電源も使えて便利!「RVパーク道の駅ころ柿の里しか」の魅力を紹介

温泉に温水プールまで完備!石川県・能登半島の観光拠点「RVパーク道の駅ころ柿の里しか」



我が家では、夏休みを利用して5日間、石川県にあるRVパークを利用しながら旅行をしました。

その中でも印象に残ったのが、能登半島の中央に位置し、能登半島の南玄関とされている「RVパーク道の駅ころ柿の里しか」

今回は、実際に泊まった感想も交えながら、「RVパーク道の駅ころ柿の里しか」の魅力についてご紹介したいと思います。

「RVパーク道の駅ころ柿の里しか」へのアクセス

RVパーク道の駅ころ柿の里しか

「RVパーク道の駅ころ柿の里しか」は、能登半島の中央に位置し、能登観光の拠点として便利な場所にあります。

「のと里山海道西山」I.Cから西へ3km(約3分)でたどり着けるので、アクセスもしやすいのがうれしいところです。

予約~チェックインの手続き

アクアパーク シ・オン

到着したら、まず、受付のある温浴施設「アクアパーク シ・オン」にてチェックインの手続きをします。

受付表に、利用泊数、利用人数、代表者氏名、電話番号、住所、生年月日、車種、車両ナンバーを記入していきます。

ちなみに、「アクアパーク シ・オン」はリーズナブルな価格設定なこともあって、玄関前の駐車場は子連れファミリーの車で一杯でした。

利用案内ファイル

チェックインの手続きが終わったら、利用案内ファイルと電気ボックスの鍵を渡してもらいます。

RVパークの利用料金は1泊あたり2,000円(税込)ですが、その中にゴミ処理代、電源利用料も含まれています

清算を済ました後は、担当の方から施設の利用方法を聞きながらRVスペースへ。

RVパークの利用可能台数は5台まで。先着順で好きな場所を選べるようです。

ゴミおきば

ゴミ処理に関しては、指定のゴミ置き場へ各自で出しに行くというシステムです。

回収時間は防犯のため6:00~22:00となっています。

燃えるゴミ、燃えないゴミ、空き缶、ペットボトルに分別する必要があり、瓶の回収は不可でした。

アクアパーク シ・オン

チェックアウトの際は、鍵を受付に返します。

「アクアパーク シ・オン」が開店する9:00より前の場合は、ファイルと電源BOXの鍵を、従業員用の玄関に設置している郵便ポストに投函しておけばOKとのことでした。

施設について

正面玄関

正面玄関には、24時間使える井戸水の水道があります。飲料に使う場合、水筒やペットボトルを持参しても良いそうです。

ただし、担当者の方いわく「飲んでも大丈夫ですが、保証はできません」とのこと。小さいお子様や胃腸が弱い方などは、飲用しない方がベターかもしれません。

アクアパーク シ・オンのトイレ

「アクアパーク シ・オン」のトイレは22:00まで使えます。

道の駅のトイレ

また、駐車場からかなり離れていますが、道の駅のトイレが24時間利用できます。ただし、扉がないオープン構造のため、大きな虫が入ってくる可能性もあります。

「手洗い場につき その他の使用(食器、鍋等の洗浄)をご遠慮願います。」の注意書きが貼ってありましたが、一人ひとりがマナーをしっかり守って利用しましょう。

駐車場や電源について

RVパーク道の駅ころ柿の里しか 駐車場

入出庫の際、駐車場を離れる場合は、コーンを置きます。

駐車エリアごとに番号が明記された電源BOXが設置されていました。使用する場合は、受付時に渡される鍵にて解錠します。

電源BOX

コンセントは2口用意されており、15Aまで使用できます

防水型のプラグは1口のコンセントに対して1個、通常の形状のプラグであれば4個まで接続可能。接続が完了したら、扉を施錠します。

電源を繋いでいる様子

電源BOXは、駐車エリアの後ろに設置されています。

我が家の車は外部電源入力のソケットが側面にあるため、後方の電源BOXにつなぐためには延長コードが必要でした。

ふだんから積んでいる10mのドラムコードを使用しましたが、このRVパークであれば、2mくらいの延長コードでも電源の接続が可能そうです。

RVパーク道の駅ころ柿の里しか 駐車場2

駐車エリアは傾斜がほとんどなく快適でした。

エリアの前面にしっかりスペースがありますので、入庫しやすかったように思います。トレーラーで利用されている方もいましたよ。

夜の様子

到着時は1台しか埋まっていませんでしたが、20:00頃には5台すべて埋まっていました。

「アクアパーク シ・オン」の前にある無料駐車場も車で一杯。

夜になっても気温が下がらないため、アイドリングをして涼んでいる車もありましたが、RVパークとは離れているのでエンジン音は気になりませんでした。

ちなみに、RVパークはアイドリング禁止です。

また、RVパークの敷地内に大型車の駐車スペースがあるものの、この日はトラックは数台で、しかも離れた場所に駐車していたので、夜も静か。

志賀町を走る国道249号線からも少し離れているため、走行音の心配もせず過ごせました。

日帰り温泉「アクアパーク シ・オン」

アクアパーク シ・オン 案内

志賀千古温泉という天然温泉を楽しめる「アクアパーク シ・オン」のチケットは、販売機もしくはフロントでスマホ決済をして購入できます。

大浴場、浴槽の下から泡が出てくる気泡圧注浴、サウナ、水風呂がそろっており、洋風・和風の露天風呂は1週間ごとに男女が入れ替わるシステム。

特に気に入ったのは、洋風風呂にある「かめ湯」。小さくて一人で入るタイプのお風呂で、まったりくつろぎながら疲れを取ることができました。外には、「しらさぎの湯」という足湯もありますが、現在は休止中とのこと。

