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570万円で中古ジープ・ラングラーを購入。カスタム仕様でキャンプ、車中泊、釣りを満喫【愛車紹介】

カスタマイズ済みの中古車ってどう?
トヨタのハリアーでキャンプ、車中泊、釣りなどのアウトドアアクティビティを楽しんでいましたが、この度ジープ・ラングラーに買い替えました。
購入価格は総額で570万円。
純正仕様ではなく、アウトドアライフを楽しめるように様々なカスタムが施されています。
なぜラングラーに買い替えたのか。
どんなカスタマイズがされているのか。
買って走ってみた感想について紹介します。
ジープ・ラングラーに興味がある人やラングラーで車中泊などアウトドアレジャーを楽しみたい人の参考になればと思います。
ハリアーからジープ・ラングラーに乗り換えた理由

それまで乗っていたトヨタのハリアーでは、釣りやキャンプ、車中泊を楽しんでいました。
トヨタの高級ラグジュアリー車ということで、乗り心地、性能、ビジュアルと全てにおいて満足のいく車でした。
それなのになぜジープ・ラングラーへ乗り換えたのか。
理由はシンプルで、元々ジープ・ラングラーのビジュアルが大好きで昔からいつか乗りたいと思っていたからです。
ハリアーを購入した当時、下の子がまだ1歳だったため、乗り降りの負担を考慮してジープ・ラングラーのような大型SUVは選びませんでした。
あれから3年が経ち、子どもも自分で乗り降りできるようになったことから、買い替えを決意しました。
私が購入したのは2018年式の中古車

クライスラー社製のジープ・ラングラー(2018年式・排気量3.6L)の中古車を購入しました。
購入時の走行距離は24,000キロで、車両価格は550万円、諸費用が20万円、合計570万円でした。
ジープ・ラングラーの購入方法
ジープの正規販売店やカーセンサーなどの中古車情報サイトを利用し、約1カ月かけてさまざまな車両を比較検討しました。
最終的に埼玉県にあるアメ車専門店で購入しました。
購入の決め手となったポイントは、①装備、②年式、③走行距離の順で優先順位をつけて選んだ結果でした。
決め手ポイント①装備
アウトドア仕様にカスタムする前提で様々な車両を見てきましたが、購入した車両は見てきた中であらかじめカスタムされた点が多かったことが魅力でした。
具体的なカスタムポイントは後ほどお伝えします。
決め手ポイント②年式
ジープ・ラングラーは2018年に現行のJL型ラングラーが発売され、それ以前はJK型ラングラーに分類されます。
今回購入に当たり、リセールバリューの高いJL型の街乗りを想定したSAHARA、オフロードを想定したルビコンに絞って探していました。
決め手ポイント③走行距離
年式は多少旧くてもいいので、走行距離は30,000キロ以内という条件で探している中で、24,000キロと低走行の車両だったのが魅力でした。
ジープ・ラングラーのカスタムポイント
私が購入したラングラーは外装・内装ともに、あらかじめカスタムされていました。
購入時にすでにカスタムされていた点と、後から追加した点を分けて紹介します。
購入時にカスタムされていた箇所:ワイドボディキット

両サイド50mmずつ広くなり、純正と比べ迫力、存在感が増しています。
購入時にカスタムされていた箇所:リフトアップ

ラフカントリー製の2.5インチリフトキットを装備しており、純正よりも6センチ強車高が上がっています。
こちらも迫力、存在感が増すポイントです。(5万円/1本)
ノーブランド品
¥152,240
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購入時にカスタムされていた箇所:タイヤとホイール

タイヤはヨコハマタイヤのジオランダーでサイズは37×1250R20(1本/5万円)。
ホイールはFuel COVERT D696 マットブロンズ ブラックビートリング 20インチです(1本/約10万円)。
ヨコハマ(YOKOHAMA)
¥196,020
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購入時にカスタムされていた箇所:ドアヒンジステップ

