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ギア・アイテム

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【実際に使ってみた】ハイエース車中泊の必需品!おすすめ調理アイテム5選

買ってよかった調理アイテム5選
ハイエースを購入し、車中泊仕様にDIYしています。

夫婦2人で車中泊をメインに日本一周を目指しており、どうすれば節約しながら長く旅を続けられるのかを考えています。

各地のグルメを楽しむのはもちろん、ご当地のスーパーに立ち寄るのも楽しみの一つです。

また、簡単でおいしい節約料理が作れるよう、調理アイテムを購入しながら試行錯誤中。

これまでの車中泊で「これは使える!」と実感した、買ってよかったアイテムを紹介したいと思います。

ハイエースを自分好みにDIY


車中泊仕様車にDIYしているハイエース

私たち夫婦が車中泊を始めて、もうすぐ2年になります。

現在、スーパーGLの特別仕様車「ダークプライムⅡ」(R5年式 2800cc 4WDディーゼル車)を所有しており、ハイエースの中では最もコンパクトな標準ボディ・標準ルーフのモデルです。

車中泊仕様にDIYできる点も決め手となり、ハイエースを選択。

ベッドなどを自作しながら、車中泊を楽しんでいます。

車中泊でよく作る料理は?


私たち夫婦は、片付けが簡単で、ゴミが少なくなるものを選ぶようにしています。

アルミ鍋商品(IH対応しているもの)


車内で食べるアルミ鍋

車内ではなるべく火を使わず、準備も不要な温かいアルミ鍋を楽しみます。

ごはんパック

最近のレトルト食品はとても美味しいものが多く、〆にパックご飯を入れると、いつも満腹になります。

ホットサンド


カセットコンロでホットサンド調理

食パンを2枚用意し、その上にミートボールを並べてマヨネーズをかけ、もう一枚の食パンでサンドします。

チルドピザ

チルドのピザを購入できれば、もっと簡単に朝食を済ませることができます。

ピザを袋から出したら、半分折り、さらに半分折り、それを焼くだけ!

炊き込みごはん


焼き鳥缶詰

焼き鳥の缶詰めで炊き込みご飯を作っています。

米1合に対し、水200ccを加えた後、缶詰め1缶をたれごとすべて投入するだけで、とても美味しい炊き込みごはんが完成します。

焼き鳥缶詰で炊き込みご飯

さらに、醤油を小さじ1杯足すと、味の完成度がぐっと上がります。

また、マヨネーズをかけながら食べると、最高です!

車中飯調理の悩みや注意点


換気は必須


特に冬は車内の温度も上昇するため、鍋料理をすることが多いですが、換気を十分に行う必要があります。

窓が結露し、翌日にはにおいが残ることも。

ハイエースの荷室には両サイドに小窓が付いているため換気はできますが、極寒の日や雨の日には開けにくく、この点が今後の課題です。

食材は食べる分だけ!


カット野菜

食材を無駄にしないように、食べきれる分だけを購入するよう心がけています。

車中飯では野菜不足になりがちなので、カット野菜をよく活用しています。

アルミ鍋の料理に追加したり、ドレッシングをかけてそのまま食べたりできるので、とても便利です。

ゴミはなるべく出さないように


カット野菜

極力ゴミがコンパクトになるものを選ぶようにしています。

2泊程度であれば車内に保管し、自宅に持ち帰って処理することも可能です。

ゴミの処理をしてくれるRVパークを利用すれば、その心配もなく快適ですね。

車内でインスタントコーヒーを飲む

景色のいい場所で車中泊をした朝、豆を挽いてコーヒーを淹れ、ゆったり過ごしたい方も多いと思いますが、荷物やごみが増えてしまいます。

ですが、スティックコーヒーも十分美味しく楽しめますし、どこで誰と飲むかが大切ですね。

コンビニの淹れたてコーヒーを買うのも、良い案かもしれません。

調理アイテムを紹介


私たちが購入して実際に使っている、おすすめの調理アイテムを5つ紹介します。

IHクッキングヒーター


車内で調理するためのクッキングヒーター

A4サイズよりも小さいコンパクトなIH調理器です。

使用できる鍋底のサイズは約10cmから16cmなので、使用時は注意しましょう。

後片付けも拭き上げるだけで簡単です。

クッキングヒーター

また、コードに手や足を引っかけても、コードだけが外れるマグネットコードを採用しているため、狭い車内での調理も安心。

収納場所にも困らないサイズなので、私たちの車中泊では、手放せないアイテムとなっています。

火を使わないため空気を汚さず、一酸化炭素中毒の危険もないのが大きなメリットです。

車内でお湯を沸かす

MAX(10段階の10)の電力で200ccの水を沸騰させるのに、1分もかかりません。

ただし、消費電力は984Wのため、1000Wクラスのポータブル電源を持っていることが前提となります。

DRETEC IHクッカー ピッコリーノ(定格消費出力1000W)


