愛犬がいると雨だと遊べない?!そんなことはない!雨の日の車中泊対策と楽しみ方



キャンピングカーを購入する理由のひとつとして、「愛犬と旅行や車中泊を楽しみたい!」というオーナーさんは多いと思います。

実際に筆者もそのうちの一人ですが、季節や場所によっては、車中泊で突然の雨に見舞われてしまって困った経験が何度かありました。

そこで今回は、わが家が愛犬連れで雨の日の車中泊をどのように乗り越えているか、対策や必需品、楽しみ方などをご紹介していきます。

雨のせいで楽しいはずの車旅が嫌な思い出となってしまわないように、ぜひ参考にしてみてくださいね!

雨の日の車中泊のメリット




愛犬連れで車中泊を楽しんでいる最中、突然雨が降ってくれば誰でも憂鬱な気持ちになってしまうと思います。

しかし、雨の日の車中泊はデメリットばかりではありません!

雨の日だからこそ得られるメリットもありますので、まずは考え方を少し変えて、車中泊や車旅を楽しんでみてください。

人気な車中泊スポットに空きが出やすい


傘

車旅や車中泊の人気が高まる中、人気な車中泊スポットは週末や連休になればすぐに予約が埋まってしまいます。

しかし、雨の日は車中泊する人自体が少なく、人気なスポットも空きがでやすく狙い目です。

行ってみたい人気のキャンプやRVパークなどの情報を事前にリサーチしておいて、雨によるキャンセル待ちを狙ってみるのもオススメです。

周囲の目を気にせずゆっくり楽しめる


キャンピングカーの窓

車中泊をする人が少ない雨の日は、「犬が吠えたらどうしよう…」「犬連れを嫌がる人いないかな…」など周囲を気にする心配が減ります。

また、雨の音で人の声はかき消してくれるので雨音以外は静かな空間で車中泊ができ、愛犬達のストレスも軽減できるのもメリット。

愛犬

雨の日は車内にこもりがちになりますが、それはそれで自分たちだけのプライベートな空間を満喫でき、愛犬とものんびり時間を過ごせますよ。

虫が少ない


広場

雨の日は天気がいい日と比べると、圧倒的に蚊やムカデ、蜂などの虫たちが発生しにくいのも魅力です。

害虫が少なければ愛犬が刺される心配も減り、虫嫌いな人でも安心して過ごせますよ。

経験値アップ


準備万端な状態で雨の日の車中泊を経験すると、突然の雨に見舞われた車中泊の際でも慌てず対処することができます。

せっかく楽しみにしていた車旅や車中泊もちょっとの雨で中断するのは勿体ないですよね。

経験値をアップさせて、雨の日の車中泊も愛犬と一緒に楽しめる方法を模索してみるのもおすすめですよ。

備えて安心!雨の日車中泊におすすめのアイテム


車中泊中に雨がいつ降ってきてもいいように、わが家のキャンピングカーに一通りの雨の日アイテムを常備。

もしもに備えてぜひ参考にしてみてくださいね!

雨具(レインウェア)


雨具

雨の日にかかせないレインウェアは、愛犬と飼い主どちらの分も用意しておくことがおすすめです。

特に雨の日でも愛犬を散歩させないといけない場合は飼い主自身も足元が濡れやすいので、収納しやすい折りたたみ式の長靴も備えておくと足が濡れて不快な思いをしなくて済みますよ。

吸水性の高いタオルやシャンプータオル


ペット用タオル

雨の日は通常の車中泊に比べてタオルの枚数も多く必要になります。

特に愛犬用のものは、市販で売られている大判の吸水タオルと拭くだけでいいシャンプータオルがオススメです。

吸水タオルはマイクロファイバー製なので、しっかり水気を拭き取ってくれるだけでなく速乾性にも優れているので雨の日の車中泊にもピッタリです。

ビニール袋


ビニール袋

雨の日に必須なアイテムとして濡れた衣服やタオル、レインウェアなどを入れておくビニール袋も普段から多く準備しておくことがおすすめです。

特に「うんちが臭わない袋」は雨の日でニオイが篭りやすい環境でも効果を発揮してくれます。

またビニール袋の大きさも愛犬に合わせたサイズのものを準備しておけば、愛犬の足元が泥だらけになってしまっても足元だけビニールをかぶせて足元を洗ってあげることもできますよ。

ドライヤー


濡れた衣服やタオルを車内で干せば、湿度が上がり、カビやニオイの原因のもととなる雑菌が繁殖しやすくなります。

通常の車中泊では濡れた衣服をコインランドリーにまとめて入れればいいのですが、犬用アイテムを共有のランドリーを使用して乾燥させるのはマナー的におすすめしません。

ドライヤー

そこで濡れた愛犬用の衣服やタオルは出来るだけ水気を切った後、角を少し切った半透明の耐熱性に優れたビニール袋に入れて、ドライヤーを使って簡易的に乾燥させるのがオススメです。

電源

ドライヤーを使うためには電源施設が必須になるので、雨の日は1500W程度の電源設備のあるRVパークなどを利用するのもポイントです。

次のページ▷ 万が一雨の日に濡れてしまったときは?