休憩室もあり、とても快適です。リクライニングチェアでのんびりくつろぐうちに、ついつい寝てしまいそう。実際、妻を待っている間に旦那は爆睡していました。

アクアパーク シ・オン 館内

他にも、トレーニングルーム有料マッサージなどの設備も充実しています。プールもありましたが、コロナ対策のため利用できるのは2時間以内になっていました。

レストランには、定食、鍋、麺類といった幅広いメニューが。アルコールや枝豆などの一品物もあるので、ここで食事を済ますのもアリですね。

農産物直売所の「旬菜館」

野菜

JAが経営している旬菜館では、青い収穫コンテナに朝どれの野菜がたくさん並んでいました。

お米、海産物、民芸品をはじめ、道の駅の名前にもなっている志賀町特産の「ころ柿」を使った「ころ柿ソフトクリーム」も好評だそう。

とても大きな夕顔も、たったの100円で購入できました。規模は小さいですが、どれもリーズナブルな価格設定。そのため、朝9時のオープン時から、店内にはたくさんの人がいました。

近隣の商業施設

大型ホームセンター「ロッキー」

大型ホームセンター「ロッキー」

国道249号線沿いの道路を挟んだ目の前には、大型ホームセンターの「ロッキー」があります。

横断歩道があるので安全に渡れます。食料品、日用品などが一通りそろうだけでなく、コインランドリーも用意されています。

スーパーマーケット 「どんたく高浜店」

スーパーマーケット どんたく高浜店

車で約4分(950m)のところには、石川県七尾市を中心に展開する能登のローカルスーパー「どんたく」があります。

新鮮な魚介、揚げたて・焼きたてのお惣菜、地元の商品を多く取り扱っている、地産地消に積極的なお店です。店舗ごとに担当者こだわりのPOPがあり、熱意が感じられます。ここでも能登の魅力を充分に味わえますよ。

マツモトキヨシ

同じ敷地内には「マツモトキヨシ」もあります。

コインランドリー ザブーン高浜店

近くには、「コインランドリー ザブーン高浜店」、徒歩3分ほどのところに「くすりのアオキ 志賀高浜店」などもあり便利です。

周辺の観光スポット

観光マップ

道の駅のトイレ付近にある、写真付きの観光マップは、近辺の観光情報を知るのにぴったりです。

巌門・能登金剛(車で約20分)

巌門・能登金剛

道の駅から約19分(14km)のところには、能登半島を代表する景勝地、国定公園「巌門・能登金剛」があります。海に突き出た岩盤に荒波が穴を開けてできた、自然の造形美を楽しめますよ。

駐車場は自家用車100台、バス20台分があり、大型キャンピンガーで行っても楽に停められました。

遊覧船乗り場の看板

遊覧船もあって、能登半島の外浦「巌門洞穴」「鷹の巣岩」「基盤島」「旧福浦灯台」などの絶景を、約20分かけて眺めることができるのだとか。しかし、昨晩から続く雨と風で、残念ながらこの日の遊覧船は欠航でした。

増穂浦海岸 世界一長いベンチ(車で約25分)

増穂浦海岸 世界一長いベンチ

道の駅から車で約25分(19km)のところには、「道の駅 とぎ海街道」があります。ここは、和歌山の和歌浦、神奈川の由比ヶ浜と並ぶ「日本小貝3名所」のひとつだそう。

駐車場に車を停めて海岸へ続く階段を登ると、全長460.9mのギネスブックにも掲載された世界一長いベンチが。

ボランティアの方が「日本海に沈む美しい夕日を見てほしい」という思いで作られ、約1350人も座れるそうです。

まとめ

キャンピングカーでの旅は「Go To トラベルキャンペーン」の恩恵を得られませんが、それでも3密を避けられて、時間に縛られずに気ままに旅を楽しめます。

これらのメリットは、新しい生活様式にもマッチしているのではないでしょうか。

RVパークを使えば、家族・グループ単位で専用の駐車スペースが得られるので、不特定多数の車と接することがなく、さらに安心して楽しめます。湯YOUパークなどでも、24時間トイレが利用できれば、キャンピングカーの利用者がもっと増えると思うのですが……。

夏季のうちは、我が家のようにエアコンを使う場合は電源があるRVパークに限られてしまいますが、秋になれば電源が不要になるので、利用範囲がさらに広がります。その頃には、コロナが終息していることを願うばかりです。

RVパーク道の駅ころ柿の里しか
所在地:〒925-0154 石川県羽咋郡志賀町末吉千古新保向22-1
電話番号:0767-32-8555
チェックイン:当日12:00~
チェックアウト:翌日11:00
利用料金:1泊2,000円/1台(トレーラー含む)
ペット:可
公式サイトはこちら
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