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【神奈川】アパートを引き払って車上生活する58歳がおすすめする三浦半島の車中泊スポット3選

58歳車上生活者が教える!三浦半島で見つけた車中泊の魅力的な場所
アパートを引き払って車上生活する58歳の寅造です。
都内と横浜で夜勤の仕事を2〜3泊程度しているうちに家に帰らなくなり、そのまま車上生活=バンライフに振り切ってしまいました。
車上生活も2年目を過ぎ3回目の冬を迎えました。流石に寒くなりましたね。
冬は海岸を巡る旅をしています。
夏は少しでも気温の低い場所を求めて標高の高いところに行きますが、冬になると雪や路面凍結を避けて、標高の低い沿岸地域での車上生活がメインになります。
寅造は主に三浦半島を中心に車中泊しているのですが、この三浦半島は小さな半島で魅力満載なエリアなのです。
そこで、お気に入りの三浦半島の車中泊場所を3カ所紹介します。
冬の半島巡り〜三浦半島ってどんなところ?

寅造が冬の車中泊のメインエリアとしている三浦半島は、神奈川県の南東部にあり、都心から下道2時間くらいで半島突端につきます。
東京湾と相模湾に挟まれた南北は25kmの長細い半島で、東京湾浦賀水道を挟んだ向かいの房総半島や相模湾の向こうに見える伊豆半島とくらべると、かなり小さな半島です。

しかし、三浦半島は温暖な気候と変化に富んだ海岸線があり、首都圏内にありながら自然豊かな土地です。

米軍基地があり異国情緒のある横須賀市、昔からの保養地で御用邸がある逗子市・葉山町、マグロや大根など海の幸、畑の幸に恵まれた三浦市など、魅力たっぷりなエリアなのです。
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三浦半島の車中泊なら格安駐車場と無料駐車場がおすすめ
冬場で特に行き先がないときには、三浦半島内のコインパーキングか無料駐車場で車中泊をしています。
夏場はオンシーズンで駐車料金が高いのと、混雑もするので冬場がねらいめです。
今回はそんな三浦半島東南部に位置する三浦市と横須賀市の駐車場を3つ紹介します。
下浦海岸第1駐車場

下浦海岸第1駐車場は、三浦海岸の中央くらいから南に細長く続く有料駐車場です。

駐車台数140台でかなり広い公共駐車場だと思います。
京急三浦海岸駅まで徒歩9分で利便性も良い立地ですね。

駐車場に隣接してトイレ(洋式あり)があって安心です。
東京湾の向こうの房総半島や浦賀水道を行き来する、フェリーやタンカーを眺めながらまったり過ごせます。

浜辺に隣接している駐車場なので、浜辺に出てでキャンプ、バーベキューも可能です。
駐車場直ぐ近くにコンビニ、マクドナルド、駅近くにスーパー、飲食店もあります。
ちなみに駅近くの居酒屋養老乃瀧さんでは、オリジナルメニューでマグロの希少部位の刺身が食べられます。美味しいですよ。
くれぐれも、オンシーズンや土日は時間あたり料金になるので、気をつけてください。
基本情報
・住所:三浦市南下浦町上宮田字芝原1096番12ほか
・料金:普通車
1~6月・9~12月 平日 500円/回(日を跨ぐと2回になります)
土日 500円/土日)
7~8月 全日500円/時
※土日、オンシーズンは料金が大きく違います
詳細はこちら▷神奈川県道路公社 HP
和田長浜海岸駐車場

和田長浜海岸にある夕日が絶景の和田長浜海岸駐車場を紹介します。
オンシーズンは有料で夜間は閉鎖(留置もできませんので要注意)されますが、オフシーズンは無料で24時間開放されています。

周囲は大きな公営宿泊施設と民家がポツポツとある静かな谷戸(やと)です。
飲食店やコンビニはなく飲料水の自動販売機が一台あるだけです。
トイレは簡易水栓ですが洋式で、男女別に数台あります(トイレットペーパーは概ね補充されていますが、休日前や土日はなくなっていることもあり)。
ここの周りには商業施設がないので、夜空を見上げるとほどよく暗く、星や月がキレイに眺められます。

