【人気ランキング】大型キャンピングカーで選ばれているのは?バンテックのTOP3発表
キャンピングカー購入を検討しているけれど、モデルがたくさんあり過ぎてどれがいいかわからない。
そんなときはまず人気モデルから見ていくと、失敗が少ないかもしれません。
この記事では、国内大手キャンピングカービルダー・バンテックの人気ランキング・トップ3を紹介。
初めて大型キャブコンを検討する人にも参考になるはずです。
ぜひキャンピングカー選びの目安にしてください。
国内大手キャンピングカービルダー・VANTECHとは
VANTECH(バンテック)の人気モデルランキングを紹介する前に、まずはバンテックがどんな会社か解説したいと思います。
VANTECHの創業は1986年。
トヨタのカムロードをベース車にした大型のキャブコン※・ZiL(ジル)シリーズやCORDE(コルド)シリーズ、2025年から展開している新ブランドのASTRAREなどのキャンピングカーを製造・販売しています。
国内外に製造工場があり、販売店は全国に20カ所。
正規メンテナンス店(10カ所)まで含めると、北海道から沖縄まで網羅しています。
グループ全体の年間売上高は86.5億円。
グループ従業員数は300名。
年間製造台数は約600台。
日本有数の規模を誇るキャンピングカービルダーと言えます。
そんなバンテックの人気モデル・トップ3を、VANTECH株式会社・広報部の中野 聡史さん(以下、中野さん)に聞いてみました。
※キャブコン=居室部分を外装含めて大幅に架装したキャンピングカー
バンテック・人気モデルランキングTOP3
それでは、バンテック・人気モデルランキングTOP3を紹介します。
3モデルとも、誰が見ても本格的キャンピングカーだとわかるスタイルの大型キャブコン。
トヨタのカムロードをベース車にしている国内ブランドのキャンピングカーということで、信頼性も抜群です。
※本ランキングは、バンテック公式Webサイトの「自動見積りシミュレーション」で、2025年1月1日から現在までに見積もりされた車両数を集計し、上位3車種を抽出したデータによるものです。
VANTECH
第1位:ZiL520/国産最上級キャンピングカー!常設ベッドの定番レイアウト

それではいきなり第1位から発表していきましょう。
バンテック・人気モデルランキング第1位となったのは、ZiL520。
バンテックのキャンピングカーの中で、最上級モデルの一つに位置づけられています。
2004年の発売から21年間売れ続けているロングセラー。
車両中央にエントランスドア(出入口)があって、最後部が常設ベッドになっている定番レイアウトのキャブコンです。
ZiL520の特徴は、キャンピングカーに求められる快適アイテムがほぼ標準装備であること。
家庭用エアコン、FFヒーター、冷蔵庫、電子レンジ、トイレ、シャワー。
足回りの専用パーツとして専用ショックアブソーバーまで、あらかじめ欲しい装備「全部載せ」となっています。
また、先に述べましたが、出入り口が車体の真ん中にあるセンターエントランスレイアウトもジル520の外観上の特徴。
出入り口が車体の真ん中にあると、室内最後部に常設ベッドを設置できます。
現在はバンテックに限らず、カムロードベースのキャンピングカーはほかのキャンピングカービルダーのモデルも主流はセンターエントランス。
『せっかく大型キャンピングカーを買うなら、横になりたいと思ったときにすぐ寝ころべる常設ベッド付きがいい』というユーザーが多いことから、センターエントランスが人気のようです。

車両中央のエントランスドアから室内に入ると、正面がリビング(ダイネット)。
リビングルーム(ダイネット)は大きなテーブルを挟んで大人5名が向かい合って座れます。

ベッドは3カ所。
まず運転席・助手席頭上のバンクベッドに大人がゆったり2名分。

後部常設2段ベッドには上下1名ずつで大人2名。
また、セカンドシートとサードシートをフラットにすることで、リビングもベッドに。
オプションの補助マットを敷き詰めれば、大人2名が寝られます。

キッチンはエントランスドアから入ってすぐの右側。
ガスコンロは2口。温水ボイラーが標準で備わっているので、シンク内の蛇口からは温水も出ます。

リビング後方のマルチルームにはトイレとシャワー、洗面台も完備。
トイレはラップ式で、圧着して排泄物をラップの中に閉じ込めるので、汚水処理の手間をあまり気にせずトイレを使えます。

人気の定番レイアウト・センターエントランスのジル520。
家族での長期車中泊だけでなく、災害時のシェルターとしての利用も見据え、最初から装備がそろっているキャンピングカーに乗りたい人に向いているモデルと言えます。
関連記事はこちら▷【取材】21年のロングセラー・国産最上級キャンピングカー!常設ベッドのバンテック・ジル520
バンテック・ジル520主要諸元
ベース車両:TOYOTA CAMROAD
車両寸法:全長516cm(リヤラダー含まず)×全幅207cm(サイドオーニング含まず)×全高295cm
乗車定員:7名(2WD)、6名(4WD)
就寝定員:5名
希望小売価格:13,430,000円〜(税込、諸費用別)
※価格・仕様は変更となる場合があります。
第2位:ZiL/28年売れ続ける国産キャンピングカーの頂点

