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【千葉と栃木で実体験】真冬のルーフテントキャンプ!暖かく過ごせた防寒アイテムを紹介

真冬のルーフテントキャンプ!暖かく過ごせた防寒アイテムを紹介
ジープ・ラングラーでアウトドアを楽しむ筆者が、今回はラングラーに装備したルーフテントで真冬のキャンプに挑戦。

今年に入り、2回ルーフテントを使用したキャンプを経験したので、寒さに耐えられたのかを詳しく解説します。

さらに、実際に使用した暖房器具や防寒グッズも紹介。

ジープ・ラングラーに興味がある方はもちろん、車中泊やルーフテントに関心がある方、冬キャンプを計画中の方の参考になればうれしいです。

ジープ・ラングラーで真冬のキャンプ!


ジープラングラーで真冬にキャンプ

真冬にジープ・ラングラーでのキャンプに挑戦!

今回は2カ所のキャンプ地を訪れました。

まず昨年(2024年)暮れの年越しキャンプでは”館山サザンビレッジキャンプ場”へ、さらに2月1日は家族4人で”栃木JIMINIE俱楽部 自然の家みかも“を訪れました。

それぞれの体験を車中泊スポットの紹介とともにお伝えします。

【千葉県】館山サザンビレッジキャンプ場


館山サザンビレッジキャンプ場の様子

年末年始に長男と義理の兄と3人で訪れたのが千葉県館山市にある「館山サザンビレッジキャンプ場」です。

館山サザンビレッジキャンプ場は、海が近くて景色が抜群なロケーション。

広々とした敷地と充実の設備なのもおすすめポイントです。

私は近隣の温泉施設に行ったので利用しませんでしたが、シャワー室もありました。

海沿いのサイトと海から離れた受付に近いキャンプサイトがありましたが、釣り場へのアクセスを考えて海に近いサイトを選択。

しかし、真冬の海沿いということで非常に風が強かったため、受付に近いサイトにすればよかったと少し後悔しました。

また、持ってきた薪を滞在中に使い切ったため、キャンプ場内のショップで追加購入。

ショップは無人ですが、料金箱に自分でお金を入れるスタイルでいつでも薪が買えます

薪のほかに軽食やアルコール類、ソフトドリンクなども売っていました。

薪を買おうとしたのが夜8時頃でしたが、その時間でも購入ができるというのは便利です。

住所:〒294-0307 千葉県館山市波左間153
料金(1泊当たり):季節によって金額が変わるため、HPを要チェック
電源付きドッグランサイト(115㎡):8,800円~
ドッグランサイト(160㎡):7,700円~
ドッグランサイト(135㎡):6,600円~
海辺のオートサイトS:5,500円~
海辺のオートサイト(電源付き):6,600円~
キャンプを楽しむAサイト:3,300円~
電源サイト(B・Cサイト):4,400円~
フリーサイトF:2,750円~
区画サイトH:2,750円~
手ぶらでゲルキャンプGサイト:18,700円~
手ぶらでキャンプ電源付きサイトG:15,400円~
手ぶらでキャンプサイトD:14,300円~
オートキャンプ:4,400円~


おすすめポイント

南房総で唯一、歩いて海水浴場に行けるキャンプ場。

都心よりも平均気温が2℃ほど高いので、冬でも比較的過ごしやすいです。

私が行った日は日中15℃近くまで気温が上がり、朝方でも5℃と真冬にしてはかなり暖かい一日でした。

「館山サザンビレッジキャンプ場」の公式ホームページはこちら

【栃木県】栃木JIMINIE俱楽部 自然の家みかも


栃木JIMINIE俱楽部 自然の家みかもの様子

もう一カ所。

2025年2月1日に、家族4人で訪れたのが栃木県栃木市にある「栃木JIMINIE俱楽部 自然の家みかも」です。

このキャンプ場は山に囲まれた静かな環境で、冬の澄んだ空気を堪能できる場所

撤収日は雪予報だったので、雪景色を期待していましたが、あいにくの雨。

それでもルーフテントのおかげで快適に過ごせました。

住所:栃木県栃木市岩舟町下津原1808‐1
料金(1泊当たり):季節によって金額が変わるため、HPを要チェック
電源付きオートキャンプ:閑散期 5,500円、通常期 8,800円、繁忙期 9,900円
テラスサイト:閑散期4,400円、通常期6,600円、繁忙期7,700円
利用時間:チェックイン13:00/チェックアウト10:00


おすすめポイント

自然を存分に楽しめる設備が整っています。地面が砂利なので、雨が降ってもぬかるんだり泥がついたりすることなく、スムーズに設営や撤収ができたのがうれしい点でした。

また、敷地内に大浴場があります。

普段は中学生以下330円、高校生以上550円と入浴料がかかりますが、2025年3月末までは冬季キャンペーンということで、無料開放されていました。

大浴場は広く、シャワーは10カ所以上あり、ゆっくりとお風呂に入れます。

「栃木JIMINIE俱楽部 自然の家みかも」の公式ホームページはこちら

ラングラーに載せているルーフテントは?


