【東京・横浜】自宅を引き払い車上生活する58歳が発見!都心の車中泊スポット2選

自宅を引き払い、関東周辺の中心に車中泊生活をしている筆者(以後、寅造)。
仕事の関係で、東京・横浜といった大都市でも車中泊することが多く、街なかのコインパーキングで、ちょいと一泊させてもらう機会も多々あります。
本当は山や海などの自然の中でゆったり過ごしたいのですが、仕事のある日の前後は、どうしても街なかで過ごす必要があります。
とはいえ、街には街の楽しみ方や過ごし方があるので、街ならではの魅力的なスポットや利用したことがある車中泊スポットをご紹介します。
家がないので都心でも車中泊している、、、、

都内で夜勤の仕事をしながら、週末は軽自動車で車中泊旅を楽しんでいたことろ、気がつけばアパートに帰らなくなり、思い切ってアパートを引き払い、車上生活を始めて約2年が経ちました。
今では、夜勤のない日は東京都内をはじめ、神奈川の三浦半島、千葉のどこかで車中泊しています。
今回は、そんな都会での車中泊スポットの中でも、寅造が気に入っている、「東京・大井町」と「横浜・鶴見」エリアをご紹介します。
大井町エリアで探してみた
駅周辺の再開発が急ピッチで進んでいる大井町。
「東京のちょっと外れ」と思われがちですが、実は人気の街です。
新しさと懐かしさが入り混じる、独特な雰囲気も魅力のひとつです。
大井町ってどんなところ?

JR京浜東北線の大井町駅を中心に、東急大井町線、東京臨海高速鉄道りんかい線が接続するターミナル駅。
都心の山の手エリアにも、臨海部、横浜方面と、どこへ行くにもアクセス抜群です。
駅周辺にはサラリーマン向けのディープな飲み屋横丁や若者が集うオシャレなバルなど、昼も夜もにぎわっています。
そんな大井町で、私が車中泊をする理由は、
・都心にしてはコインパーキングが多く、値段も比較的リーズナブル
・24時間利用できる公衆トイレがある(他の街では意外とこれがないのです)
・徒歩圏内に銭湯が2軒、スーパー銭湯やサウナも
・個性的な呑み屋が並ぶ横丁が2か所ある
都心で車中泊と聞くとハードルが高そうですが、大井町は「住める」くらい快適なスポットです。
車中泊場所はここ!

大井町で車中泊をする時は、こちらのコインパーキングを利用しました。
広くて停めやすく「車中泊禁止」などの注意書きも見当たりません。
すぐ近くには公園トイレもあり、使い勝手がとても良いです。
タイムズ大井第9
住所:東京都品川区大井1丁目13
料金:
・8:00〜19:00 最大料金2,300円
・19:00〜8:00 最大料金700円
・通常料金20分 330円
トイレはここ!徒歩すぐの便利な公園トイレ

大井町駅前から30秒ほど、立会道路に入ってすぐの場所にある大井町緑地児童遊園トイレ。
24時間開放されており、洋式の個室トイレもあります。
清潔とは言い難いですが、使えないほどではない、普通の公園トイレです。
細長い緑地公園で、周囲にコインパーキングが点在しています。
大井町緑地児童遊園
住所:東京都品川区大井1丁目7
お風呂はここ!徒歩圏に選べる入浴施設
大井町駅周辺は風呂事情が良く、徒歩圏内に銭湯2軒、スーパー銭湯1軒、サウナ2軒が揃っています。
今回は、おすすめの銭湯をご紹介します。
【銭湯】すえひろ湯

ビルの1階にある銭湯で、大井町駅から徒歩約5分。
コンパクトながら工夫された浴槽構成で、マイクロバブル風呂・でんき風呂・水風呂・座風呂・寝風呂が楽しめます。
リンスインシャンプー、ボディソープ付きなので、タオル1本あればOK!
人気のサウナも完備なのでじっくり整えてのビールも良いですね。
店内は清潔感があり、店の方の対応も丁寧で心地よい雰囲気です。
住所:東京都品川区大井1-42-4
入浴料:大人 550円、中学生 400円、小学生 200円、未就学児 100円
サウナ:600円(※プラス入浴料が必要)
詳細はこちら▷すえひろ湯
その他の入浴施設
東京浴場(昔ながらの銭湯)
住所:東京都品川区大井2丁目22−16
大井町駅から徒歩10分。昔ながらの造りの銭湯らしい銭湯
おふろの王様 大井町店(スーパー銭湯)
住所:東京都品川区大井1丁目50−5 阪急大井町ガーデン 3F
駅前でアクセス抜群。設備の整ったスーパー銭湯。週末は混雑気味。
詳細はこちら▷おふろの王様 大井町店
品川サウナ(泊まれるサウナ)
住所:東京都品川区大井1丁目6−1
コインパーキングのすぐ隣にあり、2024年オープンしたとてもキレイなサウナ。
詳細はこちら▷品川サウナHP
大井町のお楽しみ!味わい深い呑み屋横丁めぐり

