巣篭もりキャンプ場

【冬キャンプのすすめ】キャンプ場で巣ごもり車中泊が快適楽しい



気付けばあっという間にもう冬はすぐそこまで来てしまいました。

寒くなると遠慮しがちなキャンプや車中泊ですが…。

わたし達はフルタイムでバンライフをしていたので、寒い季節であろうともキャンプはイヤだと言ってられませんでした。

ですがキャンプ場に巣ごもりをしてみたら、思いのほか快適で楽しかったので今回の記事では、冬に巣ごもり車中泊の、魅力や準備・やり方・注意点などをまとめてみました。

冬の車中泊キャンプも、なかなか良い感じでおすすめです。

冬の巣ごもり車中泊の魅力

寒い冬に、キャンプ場で巣ごもり車中泊をする。

というと、どんなイメージが想い浮かぶでしょうか?

冬の車中泊も魅力がたくさん。

まずはその魅力を探ってみたいと思います。

冬は何もしたくない

蝋燭

個人的に寒いと何もしたくないのですが、冬の巣ごもり車中泊は思いっ切り何もしないを楽しむのに最適です。

以前『寒い冬の車中泊を充実させるおすすめアイテム』という記事で、冬の車中泊をより楽しむ為にあったら嬉しいアイテムやその楽しみ方などご紹介していますので、良ければそちらも合わせてご覧ください。

前回の記事はこちら↓

外は寒い中、暖かく快適な車内で何もせずに過ごす。

幸せな時間です。

そして冬はクリスマスのシーズンでもあるので、車内をクリスマス仕様にしてほっこりクリスマスを過ごすのも楽しい時間です。

冬の自然をより身近で感じられる車中泊

焚き火

冬は寒いので、夏場に比べるとあまり自然の中へ出掛ける機会は減るかもしれません。

選ぶキャンプ場にもよりますが、キャンプ場と言えば自然の中にあることが多いのでは?と思います。

移り変わる天気や気候を、より身近で感じられるのが車中泊。

太陽の暖かさとありがたさに感謝することが増えたり、雪景色や寒くピシッとした空気の中、キレイな朝日や夕日・澄んだ満天の星空を眺めて感動したり。

自然の中で暮らしていると、心動かされる瞬間にたくさん出逢えます。

そして、感覚も研ぎ澄まされ自然から学ぶことは本当にたくさんあります。

温かい飲み物を用意して、満天の星空の下囲む冬の焚火なんかも魅力的です。

そんな毎日を送ろうと思えばすぐに実践できてしまうのが、巣ごもり車中泊なのです。

温泉付きのキャンプ場だと最高!

温泉付きのキャンプ場などあるのかな?

と思い検索してみたら、日本全国たくさんの温泉付きキャンプ場があるようです。

毎日温泉に入れるなんて、贅沢の極みですね!

