【実証】キャンピングカーでFFヒーターを使って7年。あらためて室温の変化を測ってみた!
キャンピングカーにFFヒーターは必要か
最近のキャンピングカーは、ダイネットなどの居住スペースに車中泊のためのエアコンが付いているモデルも増えていますが、エアコンがない場合、冬場は暖房機器を考えなくてはいけません。
キャンピングカーの暖房といえば有名なのがFFヒーター。
車中泊用のエアコンは高額なので、FFヒーターだけは付けようかどうか検討する場合も多いと思います。
そういう私も、バンコンタイプのキャンピングカー「GT NV350 CARAVAN(以下バンコンGT)」に乗っていますが、車中泊のためのエアコンはなく、FFヒーターを付けています。
そこで今回は、バンコンGTで車中泊歴7年の私が、FFヒーターを長年使って感じたメリット&デメリットと、実際の室温変化の具合について紹介したいと思います。
FFヒーターに興味がある、FFヒーターが必要かどうか検討中の方の参考になれば幸いです。
あらためてFFヒーターとは
「FFヒーター」とは、エンジンを切っている状態でも使用できる燃焼式ヒーターのこと。
車のエンジン用の燃料(ガソリン・軽油)を使い、低燃費なので長時間使用可能。
燃料を室内(車内)で燃やすのですぐに温風が出て暖まります。
エバスベッヒャーミクニ(エバス)と、もう一つベバストが代表的で、どちらもドイツのブランドです。
私はバンコンGTを新車で購入時にオプション装備として選びました。
●バンコンGTのFFヒーター仕様
メーカー エバスペヒャー
モデル エアトロニックD2
燃料 軽油
発熱量 0.85~2.2W kcal/h
温風処理量 40~105 kg/h
消費電力 8~34 W
燃料消費量 0.1~0.28 L/h
寸法 310×115×122 mm
重量 2.7kg
参考記事▷後付けは?車中泊最強?の暖房設備・FFヒーターについて、総販売元に取材してきました!
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