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【長崎県】おすすめ道の駅!温泉・グルメ・観光が楽しめる3つの駅

夫婦で愛犬と癒やされる長崎県の「道の駅」3選

長崎県の道の駅全11カ所中10カ所を巡って厳選


キャンピングカーライフには欠かせないスポットといえば道の駅です。

そんな道の駅の魅力度を測るひとつの目安に、『JAF会員が選ぶ!「イチオシ道の駅グランプリ」2024』があります。

九州・沖縄にある、殿堂入りをすでに果たした「道の駅むなかた」を除く150の道の駅から、「グルメ」「行ってみたい」「おもてなし」の3部門で投票を集め、合計得票数でランキングを決定する企画です。

長崎県第1位は「道の駅夕陽が丘そとめ」でした。

九州・沖縄エリア総合ランキングでは第8位。確かに、美しい景色が楽しめる道の駅でした。

とはいえ、長崎県の道の駅はこの駅以外にも魅力的な駅がたくさんあります。

長崎県の道の駅全11カ所中、五島列島の「遣唐使ふるさと館」を除く10カ所を巡った私たち夫婦が、愛犬とともに長崎県の文化・食・自然を感じることができた、おすすめ道の駅を3カ所厳選してご紹介します。

長崎県を車中泊旅行する際の参考にしてくれるとうれしいです。

道の駅「松浦海のふるさと館」はグルメがおすすめ


松浦海のふるさと館は、福岡方面から平戸への観光ルートの途中にあります。

道の駅の駐車場は普通車130台、大型車6台が駐車できます。

松浦海のふるさと館の駐車場

物産館のあるエリアの駐車スペースはやや狭いので、道の駅に隣接する「松浦国際貿易港・開港記念碑」公園前の駐車場を利用するのがおすすめです。

松浦海のふるさと館の駐車場の様子

特にキャブコン車は、広々とした駐車スペースのそちらに多く駐車していました。

道の駅と公園は直結しており、境界がないので一体感があります。

訪問時は連休最終日で、広めの駐車場も混雑していましたが、トイレは新しく清潔で快適に利用できました。

「長崎県の道の駅はトイレがキレイです」という張り紙があり、清潔さを意識して維持されている様子が伝わり、好感度がアップしました。

「松浦国際貿易港・開港記念碑」公園には芝生

「松浦国際貿易港・開港記念碑」公園には芝生広場があり、愛犬との散歩にも最適で、多くの地元の犬たちが遊んでおり、にぎわいを見せていました。

道の駅から直接入ることができ、ドライブに疲れた愛犬も楽しそうに芝生の中を散歩しました。

散歩の後には道の駅で地元のグルメを楽しむのもおすすめです。

道の駅で購入したブリ丼

ぶりの刺身が7切れのった「ぶり丼」は400円とお手頃で絶品です。

すぐ目の前が漁港のせいか新鮮で、ブリブリとした食感とうまみたっぷりのあじわいが口いっぱいに広がります。

海のふるさと館のマップ

さらに、松浦市は、「アジフライの聖地」として地域振興しているエリアです。

ここ道の駅でももちろん松浦産のアジを使った「アジフライ」が販売されています。

6枚入りで350円とコストパフォーマンスが抜群で、ふわふわの身が美味しい逸品です。

ぶり丼とアジフライ、感動するほどのおいしさです。

ぜひ食べていただきたいと思います!

道の駅を散歩中の犬

たくさんお土産として販売されているので、愛犬を車内で待たせる必要がなく、食堂以外でも車中飯で味わえるので愛犬家には更におすすめです。

物産館は、鮮魚から肉、かまぼこなどの加工品にスイーツまで幅広い品揃えで、お土産を買うだけでなく、日常使いもできる、市場のような道の駅でした。

道の駅松浦海のふるさと館
住所:長崎県松浦市志佐町庄野免226番地30
アクセス:西九州自動車道(伊万里松浦道路)松浦インターチェンジから2km
電話:0956-72-2278
FAX:0956-27-9502
営業時間:店舗・売店8:00~19:00(12/31 8:00~17:00、1/1 8:30~12:00)
体験施設8:00~22:00(12/31 8:30~17:00、1/1 8:00~12:00)
飲食コーナー11:00~14:00
定休日:なし
ホームページ公式サイト 松浦市観光公式サイト 国土交通省サイト



