車中泊
1歳と3歳の子どもがいる夫婦が実践!車中泊で子どもと一緒に快適・安全に過ごす工夫!

小さな子どもがいると、キャンピングカーであちこち出かけようとすると、普段以上にいろいろ気を使います。
私たちはお出かけしながらおいしいものを食べ、温泉に入るのが大好きな30代の夫婦。
今は1歳と3歳の女の子がいるにぎやか4人家族です。
乗用車である日産エルグランドベースにしたキャブコンタイプのキャンピングカーであるアクセス社製の「エルグランドジャパン」を利用しています。
今回は、購入してから週末をベースに1年以上旅をしてきた中で子どもと一緒に快適に過ごすために実践してきた工夫をお伝えします。
小さな子どもを連れて、キャンピングカー旅をしている人、これから始めようとしている人が、安全に楽しくキャンピングカーで出かけるための参考になればと思います。
車中泊旅に出る前に・・・まずはキャンピングカーに慣れてもらう!

慣れない車でいきなり車中泊するのは、小さな子どもにとってハードルが高いと思います。
最初わが家では、キャンピングカーで過ごすことに慣れてもらうために、近所のパン屋でパンを購入してキャンピングカーで車中飯を体験してもらったり、車内でお昼寝したりしました。
非日常の空間でおいしいものを食べるなど楽しい思い出を作ることで、子どもたちにとってキャンピングカーが楽しい場所と思ってもらえるように工夫しました。
また、キャンピングカーの中は段差やはしごがあり、子どもたちにとってはアスレチックのような楽しい遊び場となるでしょう。

一方で車内は狭いので、注意点もあります。
●地面に傾斜がある場合は転倒しやすいので、座席やベッドなど安全な場所にいてもらう。
●はしごの昇降時は、いつ転んでも大丈夫なように後からで見守る(支える)。
キャンピングカーの中は自宅に比べて狭いため、転倒した際には家具などに頭や体をぶつけるリスクが高くなります。

わが家のキャンピングカーの家具は基本的に木製でカドが丸くなっていますが、それでもカドの部分にはクッション材を貼るなど事前に対策しておくことがおすすめです。
ぶつかると危険なカドがないか事前に確認しておきましょう。
まずは自宅駐車場で車中泊
キャンピングカーの車内で過ごすことに慣れてきたら、自宅の駐車場での車中泊をしてみましょう。
自宅のすぐそばでゆとりをもってキャンピングカーで過ごしてみることによって、どんな過ごし方や遊び方ができて、どんな危険が潜んでいるか、より分かってくると思います。
一度駐車場で車中泊のシミュレーションをしてみるとよいでしょう。
移動中の工夫
キャンピングカーに慣れたら、いよいよ車中泊旅に出発です。
小さな子どもにとって長時間の車移動はなかなか大変。
わが家では、子どもが少しでも快適に移動中の車で過ごせるように以下のような工夫をしています。
座席選択制
わが家では座席を選べるように子ども用の座席を余分に用意しています。
外の景色が見たいときは助手席。
ママのとなりに座りたいときは2列目。
というように使い分けているみたいです。
自分で選んで座った席だとテンション高く過ごせる時間もより長いと感じます。
広いキャブコンならではだと思いますが、少しでも楽しく移動してもらえるように工夫しています。
最終手段の動画鑑賞

移動が長時間になるとどれだけキャンピングカーに慣れていても、子どもがぐずってしまうことがあります。
その時はタブレットでYouTubeを見てもらっています。
わが家ではお気に入りの英語のアニメを見せていますが、YouTubeに限らず各家庭でお気に入りの動画があると思うので、奥の手としてタブレットやスマホで見られるようにしておくとよいでしょう。
ちなみになるべく大きい画面で見た方が目に優しいと思うので、わが家ではタブレット端末を用意しています。
また、動画を見る場合、普通の車だと狭くて目が近くなりがちになりますが、キャンピングカーは広いので適切な距離を保てることもキャンピングカーならではのメリットだと思います。
わが家では運転席のヘッドレストにタブレットホルダーをつけてタブレットを設置し、2列目のシートの距離を調整して動画鑑賞してもらっています。
暗い中で見ると目に良くないので、夜に動画を見る場合は周囲の車へ配慮しカーテンを閉めながら、車内灯をつけることをおすすめします。
車中泊中の工夫
目的地に着いたら、車中泊本番。
わが家では子どもために以下のような工夫をしています。
キャンピングカーだからこそ楽しめるおもちゃを積んでおくこと

折り紙や塗り絵、パズルを車内で遊ぶことは普通乗用車だと難しいと思います。
しかし、比較的室内が広くて、テーブルが付いているキャンピングカーなら自宅と同じように遊べます。
落ち着いて時間をかけて遊べるパズルや塗り絵だと、大人は車内調理などが進めやすくなるので、特におすすめです。
子ども用のイスの設置
小さな子どもは食べこぼしも多いため、できるだけ安定した姿勢で食べてもらう必要があります。
わが家では家の机のように、子どもが安定した姿勢で食べられるように机に取り付けるタイプのイスを常設しています。
1歳児はチャイルドシートに座って食べてもらっています。
また、ソファの上に置いて利用できる、折りたたみタイプの椅子もあるので、そういったものを活用してみるのも良いでしょう。
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踏み台

車中泊時に子どもの安全を確保するのは大事な注意点。
ベッドは子どもにとっては高さがあるので、目を離したときに一人で登ろうとして落ちるととても危険。
わが家では、安全に登れるように折りたたみ式の小さな踏み台を用意しています。

折りたたみの踏み台は、手洗い洗面用、ベッド昇降用、来客時の簡易イスなど多用途で使えるのでわが家のマストアイテムになっています。
折りたたんで収納できる省スペースの踏み台は家よりも狭く、収納が少ない車内においてとっても便利です!
まとめ
小さな子どもとのキャンピングカー旅行は、大変なこともたくさんあります。
しかし、キャンピングカーならではの楽しい経験もたくさんができると思います。
この記事がキャンピングカーで家族と過ごす皆さんがよい思い出を作る手助けになれば幸いです。