バーコード汚れを一掃!キャンピングカー洗車の注意点&ポイントを紹介
春になり気温も暖かくなり、絶好のキャンプ日和が続いていますね。
皆さんは、この時期特有の黄砂やPM2.5に悩まされた経験はありませんか?
我が家のキャンピングカーは露天駐車のため、雨が降った翌日には悲しいくらいバーコード汚れが付いています。
そのため定期的に自宅で洗車をするのですが、車体が大きく、車外に装備のあるキャンピングカーを洗車するのはなかなか大変……。
効率よく安全に洗車するには、いくつかの注意点やちょっとしたポイントがあります。
今回は、キャンピングカーの洗車の問題点や注意点、ポイントとともに、我が家の洗車事情をご紹介していきます。
目次
キャンピングカーを洗車する際の問題点・注意点
洗車場所問題
キャンピングカーの洗車にあたり問題となってくるのが「洗車場所」だと思います。
キャンピングカーの場合、車外の設備やサイズの大きなから故障や事故のリスクがあるため、洗車機はおろかガソリンスタンド等の洗車サービスも断られてしまうケースが多いです。
実際に我が家も何件か問い合わせをしましたが、キャンピングカー専門のお店以外はすべて断られてしまいました。
そのため自分で洗車する場合は、コイン洗車場を利用するか自宅の駐車場などで行うことになります。
「近所で洗車をしてくれるお店があるか」「自宅の駐車場での洗車は可能か」「キャンピングカーを洗車できるコイン洗車場があるか」等、事前に確認しておくことをオススメします。
洗車前は戸締り確認を!
車種にもよりますが、キャンピングカーはボディに換気口や窓、ドア(エントランス・バゲッジドア)などの複数の開口部や隙間が多くあります。
そのため洗車をする際は、必ず全てのドアや窓が締まっているかの確認を行い、車内に水が入らないよう注意しながら洗車をすることが大切です。
転落事故には十分注意を!
キャンピングカーの側面の黒い筋、いわゆる「バーコード汚れ」は、屋根にたまった汚れが雨などで流れ落ちてくるのが原因です。
そのため、バーコード汚れを防ぐには、しっかりと屋根の汚れを掃除することがポイントになります。
しかし、洗車中の屋根はとても滑りやすく、キャンピングカーによっては高さ3mほどあるものも。もしも屋根から転落してしまったら大怪我につながります。
また、構造上登れない車種もあるので注意が必要です。
屋根を洗車する際は、できるだけ安定した脚立や柄の長いブラシやスポンジを使用することをオススメします。無理をせず、プロに依頼するのも手かもしれません。
もし自分でしっかり洗車したい場合には、屋根に登れるタイプのキャンピングカーだとしても、転落事故には十分気をつけて行ってくださいね。
高圧洗浄機を使用する際の注意点
時短にもなる便利な高圧洗浄機は、使い方次第では大きなデメリットになる可能性があります。
なぜなら、ボディの傷んだ部分に高圧洗浄機で一定の水圧をかけてしまうと、塗装が剥げるなどの損傷につながってしまうからです。
そのため、コーティングや塗装がはがれやすくなっているものや、潮風や融雪剤の影響でボディが傷んでいる可能性のあるキャンピングカーの場合、特に注意する必要があります。
また、一点に強い水圧をかけてしまうことで、車外の設備の故障や隙間から車内に水が入りこむリスクもあります。
特にエアコンの室外機がついている場合は、真横から直接水を噴射することで網目の隙間から水が入りこみ故障の原因になる可能性があります。
そういったことを防ぐために我が家では高圧洗浄機を使用する際、水圧を弱めにして少し離れた位置から上から下へ噴射するように注意しています。
洗車道具
今回は以下のものを使用し洗車しました。
・高圧洗浄機(ケルヒャー高圧洗浄機K2サイレント)
・カーシャンプー(シュアラスター クリーナーinシャンプー)
・洗車用スポンジ
・洗車用ブラシ
・脚立(DULTON FIBER LADDER 5STEPS)
・マイクロファイバークロス(プロスタッフ 速吸水 ムササビクロス)
・電動ポリッシャー・バフ(シャイン ポリッシュS)
・プロスタッフ エックスマールワン
キャンピングカーの洗車
洗車前の我が家のキャンピングカーには見事なバーコード汚れができていますが、上記で述べた注意点を意識しながら洗車していきます。
洗い流す
まずは高圧洗浄機を使用して、屋根やボディの軽い汚れを落としていきます。
屋根部分から窓ガラス・ボンネット・ボディへと『上から下』の順番でホコリや砂を洗い流していくことがポイントとなります。
シャンプー洗車
今回は、水垢や古くなったワックス・虫汚れも落とすコンパウンド(研磨剤)入りのクリーナーシャンプーを使用してみました。
まず高圧洗浄機ケルヒャーのノズルを専用のフォームノズルに交換し、タンク内にシャンプーを入れて屋根部分に塗布し磨いていきます。
我が家は庭からキャンピングカーの屋根部分を洗車することができるので、一般的な脚立と柄の長い洗車用ブラシを使用していますが、通常は高さのある脚立が必要となります。
脚立を選ぶ際は、足場がしっかりとした安定性が高いものがオススメです。
屋根が終われば次はボディです。
ボディにも屋根のときと同様、上から下までまんべんなく濃密な泡を噴射し、車用スポンジを使用して高い位置から順次磨いていきます。
すすぎ
サイズが大きなキャンピングカーの場合、すすぎが不十分になりやすく、シャンプーの成分が残りシミの原因となる可能性があります。
その為、すすぎ残しがないようにしっかりと洗い流しましょう。
水の拭き取り
水滴スポットの汚れが残らないように、綺麗なマイクロファイバークロスを使用し素早く拭き上げていきます。
今回はプロスタッフの「速吸水ムササビクロス」を使用してみました。
大判なので、絞るときや細かい部分の拭き取りは少し大変ですが、吸水力が抜群で、いつもより短時間で拭き取りを終了することができました。
汚れ落とし+キズ消し+艶出しWAX
シャンプー洗車だけでもある程度の汚れを落とすことはできましたが、それでもまだうっすらバーコード汚れが残っています。
そのため今回は『汚れ落とし・キズ消し・艶出し』がすべて1本でできる「エックスマールワン」のスプレーを使用し、更にムラなく短時間で作業できるように電動ポリッシャーも使用してみました。
使用方法はとても簡単。エックスマールワンのスプレーをボディに噴射したら、バフを装着した電動ポリッシャーで磨き、付属のクロスで拭き上げていくだけです。
終了後にキャンピングカー全体を確認してみましたが、バーコード汚れは完全に消え、ボディ全体も艶が出て見違えるように綺麗になりました!
まとめ
いかがだったでしょうか?
高圧洗浄機や電動ポリッシャーなど、様々な道具を使うことで短時間かつ綺麗に洗車をすることができました。
今回使用した道具以外にも便利な洗車グッズは様々あり、キャンピングカー専用のクリーナーなども発売されているため、機会があればこちらも試して比較してみようと思います。
キャンピングカーの洗車はボディが大きい為、大変な作業ですが、私自身、洗車を通して今まで以上にキャンピングカーに愛着を持つようになりました。
将来、子どもが大きくなった時に一緒に洗車ができることを考えると、さらに楽しく洗車ができています。
皆さんもご自身やキャンピングカーに合わせた洗車方法やグッズを検討して、少しでも楽しく洗車してみてくださいね。
最後まで読んでいただきありがとうございました。今回の記事が皆さんにとって少しでもお役立ちできていれば幸いです。