スミッティビルト社のヒンジステップ。
ドアの中心部にステップがあることで、屋根へのアクセスが容易になります(4つで約6万円)。
このヒンジステップのおかげで、脚立を使わずラクにルーフテントの設営ができています。
購入時にカスタムされていた箇所:電動サイドステップ

電動サイドステップも購入時から付いていました。
これがあることで、普段はスタイリッシュな外観を保ちながら、ドアを開けると自動的にステップが展開・格納される仕組みになっています。
リフトアップや大口径タイヤの履いていることもあり、乗り降りが純正に比べると大変ですが、この電動サイドステップは、純正のステップよりも高い位置で展開されるため、わが家の3歳の次男でも苦労せず、1人で登り降りをしています。
メーカーは不明で、純正オプションで電動サイドステップの設定はないようです。
インターネットで調べたところ、価格はおおよそ15万円からで販売されているようです。
購入時にカスタムされていた箇所:テールゲートテーブル

メーカー不明ですが、おおよそ8万円で付けられるようです。
帰りの日の朝食など、わざわざテーブルを出すほどでもない場面で、ワンタッチでテーブルが現れるため、とても便利で重宝しています。
購入時にカスタムされていた箇所:カーゴラック

Fabtech製のカーゴラック「Interior Cargo Rack 2018~2024 ラングラー用」(Amazonでは約9万円)は、ラングラーのラゲッジスペースを無駄なく活用できるアイテム。
収納スペースが2分割されているため、荷物を縦積みすることなく効率よく収納できて便利です。
Fabtech
¥81,800
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購入時にカスタムされていた箇所:フリッジスライダー

TEMBOTUSK製のフリッジスライダーも装備されていました。
ラングラーの高い荷室に重い荷物を持ち上げて奥まで運ぶのは、男性でも大変な場合がありますが、フリッジスライダーがあれば、身を乗り出すことなく、荷物を載せるだけで自動的に奥まで運んでくれるため非常に便利です(約10万円)。
購入後のカスタム:ルーフテント

車中泊(車上泊)のためにルーフテントを購入しました。
海沿いの年越しキャンプで使用しましたが、設営はわずか1~2分、ハードシェルタイプで風にも強く大満足でした。
製品名:iKaMPER Skycamp2.0
・定価:480,000円(税込)
・重量:62kg
・テント耐荷量:408kg
・人数:3~4人
実際に使用した様子や購入方法はこちら▷【経験談】ジープ・ラングラーで車中泊するためにルーフテントを買ってみた
購入後のカスタム:スマホホルダー/ダッシュバー

ジープ・ラングラー用のスマホホルダーをAmazonで購入しました。
簡単に取り付けでき、見た目も無骨な感じで格好良くおすすめです。
SQQP
¥5,199
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購入後のカスタム:タブレットホルダー

i-pad取り付け用にタブレットホルダーもAmazonで購入。
スマホホルダーとタブレットホルダーを組み合わせて、長時間の移動の時などはipadで子供たちが映画やアニメを見られるようにしています。
KDD
¥1,799
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購入後のカスタム:カップホルダー

AZUTO 星光産業のカップホルダーを購入。
実は最初に汎用のカップホルダーを購入したのですが、うまく付けることができず、3000円ほど無駄にしてしまいました。
今回購入したカップホルダーはラングラー専用設計なので問題なく装着できました。
AZUTO
¥5,172
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購入後のカスタム:ドアハンドルポケット

YOCTM社のグローブボックス、ドアハンドルポケットを購入。
ちょっとした小物置き場として活躍しています。
YOCTM グローブボックス 収納 ジープ ラングラー(Wrangler) JL 2018 2019 2020 2021 2022 2023 ドアハンドルポケット 副操縦士アームレスト収納ボックス 小物入れ カスタム パーツ ノンスリップマット付き
YOCTM
購入後のカスタム:ストレージボックス

