車中泊
【体験談】ジープ・ラングラーで車中泊!ルーフテント vs 車内で就寝、どっちが快適?

ジープ・ラングラーでの車中泊に興味ありませんか。
ジープ・ラングラーで毎月のように車中泊しながら釣りやキャンプを楽しんでいる筆者。
ルーフテントを載せていて、車中泊場所や人数によって、ルーフテントでの就寝と車内での就寝を使い分けています。
そこで今回は、ルーフテントでの就寝と車内就寝、両方の経験をもとにそれぞれのメリットとデメリットを解説。
ジープ・ラングラーに興味がある人、ラングラーで車中泊やキャンプをこれから始めようと思っている人にとって、参考になる情報だと思うので、ぜひ参考にしてください。
一人のときは車内就寝、ルーフテント泊は家族で
車内泊(車内就寝)とルーフテントでの就寝。
まずどのように使い分けをしているのかを紹介します。
一人で釣りの際に便利な車内就寝

ほぼ毎月一人で海や山へ釣りに出かけていますが、その際はほとんど必ず車内で就寝しています。
釣りのときは大抵、漁港などの駐車場に止めることが多いのですが、決められたスペース内での駐車が求められます。
筆者のラングラーに設置しているルーフテントは開いたときに車体の幅より大きくなるので、車1台分のスペースで済む車中泊を選択しています。
また、釣りに行く際は、日の出から活動を始めるため、前泊で車内泊をすることで睡眠時間の確保や時間通りに行動を開始できるようにしています。
このとき、いちいちルーフテントを開閉していると、すぐに釣りに出かけられません。
ルーフテントを使うのは

前述したように、ルーフテントは場所を選ぶため、釣りの際にはほとんど使用することはありません。
ルーフテントを使うのはもっぱらキャンプ場やRVパークでゆっくり過ごしたいときです。
特に家族や仲間と複数人で過ごす休日には、ルーフテントの広さと快適さが際立ちます。
ただし、稀に渓流釣りをする際、山奥に行くときには一人でもルーフテントを使うときがあります。
車内泊(車内就寝)のメリットとデメリット

筆者の体験から、ジープ・ラングラーの車内(室内)で就寝するときのメリットとデメリットは以下のようなことがあると思います。
車内就寝のメリット1:場所を選ばずどこでも寝られる

車中泊禁止の場所でない限り、いつでもどこでも好きなタイミングで寝ることができ、ルーフテントと違ってスペースを取らず、車一台分のスペースしか使わないので、道の駅や、釣り場の駐車場など、寝場所には困りません。
車内就寝のメリット2:設営や撤収の手間がない

ルーフテントのように設営や撤収の手間がないので、着いたらすぐに睡眠を取れて、起きたらすぐに活動ができるというメリットがあります。
釣りに行くときのスケジュールは日の出の時間にもよりますが、21:00~24:00頃に車中泊場所へ到着し、ギリギリまで寝て3:00~5:00に活動を始めます。
釣りで前泊する場合、睡眠時間は短いと3時間くらいのことも多いため、朝の貴重な時間を有効活用するには車中泊が最適です。
車内就寝のデメリット:車内スペースに限界がある

ジープ・ラングラーはシートをフルフラットにして、運転席側のシートを調整することで身長180cm程度の人が1名なら余裕で、2名でも寝られるスペースを確保でき、車中泊するには十分な広さがあります。

ですが、私のジープ・ラングラーは荷室にスライダーが設置されていて、一人分の就寝スペースの確保がやっと。
寝返りが打てなくて窮屈さを感じます。
車内は自宅で寝るのと比べると快適ではないため、初めは寝つきにくいこともあります。
寝心地を良くするためには、寝床をフラットにするマットレスや枕を用意する必要があります。
実際に使っているのは、クイックキャンプの自動膨張タイプの車中泊マット。
Amazonのセールで2個セットが1万円以下で販売されていたので購入しました。
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また、筆者のラングラーの場合、荷室に設置しているスライダーが邪魔をして、ジープラングラー専用フラットマットを導入できていませんが、専用マットを使えれば格段に寝心地が向上するはずです。
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ルーフテントで寝るメリット・デメリット

次に、ルーフテントで就寝するメリットとデメリットを、私の経験をもとに紹介します。
ルーフテントのメリット1:広々空間、家族で快適な睡眠

キャンプ場やRVパークに出かける際には、家族4人でルーフテントを利用しています。
広さは使用するルーフテントや車のサイズにもよって変わりますが、筆者が使っているikamper Skycamp2.0サイズのルーフテントなら、子どもが小さいうちは4人家族でも就寝に十分なスペースがあると感じました。
暖房器具を置いても広々しています。
ルーフテントのメリット2:眺めが最高

地面から離れた高さで寝るため、風通しが良く、眺めも最高です。
また、視界が開けているので、キャンプ気分も高まります。
朝日を浴びながらの目覚めは格別!
ルーフテントのデメリット1:設営と撤収に多少時間がかかる
ルーフテントの設営には5分程度とはいえ、時間がかかります。
釣りの朝など忙しいときや急いで出発したいときは少々不便に感じるかもしれません。
ルーフテントのデメリット2/天候に左右される
強風や大雨の日には、ルーフテントの設営や就寝時の快適さに支障が出ることがあります。
特に風が強いと、テントが揺れたり風の音が響いたりして、安心して眠れない場合もあります。
また、雨が降っているときや濡れている状態での設営・撤収には苦労します。
ルーフテントのデメリット3:場所に制限がある
ルーフテントは使用場所に制限があります。
道の駅やサービスエリアではマナーやルールの観点から使用できません。
また、私のルーフテントは車2台分のスペースが必要なので、使用可の場所でも駐車スペースに余裕がないと設営できない場合があります。
ただ、設営した状態でも車のルーフサイズと同じくらいのものもありますので、製品の選び方によっては狭い駐車スペースでもルーフテントを利用できると思います。
結局どちらが快適?

車内泊とルーフテント、どちらもそれぞれにメリットとデメリットがあり、シーンによって使い分けることが大切です。
もし、快適さだけを重視するなら、ルーフテントに軍配が上がります。
ラングラー用でも、さまざまなサイズや仕様のルーフテントが発売されているので、これから購入を検討している人は、いろいろと調べてみるといいでしょう。
私が参考にしたのはこちら▷TripTop
また、車内就寝でもよりフラットにできるアイテムを利用することで、快適度を高めることができます。
筆者のラングラーは荷室にスライダーが付いているので、車内就寝時の快適化が少し難しいのですが、ノーマルのラングラーであれば「マット」の導入をおすすめします。
快適な車中泊ライフを送るために、ぜひ参考にしてみてください。