冬×温泉×車中泊×キャンプ。

最高の組み合わせで、妄想しただけで幸せになれます。

冬の巣ごもり車中泊に大切なコト~準備編~

冬の巣ごもり車中泊を実践するにあたり、より快適に楽しく過ごすために準備から気合いを入れておくとより楽しめます。

長期間巣ごもり目線で、準備のときに考えておきたいことについて見ていきたいと思います。

冬の気候・天候などをチェックしてどこで過ごすのか決める

冬の林

冬と言っても地域によって寒さや天候も変わってきます。

巣ごもり車中泊では長期間同じ場所に滞在することになるので、場所選びは重要です。

わたし達はスコットランドのハイランド地方で冬の巣ごもり車中泊を体験したのですが、その場所を選んだのには明確な理由がありました。

それは『どうせ寒いなら雪の降る場所が良い』ということで、少し雪の降る地域にキャンプ地を選びました。

寒い中、雪が降るか降らないかはとても重要です。

寒くて雨での車中泊は想像以上にツラい

キャンピングカー

キャンプ場での滞在になるとトイレやシャワー・炊事洗濯など、頻繁に車から出入りすることになると思いますが、雨だと全てが鬱陶しく感じてしまいます。

寒い中、濡れて車内へ出入りしなければいけない時なんてもう最悪です。

その点雪だとそこまで気にならず、キャンプや車中泊の醍醐味である外で過ごす時間も、より楽しめます。

日本は北と南で気温差や天候の差も大きいので、冬に暖かい所を目指して南下するのもいいですね。

雪が降る地域でも場所によって積雪量など違うと思いますが、大雪の降る地方ではいろいろと車中泊をするのは大変そうです。

常に雪が数センチ積もっていてなかなか溶けない様な地域だと、雪景色やアウトドアなど冬も大満喫できるので、寒い中での巣ごもり地に最適かもしれません。

キャンプ場での1日を想像してみよう

朝起きてから夜寝るまでその場所での車中泊生活を一度想像してみると、必要なモノなどたくさん思い付くと想うので、巣ごもり準備として完ぺきかもしれません。

キャンプ場のウェブサイトなどがある場合は、チェックすると写真などでその場所をより想像しやすいと思います。

トイレやシャワーは重要なので、事前にどんな感じか把握できていると安心です。

どこの地域のどのキャンプ場で過ごすかを考えているだけで、楽しい気分になってしまいます。

冬の巣ごもり車中泊をもっと快適に~実践編~

巣ごもり車中泊実践編といたしまして、巣ごもり車中泊をもっと快適に過ごす為に、コレがあれば完ぺきだったなと思ったアイテムやお金事情をご紹介したいと思います。

車に連携できるテント

愛車にはオーニングが付いてはいるのですが、それにプラスしてコレがあればよかったなと思ったのが車に連携できるテント。

巣ごもり車中泊は基本車をあまり移動させないので、車に入る前にこういったテントがあるとかなり重宝すると思います

・靴の置き場ができる
・濡れたジャケットなどもかけておけるスペースが作れる
・雨や雪でも濡れずに外で過ごせる
・居住空間がかなり広がる

などなど、あると快適度がアップする事間違いなしなので、あれば完ぺきだったなと思ったアイテムです。

可能でしたら準備しておくことをおすすめします。

巣ごもり車中泊にかかったお金

ヨーロッパ周辺のキャンプ場・冬場は閉まってしまう所も実は多いのですが、年中オープンしている所もあります。

冬場にオープンしているキャンプ場の多くはシーズン価格があり、1泊での料金ではなく冬の間の3カ月ほど・長期滞在したい人向けのお得な金額設定になっています。

ちなみに交渉できる場合もありますが「1カ月だけ」などは無理で、冬のシーズン約3ヶ月セットの契約が必要です。

このシーズンに長期滞在すると、1カ月辺りの料金がかなり安くなる場合も。

スコットランドのキャンプ場ではこのシーズンに、キャンパーバン1台と大人2人分で1ヶ月約24000円程で滞在できました。

シャワーや電源は使う度に料金が必要な所もありますが、こちらのキャンプ場はどちらの金額も込みの金額だったので追加料金なし。

追加で必要なお金は洗濯機や乾燥機を利用する時。

洗濯機はコインランドリーの様な感じで、指定の金額を投入したら洗濯ができます。

料金は1回約4~600円程。

乾燥機は何度か回しても乾いてなかったりする時もあるので、天気の良い日に洗濯をすれば外に干しておけるので乾燥機代は節約できます。

洗濯を干す用の紐とピンチは車に積んでおきたいアイテムです。

あとは食費や日用品などで月約3万円程。

お買い物は1週間から10日に一度ほどまとめ買いで、ロックダウン中だったこともあり全て自炊でした。

車はほとんど運転しないのでガソリン代は月500円程。

その他携帯代や諸費用合わせても、なんと大人2人分で10万円にも満たない金額で過ごすことができていました。

楽しめる上に生活費も安く済んだら嬉しいですね。

日本のキャンプ場料金は?

日本のキャンプ場はどうなのか調べてみたところ、もちろんキャンプ場にもよりますが1泊の料金が無料の所から6~7千円程する所までさまざまでした。

見たサイトではシーズン価格の様な記載は見られなかったので、事前に問い合わせが必要そうです。

交渉次第では長期滞在割引など、もしかしたら可能かもしれません。

設備やルール・金額もキャンプ場によりけりなので一概には言えませんが、やはり観光地や街に近いほど料金は高く、田舎に行けば行くほど安いようです。

今は『バンライフステーション』という、長期車中泊をする方向けのサービスがあるようです。

バンライフステーション(古民家など)の敷地内の駐車場に車を停めて、寝泊まりはそこで。

シャワー・トイレ・キッチン・などは共有スペースで、ワークスペースもあり自由に使うことができるようです。

利用期間は2週間から・料金は月2万円程が相場だそうです。

他の車中泊をしている方との交流もあるようで金額も安く、キャンプ場とまた違った長期車中泊が楽しめそうですね。

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