浜辺に面していて夜は静か。
車中泊をしていると波音が聴こえてきて心地よいですよ。
駐車場の浜辺に面したスペースに停められれば、ハッチバックをあけて海を眺めながら、浜辺で焚火をして過ごすこともできます。

これは滅多に見られない風景ですが、冬の暖かな日に猫が集会をしていることもあります。
基本情報
・住所 横須賀市長井2-3872-61
・料金 無料(オフシーズンのみ)
詳細はこちら▷三浦YMCAグローバル・エコ・ヴィレッジ
県立立石駐車場

県立立石駐車場は、葉山に近い横須賀秋谷の海岸に面した134号沿いの駐車場で、60台ほど駐車ができます。

海側のスペースに停められると、直ぐ真下に海が見える(嵐の日は波が越波してきますのでご注意)好立地です。
周辺にはオシャレなカフェ、レストランもあります。
天気が良ければ相模湾ごしに富士山がキレイに眺められ、県道の反対側は大楠山山中になるので、静かに星を眺められる最高のスポットです。

ただし、台数が多くなく、かつ人気があるので日中から沢山の車が停められています。
「長時間使用はご遠慮ください」と張り紙されていることもあるため、夜間の空いている時間に仮眠程度の滞在で利用するのがおすすめですね。
混雑する日中は日帰り観光客の皆さんに譲るのが肝要かと思いますが、それでも一度は訪れる価値のあるロケーションでしょう。
基本情報
・住所: 横須賀市秋谷3-5
・料金:無料(オフシーズンのみ)
詳細はこちら▷横浜市観光情報 HP
おまけ:三浦半島に行くなら朝市巡りと三浦野菜はぜひ

三浦半島では何か所かで朝市が開催されていますが、やはり規模の大きさと、にぎわいの楽しさを感じるのは三浦市三崎の朝市でしょう。
三崎漁港の朝市広場、毎週日曜の早朝から開催され、三浦半島ならではの鮮魚、野菜がわんさかと並べ売られています。
また新鮮なマグロのぶっかけ丼も食べられるので楽しみです。

ちなみに朝市では、三浦の地魚、野菜がいろいろと売られていますが、冬の三浦半島と言えば、やっぱり大根ですね。

昔ながらの三浦大根は、もうあまり売られていないのですが、一般的な青首大根でも新鮮な大根は瑞々しくとても美味しいです。
規格外だと1本100円前後で入手できることもあります。
葉付きの大根が売っていたら、葉付きで買って葉っぱを直ぐに切り落として炒め物にして食べるとメチャ美味です。
だまされたと思って試してみてください。

早朝が苦手な方は、路地販売の直売所でも新鮮野菜が買えます。

基本情報
三崎朝市協同組合
・住所: 神奈川県三浦市三崎5丁目3806番地先
・開催日: 毎週日曜 04:00~09:00
・駐車場:あり
詳細はこちら▷三崎朝市協同組合 HP
三崎朝市以外にも、以下のようなおすすめの朝市がありますので、そちらはまた改めてご紹介できたらと思います。
・真名瀬朝市
・金田湾朝市
・浄楽寺 朝市
まとめ
冬の三浦半島の車中泊スポットを3箇所、まずご紹介しました。
実はまだまだ紹介したい駐車場やRVパークもあります。
そちらも春や夏にご紹介できればと思っています。
三浦半島には新鮮野菜の路地売りもあれば、漁協直営の鮮魚店もあり、美味しい朝食やランチが楽しめます。
日帰り温泉や古き良き共同浴場もあり、そして景色がなにより美しくて癒やされます。
小さくて静かなびっくり箱のような三浦半島にぜひ訪れて、冬の魅力をたっぷり楽しみましょう。