バンテック人気モデルランキング第2位となったのはZiL。
ジルの発売は1997年で、28年もの歴史がある超ロングセラー。
先ほど紹介したZiL520の元祖と言えるキャンピングカーです。
ZiLも、家庭用エアコン、FFヒーター、冷蔵庫、電子レンジ、トイレ、シャワー。
足回りの専用パーツとして専用ショックアブソーバーまで、すべて標準装備。
センターエントランスがジル520で、リアエントランスモデルがZiL(ジル)、という位置付けです。

リアエントランスのメリットは、まずエントランスドアを開けたときに、外から車内のリビングスペースが見えないのでプライバシーが守られる。
そして、居住スペースの大半をリビングにできるため、リビングスペースが広く取れるということが挙げられます。

後部の常設ベッドがなく、キッチンを室内最後部に置いていることで、運転席・助手席のすぐ後ろから入り口左のカウンターまで全部がリビング。

セカンドシート・サードシートの左右両側に大きな窓があって採光性も抜群。
走行中にはどちら側の景色も楽しめます。

就寝スペースは、キャブコンタイプのキャンピングカーとして象徴的な運転席・助手席頭上のバンクベッドに大人2名分。
さらに、リビングにソファのマットを敷き詰めて作るベッド(大人3名)で計5名がゆったり寝られます。

キッチンは室内最後部に設置。
ガスコンロは2口。温水ボイラーが標準で備わっているので、シンク内の蛇口からは温水も出ます。
シンクとコンロの下には、食器や調味料を収納できる引き出し式の収納。
キッチンの頭上にも収納棚があり、自宅のキッチンと比べても遜色ない設備が整っています。

長期の車中泊旅行にも対応できるように、キッチン横のマルチルームにはトイレとシャワー、洗面台も完備。
トイレはラップ式で、圧着して排泄物をラップの中に閉じ込めるので、汚水処理の手間がなくトイレを使えます。
まさに動く別荘、動くホテル。
トイレとシャワーがあると災害時のシェルターとしても万全です。
関連記事はこちら▷【取材】28年売れ続ける国産キャンピングカーの一つの頂点。5代目バンテックZiL
バンテック ジル主要諸元
ベース車両:TOYOTA CAMROAD
車両寸法:全長516cm(リヤラダー含まず)×全幅207cm(サイドオーニング含まず)×全高294cm
乗車定員:7名(2WD)、6名(4WD)
就寝定員:5名
希望小売価格:13,340,000円~(税込、諸費用別)
※価格・仕様は変更となる場合があります。
第3位 CORDE Leaves /コンパクトで、比較的手頃な価格のキャブコン
バンテック人気モデルランキング第3位は、CORDE Leaves(コルドリーブス)でした。
1位と2位に入ったジルシリーズは、バンテックのフラッグシップモデル。
コルドリーブスはミドルレンジモデルといった位置付け。
サイズは全長4.99m×198cm、価格は914万円から。
ジルシリーズが全長5.16m×207cm、価格は約1,300万円~ですから、比べると走行時も駐車場も扱いやすいサイズで求めやすい価格設定となっていることがわかります。
とはいえエアコンやFFヒーターは標準装備。
トイレやシャワー、冷蔵庫は標準ではありませんが、オプションで追加が可能。
ユーザーそれぞれが欲しい機能だけを選ぶことで、比較的手頃に乗り出せる本格キャブコンと言えます。
コルドリーブスは、人気ランキング第2位のジルと同じリアエントランス。
運転しやすさを考えて全長や全幅はコンパクトなほうがいいけれど、リビングはできるだけゆったりしているのがいいという人に向いています。
左右に大きな窓があることで、採光性が抜群。走行中は両方の車窓からの景色が楽しめます。
ベッドは2カ所。
キャブコンならではのバンクベッドに大人2名。
リビングルームのシートを展開することで、さらに大人3名が就寝できます。
そして、コルドリーブスの最大の特徴と言えるのが、カウンターキッチン。
調理中でもリビングルームが見える設計で、一家団欒しながら調理を楽しめます。
キッチンの背後にはカウンターテーブル。
テーブル下には、外部からもアクセスできる収納庫があります。
マルチルームは車内外から荷物の出し入れができる大型収納庫として使えるほか、前述したようにオプションでトイレやシャワーも設置できます。
床は水にも強いFRP製。
標準装備のFFヒーターの温風が足元から送られるので、濡れた衣類などの乾燥室としても利用できます。
海水浴に行ったときの水着や洗濯物を旅先で乾かせられて便利ですね。
運転しやすいサイズで、車中泊に必要十分な装備がある本格キャブコンを、リーズナブルな価格で購入したいというのであれば、おすすめだと思います。
バンテック コルドリーブス主要諸元
ベース車両:TOYOTA CAMROAD
車両寸法:全長499cm(リヤラダー含まず)×全幅198cm(サイドオーニング含まず)×全高295cm
乗車定員:7名(2WD)、6名(4WD)
就寝定員:5名
希望小売価格:9140,000円~(税込、諸費用別)
※価格・仕様は変更となる場合があります。
詳細はこちら
あとがき/3モデルとも一体成型シェル
バンテックの人気モデル・トップ3を紹介しました。
いずれもトヨタカムロードベースの本格キャブコン。
3モデルとも居室部分のシェルはつなぎ目のない一体成型で、見た目もスッキリ。
雨漏りの心配もありません。
2~5名くらいで長く使えそうなキャンピングカーが欲しいなら、どれも候補に入りそうです。
サイズ、価格、装備、レイアウト。
好みで選んでみてください。
バンテックのHPはこちら