さらに、CDEFG社のストレージボックスを購入。
こちらもちょっとした小物置き場として活躍しています。
これからカスタムする予定のポイント
あれこれカスタムされていたラングラーに、さらに購入後自分でもカスタマイズしてきましたが、まだ変えたい箇所がいくつかあります。
アンダーコート(防錆塗装)
山道だけでなく、釣りのために海へ出かけることが多いため、潮風など錆びやすい環境に触れる機会が多いです。
また、前オーナーや販売店の車両保管状況によるのか、足回りに錆が少し目立っているため、近々アンダーコート(防塵塗装)を行う予定です。
これにより、錆の進行を抑えるだけでなく、黒染めすることで見た目も耐久性も向上します。
インナーフェンダーの交換

37インチ外径の大型タイヤを装着しているため、ステアリングを全切りすると、ソフトタイプのインナーフェンダーがタイヤに干渉します。
インナーフェンダーをカットすることで干渉を避けることはできますが、故障やトラブルのリスクが高くなるため、ハードタイプのインナーフェンダーに交換する予定です(フロント・リアセットで約10万円+工賃6万円)。
日常使いしてみて分かったデメリット
ジープ・ラングラーは、実際日常使いだけを考えるとデメリットの方が大きく、メリットは主に周囲からの注目が得られたり、所有欲が満たされたりするくらいです。
特に不便だと感じた点をいくつか紹介します。
ウィンカーレバーの位置が日本車と逆

これは輸入車あるあるですが、ウィンカーレバーがハンドルの左側に付いています。
右側にはワイパーがついているため、ウィンカーを出そうとして、ワイパーを動かしてしまうという経験を何度もしました。
また、ハリアーは雨が降ると自動でワイパーが動いていたのですが、ジープ・ラングラーは手動。
この点は不便です。
クルーズコントロールの性能
ハリアーには、前車追尾機能付きのクルーズコントロールが搭載されており、設定した速度を維持するだけでなく、前方の車に合わせて加速や減速、さらには停止までしてくれる機能がありました。
一方、ジープ・ラングラーにはクルーズコントロール自体は搭載されていますが、前車追尾機能がないため、長距離運転時には不便を感じることがありました。
燃費はハリアーの半分以下
ルーフテントや大口径のタイヤ・ホイールなど様々な装備を追加しており、車両重量が重くなったことで燃費は下道だと5km/L、高速だと8km/L。
ハリアーの半分以下です。
※カタログ値:市街地6.8km/L、高速道路11.6km/L
高さ制限に引っかかる

全高が2.3mあるため、立体駐車場へ入れなかったり、高架下を通れなかったりすることがあります。
また、幅も約2.06mあるため、細い道はなるべく避けるなどの配慮が必要です。
あとがき/ジープ・ラングラーを買ってみての感想

今回は購入したジープ・ラングラーのカスタムポイントを中心にお伝えしました。
ラングラーの購入を検討されている方の参考になればうれしいです。
日常使いのための車として見ると、ジープ・ラングラーにはデメリットも多くあると感じています。
私の場合、妻がパートで毎日車を使うことから、ラングラーの日常使いは燃費も悪いし不便だということで、セカンドカーとして新型スズキ・スペーシアを購入しました。
それでも私自身、ラングラーを購入したことに全く後悔はありませんし、今後もカスタムを楽しみながらアウトドアライフを過ごしていきます。
デメリットを上回るビジュアルの良さや所有欲を満たしてくれる存在感。
ジープ・ラングラーは、買って損したとは思わない車だと思います。
ラングラーのアウトドアデビューは年越しのキャンプ
長男と義理の兄と3人で館山にあるサザンビレッジキャンプ場に行きましたが、朝の気温は5度前後、日中は15度と比較的暖かい日でした。
前項でご紹介したルーフテントなどの装備に加え、室内を快適に過ごすためのキャンプ用品を持参することで、朝まで何のトラブルもなく、快適に過ごせました。
快適に過ごすために新たな購入したアイテムもあるため、次の記事で詳しく紹介したいと思います。
今後もルーフテント内で快適に過ごした方法やおすすめの車中泊×釣りスポットを紹介していきますので、楽しみにしてください。