キャンピングカー

知って得するキャンピングカー旅のメリットと、トラブル回避方法




出発前準備リスト〜出先でトラブルを未然に防ぐために〜


①水、電気の確保


駐車場

旅先では、何かと水や電気の確保が欠かせません。

そこで車旅におすすめなのが、RVパークやキャンプ場です。

施設によって差はありますが、水道や電源があり、ゴミやトイレタンクを処理できる施設をあらかじめ調べておきましょう

②簡易トイレの確保


キャンピングカーの車内にトイレを積載していないオーナーさまの多くが「今はコンビニでも道の駅でもトイレがあるから必要ない」とおっしゃいます。

それはその通りなのですが、一方でよく聞く話として「夜間車外のトイレに行くのが恐い」「キャンプ場のトイレが遠くて虫もいて嫌」「トイレが遠くて子供がおしっこを我慢できなかった」「雨の日に車外のトイレに行くのが億劫」。そして結局トイレを我慢する…ということがあります。

そんなときのために、ポータブルトイレでも簡易トイレでも、車内にひとつ用意しておきましょう

いざとなったら使えるというだけで、かなり安心できますよ。

③季節の備え


雪とキャンピングカー

キャンピングカーは、特に断熱性が低い場合は外気に影響されやすく、室内温度が左右されます。

エアコンやFFヒーターといった空調機器に頼るだけでなく、窓ガラスに断熱フィルムを貼るなど、必要に応じて断熱処理をしましょう。

また冬季はキャンピングカーに限らず、スタッドレスタイヤを装備していないと走行できない道路も存在するので、季節に合わせてサマータイヤとスタッドレスタイヤの交換も忘れないようにしてください。

3年間毎日キャンピングカーに住んで日本中を旅している私としては、装備で行き先を妥協するのではなく、十分な装備をして季節を楽しむのも車旅の醍醐味だと感じています。

④車中泊場所を確認


夜 キャンピングカー

快眠のために車中泊場所の確認をする際のポイントがあります。

1) 地面が平坦か
平坦でない場合は車両の向きを変えて極力水平にすることで、快適に眠れるようになります。
2) 強風時
車両の広い面で風を受けると、車体の揺れも大きくなります。風向きに合わせて駐車し、車両フロントで風を受けるようにすると揺れが少なく済みます。また、防風林になりうる場所を車中泊するのもありです。
3) 立地状況を加味する
もし寝ているときに地震があったら、を想定して、避難経路の確認をしておきましょう。また雨が続く時などは舗装されていない土や砂利の場所を避けるようにしてください。
4) 防犯面
キャンピングカーでのお出かけというだけでテンションが高くなって開放的な気分になります。しかし就寝時は車両の鍵が閉まっているか、もう一度確認するようにしましょう。



⑤ 車両整備


車両整備

旅先で車両トラブルが発生して、旅どころではなくなってしまった…そんな事態を避けるために、事前に車両整備をしておきましょう。

1) タイヤの確認→重量級のキャンピングカーですから、安全に車旅を楽しむのに、しつこいくらいにタイヤの確認はするべきです。
2) オイル交換を定期的にする→オイルの状態が悪いとエンジントラブルが起こる以外にも、エンジンの寿命が短くなる原因にもなりかねません。またオイル交換の際には、普段見えない部分を目視確認できるので、他の不具合がないかの確認にもつながります。
3) 自分の中の異音・異臭センサーの感度を上げておく→「いつもはしない変な音・臭いがしている」など、“いつもと違うことに気づく”センサーを持ちましょう。



快適なキャンカーライフは事前準備があってこそ


キャンピングカー 斜め前

キャンピングカーは自分好みにカスタムすれば、より快適な空間になります。

また車内空間ですごす時間は他人に気を遣うことなく、自由気ままにその空間を楽しめます。

そして、時間に縛られず旅を楽しめるのが何よりのメリット。

でも、楽しい時間もしっかりした事前の準備があってこそです。

気をつけるべきところはきちんと気をつけて、素敵なキャンピングカーライフ(キャンカーライフ)を楽しんでください。