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【キャンピングカーで大人4人?!25日間生活!】ちゃんと寝られる?トラブルは?

大人4人でキャンピングカー生活は可能なのか?検証してみた
キャンピングカーは「動く家」とも言われ、家族でアウトドアを楽しむために利用する人も多いです。
しかし実際に大人数で長期間快適に住めるのか、寝られるのか、窮屈だったりしないのか?と疑問を持つ人も多いかと思います。
今回は大型のキャンピングカー1台に大人4人が25日間の車中泊生活を図らずも実験することになりました。
キャンピングカーには生活するために必要なベッド、キッチン、トイレ、シャワーも設備してあり、乗車定員や就寝定員、総重量も超えていないので4人での旅は可能なはずです。
本当に快適に過ごせたのか、不便だったり大変だったことはないのか、実際起きたトラブルや問題点などの体験談を紹介していきます。
これから1人旅、2人旅ではなく3〜4人の長期での車中泊を考えている方の参考になれば幸いです。
15m²のキャンピングカーに大人4人で25日間の車中泊

私たち夫婦は2人でキャンピングカーに住みながらヨーロッパを周遊中で現在11ヶ月が経ちます。
慣れない海外の土地での車中泊生活のコツを少しづつ掴んできたそんな頃、いきなり両親から「車中泊体験もしてみたいし、ヨーロッパ旅行もしたいから今度遊びに行くね!」と言われ急遽30代の私たち夫婦と、車中泊初心者の60代の両親の計4人で25日間のキャンピングカー旅をすることに!
今まで11ヶ月間夫婦でヨーロッパ周遊してきたキャンピングカー記事がこちら▷【車中泊でヨーロッパ一周中の夫婦】中古で買ったイタリア産キャンピングカーを大公開!収納たっぷりで自宅と変わらない快適さ
ルートはイタリアのミラノを出発し、ベローナ、ベネチア、パルマ、ボローニャの観光都市を巡る旅です。
イタリアにはキャンピングカー専用施設が豊富なので車中泊スポットには困りません。
有料のオートキャンプ場や無料のキャンピングカー駐車場などを利用しながら家族4人で低コストで旅をしました。

私たちのキャンピングカーは全長6m70cm、全幅2m20cm、高さ2m70cmのヨーロッパ製の大型キャンピングカーです。
車内にはベッド、キッチン、冷蔵庫、シャワー、トイレと生活するには十分な設備が揃っており、乗車定員は5人、就寝定員4人(固定のダブルベッド1つと組み立て式のソファーベッドが1つあります)。
といっても広さはワンルームより狭い15m²。
2人で住むには十分な広さですが、果たして4人ではどうでしょうか。
最初は大丈夫だろうと思い、旅を開始しましたが実際やってみると不便なことやトラブルがいっぱいでした。
いくつかエピソードをご紹介します。
次のページ▷▷▷【大人4人で生活してみた結果、不便に感じたことやトラブルについてご紹介します!】
【4人車中泊での不便な事&トラブル】
車内スペース問題
車内は15m²と狭いですが、2人で住むには十分な広さと収納スペースがあります。
車内にあるものが全てで、キャンピングカーに住む以前に持っていた衣類、家具などの荷物は断捨離し、今は必要最低限のものだけでミニマリストな車中泊スタイルを送っています。
収納問題

両親には「25日間だけだし車内は狭いから持ってくる荷物は最小限に抑えてね」と注意したにもかかわらず、大荷物で現れました。
2人分の荷物を入れる為の収納棚2つとクローゼットのスペースを空けたがパンパンに!
旅行用キャリーバッグもなんとかギュウギュウにトランクにしまうことができました。
そして旅中も収納でのプチトラブルが続出!「〇〇どこにしまったっけ?」「〇〇が見つからない!」と物が行方不明に。
狭いのに物をが行方不明に?と思われるかもしれませんが、車内のスペースは限られているので「モノは出したら、しまう」「整理整頓」をしっかりしないと物であふれかえってグチャグチャしてしまうのです。
居住スペース問題
スペースがあまりないので1人がキッチンで調理している間、他の人はソファーに座っていないと邪魔になったり、移動時にぶつかったりと結構大変です。
① 特に着替えが不便!
2人の場合は、窓を閉めて車内の広いスペースで着替えるので問題ありません。
4人の場合はトイレの狭いスペースで着替え、ひじや膝が壁に当たったり、1人ずつ順番に行ったりと、車内で着替えるにも4人だと何かと窮屈で時間がかかり大変でした。
②寝床の組み立てが大変

