【実体験】大阪~九州間の長距離車旅でわかったフェリー利用のメリットとデメリット
陸路のみの長距離運転とフェリー利用、どっちがいいか
行き先によりますが、長距離の車旅をするとき、陸路のみでずっと道路を走っていくのと途中フェリーを利用するルートが選べる場合があります。
目的地までの時間や料金、疲労の度合い、道中で観光地に寄る自由度など、それぞれにメリット・デメリットが考えられますが、総合的に見てどっちがいいかはやってみないとわからないことも多いでしょう。
私たち夫婦は90歳を超える義父の様子を見に、車中泊仕様のハイエースで年に3〜4回ほど東京から熊本県の天草まで通っています。
今回は、「陸路のみ」と「途中フェリー利用」でどんな違いがあるのか、費用や疲労度などを、私自身の実体験を交えて詳しくお伝えします。
長距離運転とフェリー利用、どちらがいいか。
検討する際の参考にしてください。
車で東京から熊本・天草まで移動する理由は
東京から熊本・天草までの移動手段は車のほか飛行機や鉄道も考えられます。
飛行機での移動は、早割チケットが取れれば夫婦2人の往復で4~6万円程度と経済的です。
しかし私は仕事柄予定が立てにくく、早割は予約が難しい状況。
通常料金だと同じ行程で12~16万円ほどかかり、手荷物料金や空港アクセス費用、レンタカー代を含めると、予算的に厳しくなってしまいます。
鉄道も同様で運賃やレンタカー代、乗り換えの手間を考えると選択肢から外れます。
そこでハイエースでの車旅を選んでいます。経済的な負担を抑えられる上、離島部である天草でレンタカーを確保する手間も減るからです。
参考:費用の目安(片道)
●航空チケット代 / 1人当たり4万〜5万円(時期によって変動)×夫婦2人分
●高速道路料金 / 2万7940円(ETC料金:2万6,210円)+燃料代/約2万円
※深夜割引や休日割引を適用すれば30%引き
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