ジープラングラーに載せているルーフテント

私が使用しているルーフテントはiKaMPER Skycamp2.0 です。

工具要らずで、2~3分で設営ができるので、細かい作業が苦手な人でも安心

マットレスも付いていて、車中泊よりも快適なくらい。

とてもおすすめできる製品だと思います。

iKaMPER Skycamp2.0
料金:480,000円(税込)
重量:62kg
テント耐荷重:408kg
人数:3〜4人
レインフライ:ポリ150D PUコーティング
インナーテント:308gsm TC65/35


ラングラーに載せたルーフテントの使用感についての記事はこちら▷【経験談】ジープ・ラングラーで車中泊するためにルーフテントを買ってみた

真冬のルーフテント泊を快適に過ごすための装備


ルーフテント内の様子

冬キャンプを快適に過ごすため、暖かさを重視した装備をそろえました。

以下、それぞれの用途や選んだ理由を解説します。

ストーブ


ルーフテントにストーブを置く

商品名:アルパカストーブ TS-77

価格:約27,000円

選んだ理由:デザインやサイズ感はもちろん、コンパクトながらも高火力で、自宅でも使用できる点に魅力を感じました。

また、対震自動消火装置が搭載されており、日本のJIS規格に準拠している点も安心できるポイントでした。


一酸化炭素チェッカー/警報機


一酸化炭素チェッカー

商品名:一酸化炭素チェッカー

価格:約3,000円

選んだ理由:ルーフテント内で石油ストーブを使用するため購入しました。


シュラフ


シュラフ

商品名:SOUTH FIELD

価格:知人から譲ってもらったものなので不明

選んだ理由:数年前に知人からおさがりで頂いたシュラフ。冬用の寝袋で-7度の環境でのキャンプでも問題なく眠ることができるので、重宝しています。

インナーシュラフ


インナーシュラフ

商品名:ベアーズロック/インナーシュラフ

価格:3,530円(税込)

選んだ理由:コンパクトで持ち運びがしやすく、強力な暖房性能。

寝袋だけでは寒さを感じるときでも、インナーシュラフを使うことで素早く暖まり、熱が逃げにくくなるため、朝まで快適に眠れるので重宝しています。

ボアフリース素材のおかげで肌触りがとても滑らかで、心地よいモコモコとした感触が気に入っています。

たった3,500円で暖かさと快適さを手に入れられるので、購入して損はないアイテムです。


キャンプマット


キャンプマット

商品名:クイックキャンプ

価格:12,800円

選んだ理由:自動膨張タイプが欲しかったところ、ちょうどAmazonのセールで1万円以下で2個セットが販売されているのを見つけ、購入を決めました。


ホットカーペット


自宅で使用しているもので価格は約8,000円だったと記憶しています。

ポータブルバッテリーを持っていたり、電源付きサイトでの車中泊だったりすると、夜間の冷え込み対策になります。

ただ、もっと省エネかつコンパクトな製品を買おうと検討中です。

ポータブル電源


ポータブル電源

商品名:Jackery ポータブル電源240

価格:27,980円

選んだ理由:もともと、夏の車中泊で扇風機を使用するために購入しました。

普段のキャンプでは電源付きサイトを利用することが多いため、コンパクトなJackery240を選びました。

また、Amazonのセールで2万円以下で購入できたことも決め手の一つです。

1畳以下のホットカーペットなら約2時間、家庭用扇風機は5~8時間、車載用などのコンパクトなDC(直流)扇風機なら約24時間使用可能です。

バッテリー容量が小さいため、省電力の家電を使う際の電源として活用するのがおすすめです。


おまけの快適装備


ラングラー専用のリアサイドウインドウパネルキット

ルーフテント内で使う装備ではないですが、今回キャンプをより快適に楽しみつつ、愛車のジープ・ラングラーの外観をさらに引き立てるアイテムを楽天で購入したので、紹介します。

購入したのは、カリフォルニアマッドスターというブランドから発売されている、ラングラー専用のリアサイドウインドウパネルキット(右側用)。

ウォータータンクと、泥や雪、砂にタイヤがスタックしたときに脱出しやすくするスタックリカバリーラダー、そしてそれらをリアのサイドウインドウに取り付けられるパネルのセットです。

価格は88,000円(税込)。

アウトドア感・オフロード感が増すビジュアルのカッコ良さに惹かれて購入

実用性も十分で、特にウオータータンクはつけ外しが簡単。

タンク容量は9L。水を満タンにして持っていって、1日使っても4分の3ほど残りました。


ジープ・ラングラーに装備したルーフテントで過ごしてみて


キャンプ場に停車しているジープラングラー

実際にルーフテントで2泊して感じたのは、やはり設営や撤収の手軽さ。あらためて実感しました。

また、寒さ対策としてさまざまなアイテムを準備しましたが、iKaMPER Skycamp2.0 の断熱性が高く、ストーブやホットカーペットなどで細かく温度調節するだけで快適に過ごせました

以前乗っていたハリアーのときはルーフテントがなく、地面に設置するテント泊がメイン。

ルーフテントは、地面からの冷気をシャットアウトできる点が大きな違いだと感じました。

防寒アイテムをいろいろと準備したことで、防寒着は軽めでも問題ありませんでした。

あとがき


ジープラングラー

厳寒期の2度のキャンプで、ルーフテントは暖房具や防寒グッズをそろえれば、快適な冬キャンプが実現可能だと実感。

これから冬キャンプを始めたい人にもルーフテントはおすすめです。

今後もラングラーで釣りをしながらキャンプや車中泊を楽しむ計画を立てています。

アウトドアの可能性は無限大!

この記事がルーフテントに興味がある人の参考になればうれしいです。

ryo

夫婦、男の子2人と愛車のジープ・ラングラーと共にキャンプや釣り等、アウトドアを年中満喫中です! 車中泊やルーフテントでの快適な過ごし方や対策グッズ等、たくさんの情報をお届けしていきますので、ぜひ参考になさってください!