キャンピングカーの奥に常設のダブルベッドがひとつ、前方の(ダイネット)テーブルとソファーをベッド展開できる設計になっており、計4名が就寝可能です。
2人の場合はベッド展開せず、奥の常設ベッドを利用するので、眠たい時にベッドにゴロンするだけで済んでいたため楽チンです。
4人の場合、日中はテーブルとソファーのレイアウトで過ごします。
就寝時にベッド展開、そして翌朝の片付けが毎日ありその作業が面倒でした。

組み立てはテーブルをおろし、ソファーの板を引き、ソファーのクッションを並び替え、その上にシーツ、掛け布団をかける作業で3〜5分程かかります。

組み立て作業自体は慣れればすぐできますが、スペースが狭いので組み立て中、他の人は外に出ているか、奥のベッドに避難するなど、毎日やらなくてはいけない作業だったので大変でした。
水問題

キャンピングカーの水は、給水タンクの大きさによって使える量が決まっています。
使用する水を給水し、使い終わった水は排水タンクへ流れます。
そしてダンプステーションで排水タンクに溜まった水の排水作業をしなければなりません。
私たちのキャンピングカーは150Lのタンクです。
水に限りがあるので、2人の時はなるべく節水を心がけ、150Lのタンクが約6日間持ちます。
しかし4人の場合はそうはいきませんでした。
シャワーやトイレの流し、調理や洗い物などで水を使い、1日ですぐ無くなってしまいました。
自宅とは違うので普段の感覚で水を使用していると、すぐ無くなってしまうので注意が必要です。
毎日水の補給の為にRVパークなどに行くことになってしまい、最終的には旅のルートや時間が少し限られてしまいました。
大人数でキャンピングカー旅をする場合は、水の使用量も計算して旅を計画した方が良いと学びました。
キャンピングカーに慣れていない人を同乗させる場合は、事前に節水方法のレクチャーが必要かもしれません。
節水に関する記事はこちら▷キャンピングカーでヨーロッパ一周中夫婦が教える!気になる車中泊の水事情と実践している節水方法
キャンピングカー壊れるんじゃないかとヒヤヒヤ

キャンピングカーは普通の家とは違う部分がいくつもあり、注意しなければいけない箇所がたくさんあります。
例えば、総重量オーバーしない為に壁や棚など軽い素材を使用していて繊細。
ちょっと強くぶつかっただけで穴が空いてしまったりします。
私たちのキャンピングカーは2005年製の中古で、所々劣化しているので扱いには特に気をつけていますが4人だと更に注意が必要でした。
窓やコンビロールシェード(網戸とシェード)の開閉にはちょっとしたコツが必要で、間違えると壊れる原因になってしまいます。
他にはシャワーブースが狭く、注意しないとドアの下の隙間から水漏れし、床が水浸しになってしまうトラブルが結構な頻度で続出!
キャンピングカーは木材で造られているので、浸水による木材腐敗が一番の天敵。
結露や湿気、水漏れに注意しないと手遅れになる場合もあります。
普段私たちは丁寧な扱いをして気をつけていますが、第三者となると「何か壊れるんじゃないか」と毎回ヒヤヒヤし、気疲れしてしまいました。
気持ち良く旅をするには事前にキャンピングカー内の仕様をレクチャーしたり、注意事項を説明したりするのが大事です。
どうしても扱いに注意が必要な箇所は慣れている人が行ったほうがいいかもしれません。
4人でキャンピングカー旅をしてみた結果
大型キャンピングカーで大人4人の25日間旅をしてみたら、思った以上に大変な結果になりました。
1番の原因はやっぱりスペース問題で、トイレに行くにも、調理するにも、寝るにも時間と手間がかかり大変でした。
さらに、車中泊に慣れていない人だと不便が結構あるので、ストレスに感じてしまう事もあります。
週末など数日間なら、なんとかなるかもしれませんが、長期間の旅となるとどうしてもスペースの狭い車内での集団生活は厳しくなってきます。
快適で楽しい車中泊旅をしたいなら、長期なら2人まで、2人以上なら数日が理想と感じました。