【都内・横浜・横須賀】自宅を引き払った58歳のおすすめ。都会の真ん中で車中泊&呑み歩きスポット4選

関東の都会の真ん中で車中泊なんて、そんなことできるの?と思うかもしれませんが、やってみるとなかなか乙なものです。
自宅を引き払って毎日のように車中泊している筆者(以後、寅造)は、東京都内や横浜・横須賀といった市街地でもよく泊まります。
そんなときの楽しみは「街呑み」。
飲みたい街の近くで車中泊場所を確保して、食べ歩き・飲み歩きを満喫。
帰りの電車を気にすることもなく、そのままクルマで眠れるので、とてもラクで気に入っています。
この記事では、実際に私が行ったおすすめの「街泊で街呑みスポットと車中泊スポット」を紹介します。
呑みたい街が寝床になる—車上生活の楽しみ方

立ち呑み大好きな58歳の寅造です。
夜勤の仕事と趣味の車中泊が高じて、自宅アパートを手放し車上生活者に。
気づけば2年半が過ぎようとしています。仕事は夜勤がメイン。
夜勤明けから呑みたい街の車中泊スポットに行き、昼過ぎから気持ちよく飲み歩いています。
大井町と新杉田、横須賀、野毛でグルメ堪能&車中泊
品川・横須賀の間には、立ち呑みの楽しい街が点在しています。
魅力は「安い・気楽・美味い」の三拍子。
以前は「安かろう、悪かろう」な呑み屋に、酔っ払ったオジサンたちが集うイメージでしたが、今や老若男女に愛される人気のスポットです。
今回は「安かろう、良かろう」な素敵なスポットを紹介します。
大井町の「肉のまえかわ」で路地裏立ち呑み

大井町駅すぐ裏、昭和の面影を色濃く残す東小路飲食店街の一角にある「肉のまえかわ」。

店内は活気があり、店前の外カウンターでは路上飲み気分も味わえます。
酎ハイ(薄くない)は280円と良心的。
おすすめのつまみは、鶏ささみ刺し、チャーシュー、ローストビーフで、箸ではなく竹串で刺して食べるスタイルも風情があります。

再開発が進む大井町。
呑兵衛横丁が健在のうちに、雰囲気ごと楽しみに訪れてみてください。
店名:肉のまえかわ
住所:東京都品川区東大井5丁目2-9(東小路飲食店街)
TEL:03-3471-2377
営業時間:月~土16:00~21:15
定休日:日曜日
詳細はこちら▷肉のまえかわInstagram
大井町を訪れた際の車中泊スポット

大井町で呑む日は、まず大井町緑地児童遊園の公衆トイレ付近のコインパーキングを使うのが定番。
ただ最近は料金が上がってきたため、大井町駅から「りんかい線」で約20分の台場駅へ移動し、潮風公園第一駐車場を使うこともあります。
タイムズ大井第9

【詳しい紹介記事はこちら】
タイムズ大井第9
所在地:東京都品川区大井1-13
料金(最新):
・8:00〜19:00 最大料金2800円
・19:00〜08:00 最大料金700円
潮風公園第一駐車場
【詳しい紹介記事はこちら】
潮風公園第一駐車場
所在地:東京都品川区東八潮1
TEL:03-5531-0951
料金:
・1時間まで400円、以後30分毎に200円
・入庫後12時間最大料金 1600円
新杉田の「焼き小籠包 縁」で立ち呑み

JR新杉田駅と京急杉田駅をつなぐ杉田商店街のJR側にある、小さな中華立ち呑み「焼き小籠包 縁」。
若いマスターの穏やかな接客と気のいい常連さんで、初めてでも入りやすい雰囲気です。
おつまみは中華料理が中心で、どれも美味しく、値段はお手頃なのにボリュームもあり。
一人だと何種類も食べ切れないので、2人くらいでシェアしながら楽しむのがおすすめ。
焼き小籠包 縁
所在地:神奈川県磯子区杉田1丁目11-30
TEL:080-4201-7557
営業時間:
月〜金17:00〜23:00
土13:00〜24:00
日13:00〜23:00
定休日:水曜日
メニュー例:揚げ目玉焼き150円〜、焼き小籠包(4個)570円、生ビール 550円、レモンサワー440円
詳細はこちら▷焼き小籠包 縁Instagram
新杉田を訪れた際の車中泊スポット「金沢水際線緑地駐車場」

