これだけでOK!?キャンピングカーや車中泊での調理に「角型アルミクッカー」!
キャンピングカーや車中泊の際に使う調理器具、みなさんはどうされていますか? 筆者はいろいろと試した結果、ほぼメスティン(アルミ製の箱型の飯ごう)で統一。
3種類のメスティンをレギュラーとして使っていました。
そんな中、気になる調理器具が新登場。
それがキャプテンスタッグの「角型アルミクッカー」です。
今回、こちらを試す機会に恵まれたので、その実力をお知らせします。
目次
キャプテンスタッグ「角型アルミクッカー」の大きさは2種類
横から開閉するハンドル部分が筆者にとって最大の魅力
キャプテンスタッグの2022年新製品「キャプテンスタッグ アルミ角型クッカー」(普通サイズ、実勢価格:1,450円前後・写真下)と「キャプテンスタッグ アルミ角型クッカー L」(Lサイズ、実勢価格:2,300円前後・写真上)。
アルミ製の角型飯ごうなのでメスティンの一種だと思います。
一般的なメスティンとの最大の違いは本体に取り付けられたハンドル2本が左右に折りたためる構造になっていること。
この点が、普段折りたたみ式のハンドル1本の一般的なメスティンを愛用している筆者を強く引きつけました。
詳細は後ほど解説します。
どちらのアルミクッカーも当然アルミニウム製、表面はアルマイト加工。
ハンドル部分はステンレス鋼でシリコーンゴムのカバーが掛かっています。
サイズは「普通サイズ」が容量約1Lで本体サイズが約170×115×65mm、ハンドルの長さが約120mm、重量が約185g、「Lサイズ」は容量約1.75Lで本体サイズが約208×138×68mm、ハンドルの長さが約125mm(実測)、重量が約280gです。
マトリョーシカ方式で収納が可能
「キャプテンスタッグ アルミ角型クッカー」と「キャプテンスタッグ アルミ角型クッカー L」の2つを実際に手にとってみると、「キャプテンスタッグ アルミ角型クッカー」が1.5合タイプのメスティンよりもやや大きい程度。
「キャプテンスタッグ アルミ角型クッカー L」が3合タイプのメスティンとほとんど変わらないサイズといったところ。
上の写真のように、ふたつをマトリョーシカ式(入れ籠状態)に重ねて収納することも可能な設計になっています。
また「普通サイズ」の中に筆者がもともと所有している1合タイプのメスティンを収納することも可能でした(メーカーや製品によってサイズが異なることがあるので注意してください)。
1合タイプのメスティンを「普通サイズ」の中に収納。
この2つをさらに「Lサイズ」の中に入れてしまえば、キャンピングカーの中で収納場所に困ることもなさそうです。
「キャプテンスタッグ アルミ角型クッカー」の使い勝手を検証する
左右折りたたみ式ハンドルはお湯を注ぐのに最高
筆者が「普通サイズ」と「Lサイズ」に採用されている写真上のような左右折りたたみタイプのハンドルにこだわることを不思議に思う方もいるでしょう。
しかし、普段からキャンピングカーを仕事部屋としている(自宅に居場所がないわけではありません!)筆者は、朝起きるとメスティンでお湯を沸かしてコーヒーを淹れるわけです。
この際にハンドルが1本で上下に折りたたむタイプだとお湯を最後まで注ぐのがとても難しい、というか事実上不可能なので、筆者はクッカークリップ(鍋つかみ)を使っていました。
これに対して左右に折りたたむハンドルが付いている「キャプテンスタッグ アルミ角型クッカー 」は、湧かしたお湯を最後までしっかりとコーヒーカップなどに注ぐことができ、非常に快適。
クッカークリップを使う必要もないわけです。
毎朝の作業を簡便化、しかもキャンピングカーに積む荷物をひとつ減らしてくれます。
少しでも荷物を減らしたい筆者にとってはとても重要なポイントなのです。
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