キャンピングカー
タウンエースでハイルーフ!コンパクトなのに車内広々なRVグランモービル「Beaute5」

秋田県のビルダー「RVグランモービル」
自然豊かな秋田県大仙市を拠点に、キャンピングカーの販売・製作を手がける「RVグランモービル」。
北東北エリアでは数少ないキャンピングカー専門店として存在感を発揮しています。

今回ご紹介する「Beaute5(ボーテ ファイブ)」は、タウンエースにハイルーフ加工を施したミドルサイズのバンコン。
名前の由来「Beaute」はフランス語で「美」を意味するそう。

その名のとおり、美しさにこだわったスタイリッシュなデザインに仕上がっています。
コンパクトなタウンエースをベース車にしながら8ナンバー登録を実現し、車両後部までウォークスルーできるなど、工夫が満載の1台です。
Beaute5(ボーテ ファイブ)
ビルダー:RVグランモービル
タイプ:バンコン
ベース車両:タウンエース
乗車定員:6名
就寝定員:2名
全長:4045mm
全幅:1665mm
全高:2475mm
ナンバー:8ナンバー
参考価格:¥5,680,100~(2WD)、¥5,930,100~(4WD)
公式サイト:RVグランモービル HP
タウンエースのルーフを大胆にアレンジ

外観で目を引くのは、なんといってもオリジナルデザインのルーフ部分。
流れるような美しい流線型を描いています。
構造要件をクリアするための実用的な天井高と、車名のとおりの優美なシルエットを両立。
さらにデザイン性の高いアルミホイールを標準装備、スタイルにとことんこだわっています。

他社ではオプションとなることの多いサイドオーニングが標準装備となっている点も見逃せません。
車内からシームレスにアウトドアリビングにつながるキャンプシーンがしっかりイメージされています。
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高い天井を活かしたレイアウト

車内はハイルーフのおかげでタウンエースとは思えない開放感。
小柄な人や子どもなら真っ直ぐ立ち上がることができます。

屋根の増設部分は珍しいサンルーフ仕様になっていて、外気や光を採り入れられる構造。
サンルーフは網戸付きで開閉が可能です。

ルーフの後方にも開閉可能な窓があり、2か所を開けることで風の通り道を確保できます。
盛夏を除けば、これだけでもかなりの涼感を得られるでしょう。

さらにルーフ前方はキャブコンのバンクのような天井収納になっており、スペースが有効活用されています。
視線を下に落とすと、横向きベンチシートが車両後方に向かって伸びています。
シートベルトを備え、後部座席だけで4名の乗車が可能。
居住性を優先した2名定員バンコンでは、家族の送迎などの日常使いに不便だという課題をクリアしています。

シートが車両を横切らないため後方まで視界が抜け、ウォークスルーが可能なことも特徴。
リヤにはギャレーを兼ねたキャビネットが備え付けられています。

玄関にあたる部分にもシューズボックス付きの家具があるほか、ハイルーフで生まれた高さを活かし、天井部分には吊り戸棚が並びます。

丁寧に作り込まれた各所の収納家具が魅力です。
横並びスタイルのダイネット
キャビネットのレールにテーブルを掛ければ、ベンチシートがそのままダイネットになります。

窓に向かって一列に座る、カフェのような横並びスタイル。
キャンピングカーでは自宅の食卓に近い対座ダイネットが人気ですが、実質的にはカウンター程度の奥行きしかないテーブルも多く、食器を広げにくいという側面があります。
横並びスタイルは自分のスペースをしっかり確保でき、想像以上に食事がしやすいことに気づくでしょう。
車内を照らすのは省エネ性能に優れたLED照明。
カーテンはオプションとなっていますが、車中泊など夜間にクルマに滞在する予定があるなら、ぜひ追加した方がよいでしょう。
大人2名が就寝可能なベッドモード

ベンチシートの背もたれを外して敷き詰めれば、2名就寝が可能なフルフラットベッドになります。
個別のシートをリクライニングさせるフロアベッドに比べてシンプルな構造で、凹凸が少ないのがベンチシートの魅力です。

ベッドモードでもキャビネットの一部オープンラックにはアクセスでき、さらに天井収納や吊り戸棚も使えます。
ベッド展開後は容易に開閉できないシート下収納に比べ、就寝時の荷物整理に役立ちそうです。
電子レンジ、冷蔵庫が標準装備のギャレー

キャビネットにはコンパクトサイズのシンクと、給水10L・排水10Lの水タンクを内蔵。
使わないときはシンクにフタをすることで、フラットなカウンターになります。

跳ね上げ式のテーブルをサイドに出せば、簡単に作業スペースを増やすこともできます。

キャビネットの壁面も無駄にせず、オープンラックやタオルホルダーを設けるなど細部に工夫が。
このサイズのバンコンでは手持ちのポータブル冷蔵庫を適当なシートに載せて使うモデルも多いなか、Beaute5では冷蔵庫も標準装備します。

シート下のデッドスペースを活用し、引き出し式冷蔵庫がビルトインされています。

さらに嬉しいのは500Wの電子レンジが標準装備なこと。
ちょうどテーブルに隠れる位置となりますが、互いに干渉しないベストポジション。
前述の冷蔵庫と合わせ、旅先で買ったお惣菜を温めたり、簡単な調理をしたりと食事のバリエーションが広がります。
12Vクーラーまで備える充実した電装系
電源システムとして200Ahのリチウムイオンバッテリーを標準装備。
電化製品を多く持ち込みたい場合は、オプションで300Ahのリチウムイオンバッテリーへ変更可能です。
インバーターは電子レンジを動かすのにも十分な1500Wタイプを標準装備。

年々暑さが増し、車中泊が難しくなってきている日本の夏ですが、12Vクーラーが標準装備となっていることは特筆すべきポイント。
あらかじめ美しく壁面に組み込まれています。
ほかに暖房設備としてFFヒーターをオプションで用意します。
寒冷地のビルダーですから、冬の寒さ対策を相談する相手としては最適です。
まとめ
ないものは作ればいい、の発想でタウンエースに人が立てる天井高を生み出したBeaute5。
サンルーフから入る穏やかな自然光が、明るく開放的な空間を演出します。
オプションとなることの多い電装品をほとんど標準装備とし、美しく家具に収めている点も特徴です。
造作家具のちょっとした曲線からも、同社の美意識とデザインへのこだわりが感じられるでしょう。
もとから広い荷室と、狭い道でも運転しやすい機動性が魅力だったタウンエース。
軽キャンパーでは物足りない、けれどハイエースでは大きすぎるというユーザーの心をがっちり掴みそうです。