杉田で呑む日の車中泊は、新杉田駅から金沢シーサイドラインで約15分の福浦駅から徒歩約15分のところにある金沢水際線緑地の有料駐車場です。
杉田から少し離れますが、なかなか居心地のいい駐車場なのでよく使っています。
【詳しい紹介記事はこちら】
金沢水際線緑地駐車場
所在地:神奈川県横浜市金沢区福浦2丁目
料金:
00:00〜24:00 60分/300円
【全日】入庫後24時間以内 最大600円
横須賀飲み歩き「酒のデパートヒトモト」
横須賀って「基地の街」のイメージだと思います。
実際、昼夜を問わずベース(米軍基地)関係の外国人が行き交い、異国情緒と立ち呑み文化が共存しています。
京急汐入駅から京急横須賀中央をつなぐ「どぶ板通り」や、横須賀中央駅近くの「若松マーケット」には、立ち飲み屋・スナック・バーの呑兵衛のワンダーランドです。

なかでも一角にある超渋い立ち飲み屋が「酒のデパート ヒトモト」。
焼酎・日本酒・洋酒まで幅広く、お値段も300円台が中心。
おつまみも200〜300円台で、安く美味しい居酒屋メニューが揃っています。
しかも朝10:00オープン。
昼からハッピーになれて最高。
横須賀の街をハシゴする起点にぴったりです。
酒のデパート ヒトモト
所在地:神奈川県横須賀市若松町1-2ヒトモトビル1F
TEL:046-823-0455
営業時間:
月・火・木〜土10:15~20:30
日・水・祝日10:15~20:00
定休日:無休
詳細はこちら▷酒のデパート ヒトモト
横須賀に訪れた際の車中泊スポット「うみかぜ公園駐車場」

横須賀で呑み歩く日は、あえて徒歩25分ほど離れた、「うみかぜ公園駐車場」で車中泊しています。
海を眺めながら過ごせるなんて素敵じゃないですか。
うみかぜ公園は釣りスポットとして護岸が24時間開放されており、騒がしくない程度に人の出入りがあるので安心感もあります。
うみかぜ公園駐車場
所在地:神奈川県横須賀市平成町3丁目23
料金:
(最大料金)7:00〜22:00最大料金640円
(通常料金)7:00〜22:00 60分320円/22:00〜7:00 60分100円
詳細はこちら▷うみかぜ公園
横浜野毛で飲み歩き「大衆酒場2.0とぽす」
大都会・横浜の呑兵衛タウンである野毛町は、JR桜木町駅から野毛山方面へ広がる歓楽街です。
昼夜を問わずにぎわい、酒場は数えきれないほど。
毎回、どこに入るか迷います。
まずは桜木町駅前「ぴおシティ」地下、通称「野毛地下街」からスタートするのがおすすめ。
昭和レトロな雰囲気で、立ち飲み屋がずらりと並びます。
ここで軽く燃料投下してから、ディープな野毛の街へ——RPGで言う「はじまりの町」ですね。

野毛地下街には約20軒の酒場がありますが、最初の一軒には「大衆酒場2.0野毛とぽす」がおすすめ。
チェーン店ですが立ち呑み感はバッチリです。
店内が広めでぎゅうぎゅう感もなく、リラックスして呑めます。
大衆酒場2.0とぽす
所在地:神奈川県横浜市中区桜木町1丁目1 ぴおシティB2
TEL:045-228-9355
営業時間:
月〜金14:00~22:00(L.O21:30)
土・祝日12:00~21:30(L.O21:00)
日12:00~20:30(L.O20:00)
定休日:不定休
詳細はこちら▷大衆酒場2.0 とぽす
桜木町を訪れた際の車中泊スポット「黄金橋周辺のコインパーキング」

野毛で呑む日は、日ノ出町駅近くの大岡川沿いにある黄金橋公衆トイレ近くのコインパーキングで車中泊しています。

周辺にはコインパーキングが点在していて、満車も多いので空いている所に入る方式。
停めたら、野毛の呑み屋街を下見しつつ徒歩20分ほどで「ぴおシティ」へ、帰りは下見した道を戻りながらハシゴするのが定番です。
黄金橋公衆トイレ
所在地:神奈川県横浜市中区末吉町2丁目28
24時間利用可能
トイレ検索マップ
まとめ
くれぐれも強調しておきますが、深酒は厳禁。
しっかり眠れて、翌朝もゆっくりできるとき以外は車中泊呑みはNGです。
翌朝でもアルコールが体内に残っていれば飲酒運転。
取り締まりだけでなく、事故になれば取り返しがつきません。
朝起きて「まだ残っているかも」と感じたら、少し散歩して体を動かし、水分補給をして、もう一眠り。
慌てずに酔いがなくなってから出発しましょう。
アルコールチェッカーを使うのもおすすめです。
アルコールチェッカー
兎にも角にも「安全第一」をお忘れなく。
参考リンク
アルコールが体から抜けるまでの時間
単位・ドリンク換算/分解時間のめやす電卓
警視庁 道路交通法「酒気帯び運転等の禁止」