周辺の立ち寄り湯「まつらの湯」




私たち夫婦は朝風呂派なので行きませんでしたが、立ち寄れる日帰り温泉といえば松浦シティホテル内にある、「まつらの湯」です。

利用時間は13:00〜24:00で、入浴料500円とお手頃価格は嬉しいですね。

道の駅松浦海のふるさと館を利用されるなら一番使いやすいのではないでしょうか。

詳細はこちら▷松浦シティホテル

周辺の観光スポット「平戸島観光」


平戸島エリアのGooglrmap

道の駅から約16km、車で30分のところに平戸大橋があります。

橋をわたると、そこは平戸島。

最初に到着する平戸北部は平戸島でも中心地になります。

平戸島はコンパクトに名所・旧跡があるので観光しやすいです。

平戸城、オランダ商館、寺院と教会が見える道、平戸ザビエル記念教会などを半日で巡ってきました。

生月島から平戸島へ行くことがあるなら、川内峠経由がおすすめです。

海の風景と山の風景が一度に味わうことができました。

平戸島観光の拠点にしたいのが道の駅「松浦海のふるさと館」です。

道の駅「生月大橋」は本州最西端道の駅!西の絶景を満喫


道の駅「生月大橋」に行く途中の橋

九州本土から平戸島を経て渡ると、美しい自然に包まれた生月島が現れます。

「生月(いきつき)」という名前には、遣唐使船が長旅の途中で“ひといき”つけた安心感が込められているといいます。

道の駅「生月大橋」の入り口

その入口にある道の駅「生月大橋」は、生月大橋公園内にあり訪れる人を歓迎してくれます。

道の駅「生月大橋」の駐車場

駐車場は普通車45台、大型車4台分のスペースがあり、平均的な広さで安心して駐車ができます。

私たちは端の列に停めましたが少し傾斜がありました。

レベラーで測ってみたところ問題はありませんでしたが、気になる方は中央列が比較的平らでおすすめです。

トイレは古さを感じさせるものの、清掃が行き届いていて快適。

夜は静かで、車中泊には最適の環境です。

道の駅「生月大橋」から見える橋

愛犬との海辺の散歩も楽しみの一つでした。

道の駅「生月大橋」から見える景色

遊歩道では、雄大なライトブルーの生月大橋を下から見上げたり、海岸沿いの遊歩道で夕陽や朝焼けを眺めたりと、心が洗われる絶景が広がります。

自然と橋が織りなす景色を愛犬と共有できるぜいたくな時間は、忘れられない良い思い出です。

道の駅「生月大橋」で食事

物産館では長崎県のお土産が充実しており、皿うどんやちゃんぽんのレトルトを夜食用に購入。

食堂はないため、平戸瀬戸市場で手に入れた新鮮な川内かまぼことお刺身を車内で楽しみました。

初めて訪れた生月島は、本州最西端らしい特別な雰囲気が漂う小さな島です。

心を解きほぐすような景色と空間が待っている、まさに“ひといき”つけるすばらしい場所でした。

市場の詳細はこちら▷平戸瀬戸市場

道の駅 生月大橋(いきつきおおはし)
住所:長崎県平戸市生月町南免4375-1
アクセス:生月大橋から車で1分
電話:0950-53-2927
FAX:0950-21-5006
営業時間:観光売店8:30~17:30(8月は18:30まで)
定休日:12月31日~1月1日
ホームページ国土交通省サイト 平戸観光協会サイト