大井町には呑み屋横丁が2カ所あります。
大井町駅東口の「東小路飲食街」は、立ち飲み、スナック、ラーメン、鮨など、バリエーション豊かな飲食店がぎゅっと集まり、東京でも貴重な昔ながらの駅前横丁です。
おすすめ店:肉のまえかわ

立ち飲みスタイルで、店内から道路に人が溢れて酎ハイ片手に焼き鳥やささみ刺しをパクついています。

この路上感がクセになります。
おすすめ店:「晩杯屋 大井町店」

晩杯屋も、大井町店は古い立ち飲み感のある店舗で、立ち飲み好きにはたまりません。
気軽にサクッと飲めるのが魅力です。
もうひとつの横丁:大井新地
もうひとつのスポットは、コインパーキングの近くにある「大井新地」。
規模は小さいですが、スナックや立ち飲み、BAR、居酒屋などがゴチャっと立ち並んでいます。
横浜・鶴見エリアで車中泊してみた
横浜のはずれ、川崎との境にある鶴見エリア。
この街は「沖縄タウン」であり「ブラジルタウン」です。
沖縄料理やブラジル料理が楽しめる、異国情緒あふれる街なんです。
鶴見・潮田ってこんなところ
鶴見と一口に言っても広く、中でも「潮田(うしおだ)」地区は寅造のお気に入り。
シャッター通りとなった古い商店街にポツポツと店舗があり、ちょっと寂しげだけど、味のある雰囲気。
そんな中に、沖縄料理店や物産店、本格的なブラジル料理が食べられるお店があり、なんとも不思議で魅力的なエリアです。
車中泊場所はここ!シンコウパーク鶴見橋駐車場

鶴見で車中泊したのは、「シンコウパーク鶴見橋駐車場」。

「車中泊禁止」の掲示もなく、トイレも近く、民家も隣接していないので停めやすかったです。
シンコウパーク鶴見橋駐車場
住所:横浜市鶴見区潮田町1丁目7-5
料金:
・全日 8:00~22:00 40分¥200
・全日 22:00~8:00 60分¥100
・最大料金 全日 12時間以内¥800(打止)
詳細はこちら▷HP
トイレはここ

鶴見川にかかる「潮見橋」のたもとに小さな広場があり、そこにあるのが「潮見橋公衆トイレ」があります。

古いトイレではありますが、しっかり清掃されていてニオイが気になることはありません。
24時間開放されているのがありがたいです。
潮見橋公衆トイレ
住所:横浜市鶴見区潮田町1丁目
お風呂はここ!潮田湯

潮田の商店街の一角にある、ちょっとレトロな銭湯。
施設は古いながらも清掃が行き届いていて清潔です。
コインパーキングから徒歩約5分で便利でした。
潮田湯
住所:横浜市鶴見区本町通2丁目50
料金:大人530円、中学生430円、小学生200円、幼児100円
詳細はこちら▷神奈川県公衆浴場業生活衛生同業組合
横浜・鶴見のお楽しみ

鶴見、潮田に行くと必ず立ち寄るのが、「Yuri Shop(ユリ・ショップ)」です。
中南米やフィリピンの食品と雑貨を扱う物産店兼レストランです。
観光客も多いけれど、地元在住の常連さんも多く、本当に海外に来たような雰囲気が味わえます。

中でもおすすめは「イチボ(牛の希少部位)のステーキ」。
ボリューム満点で、肉肉しさが全開!
ガッツリ肉を食べたいときに最高です。
Yuri Shop(ユリ・ショップ)
住所:横浜市鶴見区仲通2丁目60−15 小松原ハイツ
まとめ
街中で車中泊をする時は、まず目的地周辺の公衆トイレの有無をGoogleマップで確認します。
次に、そのトイレが24時間開放されているかどうかをチェック。
意外と「夜間は施錠」されるトイレも多いので注意が必要です。
そして、公衆トイレの周辺にコインパーキングがないかを目星をつけて現地に向かいます。
その際のポイントは、なるべく民家と隣接していない場所を選ぶこと。
通りから見えるかどうかはあまり気にしませんが、住宅の真ん中などは避けるようにしています。
また、コインパーキングに「車中泊禁止」や「宿泊行為禁止」など注意書きがある場合、もちろん利用しません。
トラブルなく、快適にのんびり過ごすには、マナーと下調べが何より大切です。