キャンピングカーの車内

女性と車中泊。安心&安全な旅のための事前準備と気を付けておきたいこと



ここ数年の車中泊ブームにコロナ禍も重なり、車中泊を日常的に楽しむ方が年々増えてきていますが、特にこの1〜2年で、バンライフを始めたり、車中泊を楽しむ女性が増えている印象です。

筆者が車中泊をしているときも、早朝のトイレで洗顔や歯磨きをしている女性と一緒になることが増えましたし、SNSなどでも車中泊を楽しむようすを発信している女性の投稿をたくさん見かけます。

しかし女性が車の中で寝泊まりをするということは、自宅や宿泊施設で過ごすのとは異なり、さまざまトラブルに巻き込まれる可能性もある程度は想定しておかなければなりません。

また女性特有の体調不良などにも対応できるよう、必要に応じたアイテムを準備しておくと、いざというときに安心です。

そこで今回の記事では、女性が安心して車中泊を楽しむために、事前に用意しておくと安心なアイテムや、車中泊当日に気をつけておきたいポイントなどをいくつかご紹介していきます。

女性だけでなく男性でも応用できるポイントがあると思いますので、気になった方はぜひ記事をチェックしてみてください。

事前に準備しておくと安心なアイテム


車中泊旅に出発する前に、あらかじめ準備しておくと安心なアイテムや、実際に筆者がいつも持ち歩いているアイテムをいくつかご紹介します。

ご自身の体調や滞在する場所、車内の収納スペースに合わせて、持参するアイテムをチョイスしてみてください。

鎮痛剤などの薬や生理用品などを用意しておく


鎮痛剤

旅先で突然生理になってしまったときのために、生理用品をいくつか積んでおくと安心です。

念の為下着など着替えも多めに用意しておきましょう。

また体調不良や怪我に備えて、鎮痛剤などのお薬や絆創膏、消毒液などもあると安心です。

その他には携帯トイレもあると便利。

渋滞に巻き込まれてしまったり、山奥などに滞在する場合はすぐトイレにいけない場合もありますので、いくつか用意しておくと良いでしょう。

靴下やストール・使い捨てカイロなど、冷えに備えたアイテムも


雪道

夏場は温度が上がりすぎ、暑くて過ごしにくい車内。

反対に春先や秋冬などはかなり温度が下がり、冷蔵・冷凍庫の中にいるような状態になります。

そのため特に冷え性の方は、冷えに備えた準備が必要です。

筆者はかなりの冷え性で、手先・足先や下腹部が冷えることにより不調をきたすことが多々あるため、さまざまなアイテムを車に積んですぐに対応できるようにしています。

具体的にはストールと厚手のパーカー、貼るタイプの使い捨てカイロや厚手の靴下を車に積んでおり、寝る時に使用するために電気毛布も持参しています。

特に電気毛布は足先から全身をしっかりと温めることができるのでとても便利。

冷えによる不調の心配がありません。

また散歩や買い物のあとなどに、冷えすぎてお腹を壊してしまうことも多々あるため、胃腸薬や下痢止めなども持参するようにしています。

足元を照らす灯りや防犯に役立つアイテムをそろえる


ランタンと携帯

車を停車する場所や宿泊場所に街灯やライトがなく、思ったよりも暗くて足元が見えないといったときには、ランタンや懐中電灯があるととても便利です。

なにも見えないほど真っ暗でも、目的の場所まで足元を明るく照らし、周囲に人がいるかどうかを確認することも可能になります。

またトイレや洗面など深夜に1人で車外に出る際には、スマートフォンや防犯ブザーがあると安心。

なにかあったときにすぐ外部に連絡ができたり、大きい音を出して不審者等を撃退することができます。

わざわざ防犯ブザーを買うのはちょっと・・・という場合は、スマートフォンを防犯ブザーとして使用することのできるアプリがあります。

出発前にアプリをダウンロードしておくと良いでしょう。

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