サイズ:20.5cmの正方形、高さ5cm
重さ:約1.5kg(付属の電源コードを含む)



ミニカセットコンロ


カセットコンロ

ポータブル電源の電力残量が少ないときのことを考え、外せないアイテムだと思い購入しました。

市販のガスボンベを簡単に着脱できる、コンパクトなカセットコンロです。

収納袋が付属しているのも嬉しいポイントでした。

ガスボンベがあればすぐに使えるのが、メリットになります。

ですが、車内にはカーテンや毛布などがあるため、火災のリスクが怖いです。

とても疲れているときの車中飯で、ガスコンロをどうしても使わなければならない状況で、万が一寝落ちしてしまう可能性もゼロではありません。

そのため、朝の車中飯での使用や、ポータブル電源の残量がないときなど、状況を限定して使用するようにしています。

また、充分な換気をし、一酸化炭素中毒にも注意して使用することが大切です。

ミニカセットコンロ
サイズ:20cm × 21.5cm × 高13.3cm
重さ:1.2kg


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ホットサンドメーカー


ホットサンドメーカー

ミニフライパンとしても使え、使用後も洗いやすいです。

人生で初めて購入しましたが、調理していてとても楽しいと感じました。

中が見えないので、ワクワク感があるのかもしれません。

ホットサンドメーカーについてくるレシピ

また、たくさんのレシピが同封されていますので、いろいろな料理に挑戦できます。

安く購入できたのはよかったですが、IHに対応していないのが残念でした。

次回、購入する際は直火とIHのどちらも使えるタイプを選びたいと思います。

Iwatani Hot Sand Grill CB-P-HSG


サイズ:14.1cm×35.4cm×厚さ5cm
重さ:約570g



小型炊飯器


小型炊飯器

最大1.5合まで炊ける、小さなおもちゃのような炊飯器でしたが、初めて使用したとき、とても美味しくごはんが炊けて驚いたのを覚えています。

定格消費電力は210Wなので、小型のポータブル電源でも使用可能です。

丸みのあるフォルムが可愛らしく、お気に入りの調理アイテムになっています。

注意点としては、0.5合から1.5合までしか炊けないため、2人ともお腹が空いているときは、少し物足りなく感じるかもしれません。

コイズミ ライスクッカーミニ KSC-1513(現在の最新型番KSC-1514)


サイズ:17.5cm×20cm×高さ19cm
重さ:約1.4kg



電子レンジ


車内で使用する電子レンジ

ポータブル電源と同じ時期に購入した電子レンジは、もうすぐ2年になる車中泊生活のなかで、「車に積める最強の調理アイテム」だと感じています。

ターンテーブル式だと走行中にガタガタしそうだったので、フラットテーブル式を選択しました。

自宅ではもちろん、コンビニやスーパーなどでも電子レンジが設置されていて、温めて食べることが当たり前になっていますよね。

車中泊では、すぐに食事ができない状況も多いため、温かいご飯やお惣菜をいつでも食べられるようにと、迷わずに購入しました。

また、夜ご飯に残った温かい汁物を朝まで保管するのにも最適です。

ポータブル電源が必要にはなりますが、フラットテーブル式の電子レンジは車中泊におすすめのアイテムです。

デメリットとしては、12.3kgと重たいため、車内では移動しづらいです。

設置場所はよく検討する必要があります。

COMFEE 単機能 電子レンジ 17リットル フラットテーブル


サイズ:幅45.8cm×奥行35.4cm×高さ28.6cm
重さ:約12.3kg



積んでいたけど現在は使わなくなったアイテム


電気ケトルは、結局収納したまま使わなくなってしまいました。

その理由は、「電力を大量に消費するうえ、お湯を沸かすだけのアイテム」と思ったからです。

限られた収納スペースの中では、複数の用途で使えるアイテムの方が便利です。

お湯を沸かすだけなら、IHクッカーやガスコンロでも対応できるため、電気ケトルは不要だと判断しました。

まとめ


今回ご紹介した調理アイテムがあれば、アツアツの鍋や炊きたてのご飯を楽しむことができます。

ただし、ポータブル電源は必須です。

1000Wクラスの製品であれば、私たちのメニューでも、2人で1泊2日の車中飯なら充電なしで十分対応できます。

紹介したアイテム以外にも、車中泊向けの調理器具はたくさん販売されているので、ぜひいろいろ探してみてください。

お気に入りのアイテムで調理した料理を、旅先で楽しむのは最高です!

この内容が、皆さまの車中泊の参考になれば嬉しいです。

チャコエース

夫婦2人でハイエースを車中泊仕様にDIYしながら、仕事の合間に車中泊を楽しんでいます。皆さんの参考になることをたくさんお届けできたらいいなと思っています! 夢は日本全国を巡り、夫婦の想い出をたくさんつくることです。 これからよろしくお願いします。