周辺の立ち寄り湯:なごみの湯・ホテル蘭風




生月島には日帰り温泉がありませんが、少し足を延ばせば素晴らしい温泉がいくつも楽しめます

朝風呂派の私たち夫婦は午前中に入浴できる場所を探し、道の駅生月大橋から車で約30分の「サムソンホテル」内にある「なごみの湯」を訪れました。

こちらの温泉は、11:00~23:00まで利用できますが、毎週水曜日は15:00からの営業なので注意してください。

入浴料は大人1000円ですが、JAF会員なら800円とお得に入れます。

露天風呂からは平戸城や平戸大橋を眺めることができ、サウナも完備されています。

心も体も癒される贅沢なひとときを過ごせる温泉で、訪れる価値は十分です。

詳細はこちら▷サムソンホテル



また、最寄りの日帰り温泉として、平戸島内にある「ホテル蘭風」もおすすめです。

道の駅生月大橋から車で約20分の距離にあります。

入浴料は大人700円、利用時間は15:00~24:00(最終受付22:00)です。

ただし、2025年1月現在、朝風呂営業は休止中とのこと。

ホームページの情報と異なる場合があるので、最新情報を確認してください。

詳細はこちら▷ホテル蘭風

周辺の観光スポット:大バエ灯台・塩崎の断崖・生月サンセットウェイ


生月島の大バエ灯台

生月島の観光スポットといえば、なんといっても、大バエ灯台ではないでしょうか。

灯台の外側から階段を上って展望所まで行くことができます。

駐車場、展望所ともに無料なのもうれしいポイントです。

私たちは、駐車場から灯台までは愛犬を散歩させて、灯台はリュックで愛犬を背負い、ともに観光することができました。

大バエ灯台から見える景色

見渡す限りの水平線、ところどころに見える、風力発電の風車、「あぁ、最西端まで来たんだなぁ」としみじみ感じる美しい景色でした。

灯台に行く途中の景色、塩崎の断崖

生月大橋から、大バエ灯台へ向かう途中に塩崎の断崖に寄りました。

よく見ると、柱状の石が幾重にも連なっており、その見事な自然の造形は、長崎県新観光百選にも選ばれているそうです。

駐車場は無料ですが、数台しか止められないので、空いていたらとりあえず車を止めて、見てきてほしい景色でした。

生月サンセットウェイの夕日

大バエ灯台から、道の駅生月大橋までの間には生月サンセットウェイで向かいます。

西に傾く太陽を右目に見ながらドライブです。

数々のCMに使われた道だとか、一見の価値がありますよ!

