氷点下で車中泊経験をしてきたからわかる!真冬の車中泊は車も人間も寒さ対策が必要!
氷点下車中泊はトラブル回避に車にも寒さ対策が必須?!
真冬のヨーロッパでキャンピングカー旅は可能だろうか?
ヨーロッパの中心部に位置するイタリア、そしてその主要都市のローマは北緯41.5度に位置し、日本の青森市(北緯40.5度)とほぼ同緯度です。
そして日本最北端の稚内市は北緯45.4度、それよりも緯度が高い北緯48.5度地点にフランスのパリがあることから分かるように、ヨーロッパ諸国は日本より北にあります。
南ヨーロッパと北ヨーロッパで多少温度差はありますが、イタリア北部、フランス、スイス、ドイツなどのある北ヨーロッパは当然冬場になると氷点下にまでなります。
そんな欧州でキャンピングカー周遊旅を始めてもうすぐ1年。
車中泊旅2度目の冬を迎えます。
氷点下の寒さや車中泊トラブルを実際に経験してきた私たちが教える寒さ対策を紹介していきます。
冬の車中泊は注意しなければならないポイントが盛りだくさんです!
日本でも真冬は氷点下になる場合もあるので、ぜひ車中泊での防寒の参考にしてください。
ヨーロッパで車中泊旅を開始して迎える2度目の冬
私たちはキャンピングカーに暮らしながらヨーロッパを周遊しており、旅を開始して1年、2度目の冬を迎えます。
ヨーロッパはキャンピングカーの本場でもあり、キャンピングカー旅をしながら休暇を楽しまれているファミリーをたくさん見かけます。
そんなヨーロッパでも春・夏・秋の車中泊者と比べると、冬場はガラリと激減します。
その理由はヨーロッパの過酷な冬です。
どんなに快適に過ごせるキャンピングカーでも氷点下になる冬は、車中泊を避ける人が多いようです。
雪で道路は路面凍結してしまい、スタッドレスタイヤやチェーンが必須になります。
そして大きく、重量もあるキャンピングカーはいつも以上に運転に注意が必要になってきます。
RVパークやオートキャンプ場も冬期閉館するところも多く、開いていても水道管が凍ってしまい、水補給のできないなど、冬場のキャンピングカー旅はとても不便になってしまうのです。
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