を載せる軽トラキャンピングカーと同じ。ですが、完全に移動オフィスとして使うことを想定しています。

妙高市としては、地域活性のため観光客を誘致したい。

世の中的にはワーケーションやテレワークがトレンドになっている。

そこで、モバイルワークステーションを開発して、まずは実験的に貸し出してみて、需要がどのくらいあるかの確認や今後の課題の洗い出しをしている最中とのこと。

名付けて「妙高市モバイルワークステーション実証実験」

来年(令和4年)の3月末まで実施中で、だれでも予約すれば借りられます。

興味がある方はぜひはこちらをご覧ください。↓

https://www.city.myoko.niigata.jp/docs/5218.html

こうした試み自体が新しいしめずらしいと思います。

ただ特に感心したのは、このモバイルワークステーションのオフィスBOX部分のクオリティ。

ダイハツ工業が設計しただけあって、さすが自動車メーカーといったかんじのしっかりしたつくりでした。

次のページ⇨ 前回取材したあの車も?!



●BUDDY-AUTO

BUDDY-AUTO

日本国内ではあまり見ることのないモーターホームを展示していたのは、横浜市にあるBUDDY-AUTO。

モーターホームとは、写真のように主に米国製の大型で宿泊性能が高いキャンピングカーのこと。

実はこのモーターホーム、今年の夏にDRIMOの取材にご協力いただいた時にまだ内装をリノベーション中だった車両が完成して、この度お披露目も兼ねての出展だったそうです。

そのときの取材記事はこちら↓



モータホーム内装

BUDDY-AUTOでは旧いJeepや北米製のモーターホームを輸入・レストア(再生)して、販売しています。

モーターホームのレンタカーサービスもあるので、まずは体験したいという人にも取っつきやすいショップです。

※BUDDY-AUTO公式サイト: https://www.lucent-jp.com/

DRIMO初出展、大成功でした。ありがとうございました。


DRIMOブース

今回のアソモビ2021 in SaitamaにはDRIMOも自社ブースを出展していました。

今回の出展は、DRIMOのアプリのリリースの宣伝・告知と、アプリユーザーになってもらうためのダウンロードの促進が主な目的でした。

ですが、「DRIMO知っています」「毎日見てます」「DRIMOのフェイスブック見てイベント知りました」など、たくさんの声が聞けたことがとてもうれしかったです。

今まで読者の皆様と直接会って、ご意見やご感想を聞かせていただける機会がなかったので、貴重な体験となりました。

イベント当日にその場でDRIMOアプリをダウンロードしてくれた方もたくさんおられました。

あらためてありがとうございます。

今後も今回のようなイベントを始め、読者の皆様と交流できる場をつくっていきたいと考えています。

もちろんアプリ内で、DRIMOへのご要望やリクエストの投稿も大歓迎です。

https://apps.apple.com/jp/app/id1419906425?ign-mpt=uo%3D4

客層は若め。ライトユーザーが多い印象でした。


アソモビ場内2

キャンピングカーや車中泊仕様車の展示は、全体の3分の1程度だったと思います。

展示のカテゴリーは本当に幅広く、車両系だけでも電動アシスト自転車あり、小型電気自動車あり、オフロードバイクに、モーターホーム、カスタマイズしたSUVなど、普段のキャンピングカーショーには展示されない遊びのモビリティ(車)がずらりと並んでいました。

キャンプ用品やアウトドアグッズ・ファッションで全体のブースの半分は占めていた印象で、そのせいか若年層の来場者が多かったです。

DRIMOのブースに来ていただいた方に訊いてみたところ、これから車中泊を始めたい方とキャンピングカーはないけれど車中泊は数回経験あるという方が合わせて6割。

未経験者からライトユーザーが、車を使ってどういう遊び方をしていくか考えながら見学に来ているイベントだったように見えました。

車にまつわる、まだやったことのない遊びや知らない遊びを提案してくれるイベント、ぜひ続けてほしいです。

柏木シロー

こんにちは。 DRIMOの編集・企画・ライターを担当しています。 自動車歴は長いですが、キャンピングカーやアウトドア関連の記事作成については現在、修行中です。 知識が増えていっても初心を忘れず、素人目線でわかりやすくておもしろい記事を書いていきたいと考えています。 どうぞ、よろしくお願いいたします。