キャンピングカー・車中泊情報Webマガジン - DRIMO(ドリモ)

ギア・アイテム

ギア・アイテム

【経験談】冬の車中泊を快適に!軽バン暮らしが愛用するコンパクトギアと防寒装備

クッキングギアと暖かグッズ3選

東京・横浜で介護の夜勤をしながらバンライフをしている筆者(以後、寅造)です。

帰る家はなく、その日の気分や天候に合わせて、あちこちで車中泊をしながらふらふらと旅をするように暮らしています。

季節はすっかり冬になり、朝晩は冷え込む日々になりましたが、皆さま風邪などひいていませんでしょうか?

実は寅造は先日、うっかり防寒せずに寝てしまい、見事に風邪をひいて数日絶不調でした。

やはり冬の車中泊は気をつけないといけませんね。

そんな寒さで風邪をひきそうな季節は、あたたかい鍋でもつつきたくなるものです。

そこで今回は、最近手にいれたお気に入りのクッキングギアと簡単調理、そして寅造の防寒装備についてご紹介します。

寒い日に大活躍!最近買ってよかったクッキングギア3選


冬の車中泊

軽バンでの車上生活でいつも悩ましいのが「限られたスペースをどう有効に使うのか」と「便利グッズをどこまで常備するか」という永遠のトレードオフ。

車内を広く快適に使いたければ、荷物は増やせない。

冬の車中泊キッチングッズ

かといって、便利なアイテムを揃えれば揃えるほど、今度はその荷物が狭い車内を圧迫してしまう。

これがまた本当に悩ましいところです。

超小型でスグレモノ!カセットガス「ジュニアコンパクトバーナー」


手放せないギアの中でも、超重要アイテムがガスコンロです。

車中泊旅で使用しているジュニアコンパクトバーナー<br />

これまでは中古の「タフまるJr.」を使っていたのですが、もっと小さく、もっと省スペースなものが欲しくなり、イワタニのカセットガス「ジュニアコンパクトバーナー」を購入しました。

ジュニアコンパクトバーナー収納した状態

これが実にスグレモノ。

収納時は幅82×奥行68×高さ109mmで手のひらサイズです。

使用時でも幅155×奥行155×高さ127mmと、軽バン生活には嬉しいコンパクトさです。

ジュニアコンパクトバーナー使用している状態

また、一般的なカセットコンロのような自動点火ではなく、ガスを開いて手動でカチリと点火スイッチを押すタイプです。

この無骨さが、個人的にかなり気に入りました。

価格もお手頃で、Amazonなら4,393円でした。

さらに今回は、ステンレス製の遮熱板と五徳も合わせて購入。

バラしても専用ケースにまとめて収納できるので、小物をなくしやすい車中泊生活には助かります。

※メーカー注意にもあるとおり、テント内・車内での使用は厳禁。必ず車外で使用。

参考商品▽IWATANIカセットガス「ジュニアコンパクトバーナー」


参考商品▽遮熱板


参考商品▽五徳

折りたためるヤカン!キャンプケトル やかん 1.5L


ないと不便だけど、置いておくとかさばるのがヤカンです。

折りたためるヤカン使用中

そのため、ヤカンを持たずに鍋やメスティンでお湯を沸かすという方も多いと思います。

ただ、私の場合はヤカンの使いやすさが勝っていて、これまでは広口タイプのヤカンを常備していました。

車中泊で使用している湯たんぽ

とくに、寒い夜に使う湯たんぽのお湯を沸かすとき、ヤカンなら一度にたっぷり沸かせますし、注ぎやすいので本当に必需品なのです。

折り畳んだ状態のヤカン

しかし「やっぱりスペース取るなあ」と悩んでいたところ、折りたためるヤカンを発見。

底はアルミの、側面はシリコン樹脂でできており、使わないときは折りたたんで収納できます。

開いた状態のヤカン

サイズは直径15.5cm、高さ10cm(使用時)、3.5cm(折りたたみ時)と、嬉しいコンパクトサイズです。

参考商品▽キャンプ ケトル 折りたたみやかん 1.5L

折りたたみまな板とペティナイフ


普段の車中泊調理では、まな板を使わず雑誌のグラビアページなどで代用することが多いのですが、「今日はちゃんと料理したいな」という日もあります。

そんな時のために、コンパクトに折りたためるまな板と、場所を取らないペティナイフも入手しました。

参考商品▽CAPTAIN STAGカッティングボード 抗菌 【三つ折り】


抗菌仕様で清潔に使え、汚れもサッと拭き取れる扱いやすいまな板です。

折りたためるので、収納時は場所を取らないで助かります。

もちろん、グラビアページよりもはるかに食材が切りやすいです。

ペティナイフ

ティファールのペティナイフは、切れ味がとてもよく、肉や魚も問題なく捌けます。

ペティナイフをケースにしまった状態

さらに、鞘がしっかりとハマるので、車内収納も安心です。

参考商品▽ティファール ペティナイフ9cm(チタン強化コーティング)

使い捨てアルミ鍋


寒い冬におすすめの料理といえば、なんといっても鍋です。

しかし、洗い物が面倒。

アルミ鍋を使用して料理

そこで冬場は、使い切りのアルミ鍋を常備しています。

また、スーパーでよく売っている「アルミ鍋の食材入り鍋セット」に、自分で好きな具材を足して食べるのも手間知らずで本当に楽ちんです。

鍋の味付けは100円ショップの鶏ガラスープの素だけでも充分。

寅造はエスニック好きなので、花山椒を常備しています。

最近のお気に入り鍋は、白菜×鶏肉鍋とレタスのしゃぶしゃぶです。

とくに鶏肉は、スーパーで売っているスープボーン(出汁取り用)が安くて良い出汁も出るのでおすすめです。

参考商品▽使い捨てアルミ鍋

暖かくして眠りましょう、風邪を引かないように!


冒頭でも触れましたが、冬の車中泊は本当に冷えます。

冬にしている常備している湯たんぽ

少し油断しただけで風邪をひいてしまうほど。

とはいえ、軽バンでの車上生活では、暖房完備も難しいですよね。

「FFヒーターとか良いなあ」と思いつつ、高額なので手は出ません。

そんな環境の中で、寅造がこの2年間乗り切ってきた装備がこちら。

・寝袋(秋春用)
・毛布

中古で購入したダウンジャケット

・古着屋で買った安いダウンジャケット

車中泊で使用しているワークマンの防寒ズボン

・ワークマンの防寒ズボン

最初の冬はダウンジャケットなしで過ごしていたことを思うと、今の装備はだいぶ“冬仕様”です。

あとがき


この冬も、これまで紹介した装備で乗り切るつもりですが、最近、ダイエットで15kgほど減量したところ、例年より寒さが身体にしみるようになりました。

そこで今、モバイルバッテリーで使える電気毛布を導入するかどうか、悩んでいます。

荷物は増やしたくない。でも寒いのもつらい…。

軽バン生活ならではの悩みですね。

寒い寒いと言ってばかりになってしまいましたが、冬の車中泊には魅力があります。

とくに星空を眺めながらの車中泊は、とても素敵で大好きなのです。

市街地から離れた海辺や山間部など、寒いところほど星もきれいにみえるので、暖かくして楽しみたいと思っています。

二代目穴熊寅造

趣味の週末車中泊旅&キャンプをこじらせて2023年4月13日にアパートを引き払い、車上生活メインの暮らしにシフト。車中泊で行った知らない街での呑み歩き、浜辺や河原でのアウトドア呑みを楽しみながら、おもに関東をフラフラしています。DIYやガチキャンプは苦手ですが、少しづつチャレンジしようかと画策中。