道の駅「生月大橋」は、本州東西南北の端に行きたい人、九州1周や日本1周を考えている人には必ず訪れてほしい道の駅です。

大バエ灯台詳細はこちら▷平戸観光協会
塩崎の断崖詳細はこちら▷平戸観光協会
生月サンセットウェイ詳細はこちら▷平戸観光協会

道の駅「ひまわり」では雲仙普賢岳の偉大さを実感


道の駅「ひまわり」の入り口

道の駅ひまわりは、島原半島唯一の道の駅で、広大な駐車場が魅力です。

道の駅「ひまわり」の駐車場

普通車157台、大型車20台が駐車できます。

道の駅「ひまわり」の駐車場

大型車と普通車の駐車エリアが分かれているため、大型車のエンジン音を気にせず静かに過ごせます。

車中泊をしている車両を10台以上見かけましたが、駐車間隔が広く、1台あたりのスペースも余裕があるためとても快適です。

トイレも広々として清潔で、車中泊には最適な道の駅でした。

愛犬との散歩は、広い駐車場を1周するだけで十分な距離を歩けました。

土石流被災家屋保存公園

また、道の駅ひまわりには「土石流被災家屋保存公園」が隣接しています。

物産館を抜けたところにある公園内には、雲仙普賢岳の雄大な姿の前に、土石流災害で埋もれた家屋が保存されています。

「土石流被災家屋保存公園」の案内板

屋外では家屋の3/4以上が土砂で埋もれた様子を見渡せ、周りには草が生え始め、時間の経過を感じさせます。

屋内保存の家屋では、つい昨日まで人々が暮らしていた家が突然土砂に覆われた様子がリアルに伝わってきます。

公園内を散歩しながら、自然災害の恐ろしさを学ぶ貴重な体験ができました。

物産館には島原名物を中心としたお土産が並んでいます。

私たちは、小浜ちゃんぽんをお土産として購入し、自宅で味わいました。

長崎や天草ちゃんぽんとは異なる独自の味わいがあり、お土産用でもとても美味しかったです。

向かいの食堂は16:00閉店で残念ながら利用できませんでしたが、島原銘菓「かんざらし」が手頃な価格で提供されており、次回はぜひ試したいと思いました。

車中飯

車中飯は、近くのスーパーで購入したヒラスとヒラメのお刺身、海鮮太巻き、サラダといった、お総菜。

どれも新鮮でお手頃価格で、美味しくいただけました。

道の駅ひまわりは、島原の魅力を存分に楽しめる、心地よいひとときを提供してくれるスポットです。

道の駅ひまわり
住所:長崎県南島原市深江町丁6077
アクセス:島原道路島原南インターチェンジから2.4km
電話:0957-61-0771
FAX:0957-61-0774
営業時間:売店9:00~17:00
レストラン10:00~16:00(ラストオーダー15:30)
定休日:不定休
ホームページ公式HP 国土交通省サイト



周辺の立ち寄り湯:雲仙スカイホテル




私たちのおすすめの立ち寄り湯は、雲仙スカイホテルの日帰り入浴です。

それは、雲仙地獄まで歩いて行けるほど近くにある「湯の里駐車場」の目の前にある施設だからです。

道を挟んだ向かいに駐車場があり、1日500円で停められます。

たった500円で、雲仙地獄と温泉入浴の2つを楽しみ、愛犬をお留守番させながら、お土産屋さんにひと通り入ってウィンドウショッピングができました。

雲仙にある、たくさんの駐車場と温泉施設の組み合わせの中でも「湯の里駐車場」と「雲仙スカイホテル」の組み合わせはおすすめです。

利用時間は11:30~16:00で、入浴料は700円

硫黄の匂いが漂う、雲仙の力強さを感じる温泉でした。

詳細はこちら▷雲仙スカイホテル

周辺の観光スポット:雲仙地獄




私たちが訪れたのは、国道57号線沿いの雲仙地獄です。

駐車場もたくさんあるので、駐車には困りませんでした。

蒸気のビジュアルはまさに地獄、匂いからも地獄を感じさせます。

雀地獄では音も楽しめて五感で地獄を感じることができ、まさに非日常を体感できる冒険スポットです。

地獄エリアは広いですが、見どころがキュッとしていて遊歩道が整備されているため、効率よく見学ができます。

お糸地獄の近くでは、街猫ちゃんが観光客をお出迎えしてくれました。

ワンコとともに散策しているグループも見かけましたよ。もちろん、愛犬も一緒に散策しました。

島原唯一の道の駅ということで、島原全体を対象にして観光スポットを紹介するとなると、実はここでは書ききれないくらいたくさんあります。

島原城、雲仙普賢岳、島原温泉、小浜温泉、雲仙温泉、イルカウォッチング…

見どころ満載の島原半島周遊旅の拠点として、道の駅ひまわりはおすすめです。

詳細はこちら▷雲仙観光局

どの道の駅も1度は行く価値がある長崎県道の駅でした


今回は長崎県の道の駅全11カ所中10カ所を巡って厳選した道の駅「生月大橋」「松浦海のふるさと館」「ひまわり」の3つ紹介しました。

グルメも愛犬との散歩の時間も、景色も周辺観光スポットも、どの道の駅も1度は行く価値がある大満足な道の駅です。

長崎県の道の駅では、張り紙もしているほど、意識して道の駅のトイレをきれいにしていたように感じます。

車中泊にとても優しい県だと感じました。

利用者はマナーを守って、長く快適な環境を維持し続けたいですね。

長崎旅行は長崎市や佐世保市内に目を向けがちですが、周辺エリアにも素晴らしいスポットがたくさんあるので「旅行計画はじっくり検討してほしい」と強く感じました。

長崎県の地元グルメや自然を満喫したい方の参考になればうれしいです。

あゆみ

はじめまして。あゆみと申します。 愛犬「レオン」と夫婦で車中泊旅を満喫中です! 今までにキャンピングカーで沖縄以外の日本を1周しました。 最近は愛車のハイエースバンコン「HAL」とともに道の駅制覇を目論んでいます。 HALのことや、車中泊スポットなど、キャンピングカーライフの楽しさをお届けします。