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【この暑さ何とかして!】今すぐできる! 夏の車中泊を涼しく過ごすコツいろいろ。
記録的な早さで梅雨が明けました。
6月末から真夏がやってくるなんてびっくり。
今年は猛暑日が何日あるのでしょうか。
天気が良いのはいいですが、こう暑いと車中泊にはきついです。
そんな季節の車中泊に、扇風機やエアコンが強い味方なのは確かですが、それ以外にもちょっとした工夫で涼しさを増す方法がいろいろとあります。
今回は、キャンプやキャンピングカー、車中泊経験を合わせてン十年の筆者が、今まで培ってきた暑さ対策を紹介。
お金をかけずにすぐにできることがたくさん。
意外と効きます!
炎天下に駐車していて天井が焼けて車内の温度が急上昇、そんな経験、誰でも一度はあると思います。
そんなときは、エアコンをつけたとしても風の当たるところだけが涼しく、熱が車内にも身体にもこもり、とてもすぐにくつろぐことはできないでしょう。
〇熱を受け、ためてしまう原因に対処する。
・車体に熱を受けないようにする。
・身体に直接太陽光を当てない。
まず身体への熱の影響を減らすには、この2つを何とかしたいものです。
〇車体の天井に太陽光を当てない。人工の木陰をつくる。
・シートで天井を覆う。・・・ブルーシート、シルバーシートな
・カモフラージュネットで天井を覆う。
中でも、他にも使い道のあるカモフラージュネットがおすすめ。
カモフラージュネットは例えば、サイドオーニングのひさしに掛けて日よけや目隠しにつかうこともできます。
〇車内で直射日光から身体を守る工夫。
・サンシェード、遮光カーテン、遮光フイルム
・アームカバー
最も車内に太陽光が入りやすい運転席まわりは、運行上の視界のさまたげになるものを取り付けることができないため、駐車時のサンシェード以外にできる暑さ対策も限られます。
そんななか地味に役立ち効果も大きいのが、アームカバーです。
運転に集中している時は水分補給もままならず、直射日光にさらされて知らない間に熱が身体にこもります。
そんなときアームカバーで肌を守り熱が身体に入るのを防ぎます。
また、エアコンによる冷えすぎ予防にもなり、冷風を直接肌に当たらないようにする効果もあります。
車中泊もキャンプも多くの場合、自然の中での活動。
海山どちらにしろ、案外近くに暑さをしのげる場所があるはず。
ちょっと探せば、自然が力を貸してくれそうです。
〇車体を熱くしないで車内を快適にする。
・車中泊やキャンプ場で駐車する場所は木陰にする。
・風の向きを考えて駐車する。
最近はキャンプ場で車中泊をされる方が多いようです。
駐車するところを選べるなら、林間地がおすすめ、近くに川が流れているなら夜に吹く
「川風」を読んで車の向きを決めましょう。
※川風:昼間は川から陸に、夜はその逆に吹く。
川と陸地との温度差で生じる風。
次のページ▷ 涼しくするためのアイテムをご紹介します!
暑い夏で怖いのは、身体に熱が入ったことに気づかないこと。
熱中症など手遅れにならないように、暑そうと思ったら早めに身体に熱を入れないアイテムを使いましょう。
〇予防と応急用を用意するのがベスト。
・予防・・・水で濡らしたスカーフ、アイスタオルなど
・応急用・・・瞬間冷却剤、冷却スプレーなど
熱中症の予防は、炎天下に出ないことが一番ですが、キャンプに行けば海川山での遊びはつきもの。
強い日差しを避けるための服装は用意しても、見過ごされがちなのが首筋の防御。
タオルやスカーフをするだけでも身体に入る熱を防ぐことができます。
それでも、もし「めまい」や「ふらつき」を感じたら 熱中症を疑い迷わず対処。
そんな時に役立つのが、瞬間冷却剤や冷却スプレー。
身体の温度を下げ、症状が悪化するのを防ぎましょう。
熱中症初期対応:涼しいところへ移動、体温を下げる、水分補給。
体温を下げたいときは、首、脇の下、太もものつけ根の大きな血管が通るところを集中的に冷やすのが効果的です。
昔から蒸し暑い日本の夏。
冷房(エアコン)も扇風機もない時代から、少しでも涼しく過ごそうとした先人の知恵があります。
〇目にすることも聞くことも少なくなりました。でも、やってみる価値あり。
・打ち水
・風鈴
打ち水をするのは、太陽に熱せられた地面に水を打つことで、 気化熱を利用して涼しくなる。これは、よく知られています。
では風鈴はどうでしょうか?
音が直接涼しさを運んでくるわけではないでしょうが、この音を聞けば涼しい感じがするという心理的な効果はあると思います。
でも一番は、「打ち水をしたり、風の通り道を探して風鈴の音を聞いたりする」、そんなスローライフな時間の過ごし方そのものが、涼しさを呼ぶのだと思いますがどうでしょうか?
エアコンが「最強のクールアイテム」なら扇風機は「使い方次第で思った以上に涼しくなる道具」、こんな感じでしょうか?
うまく使って、効率よく涼しくしたいものです。
私のキャンピングカーには「車中泊用のエアコン(クーラー)」がないので、 今まで扇風機はずいぶん使いましたが、外部からの自然の風を取り入れることが涼しさを増すコツだと思っています。
〇扇風機は持ち運べるので、以下のことに気をつけて置き場所を決めます。
・風の通り道を確保する。
・「こもった」熱を外に出す。
キャンピングカーは窓から風が入りやすいように駐車して、 自然の風が車内にいきわたるように「風の通り道」に扇風機を置く。
また、車内の空気が熱くこもっている場合は、扇風機を車の外に向ける。
さらに急速に涼しくしたいときは、ちょっとだけエンジンをかけて、車のエアコンをプラスすれば案外さっと熱い空気が去って涼しくなります。
6月末から真夏がやってくるなんてびっくり。
今年は猛暑日が何日あるのでしょうか。
天気が良いのはいいですが、こう暑いと車中泊にはきついです。
そんな季節の車中泊に、扇風機やエアコンが強い味方なのは確かですが、それ以外にもちょっとした工夫で涼しさを増す方法がいろいろとあります。
今回は、キャンプやキャンピングカー、車中泊経験を合わせてン十年の筆者が、今まで培ってきた暑さ対策を紹介。
お金をかけずにすぐにできることがたくさん。
意外と効きます!
そもそも車も人間も熱くならないようにする
炎天下に駐車していて天井が焼けて車内の温度が急上昇、そんな経験、誰でも一度はあると思います。
そんなときは、エアコンをつけたとしても風の当たるところだけが涼しく、熱が車内にも身体にもこもり、とてもすぐにくつろぐことはできないでしょう。
〇熱を受け、ためてしまう原因に対処する。
・車体に熱を受けないようにする。
・身体に直接太陽光を当てない。
まず身体への熱の影響を減らすには、この2つを何とかしたいものです。
車体をクールに保つ
〇車体の天井に太陽光を当てない。人工の木陰をつくる。
・シートで天井を覆う。・・・ブルーシート、シルバーシートな
・カモフラージュネットで天井を覆う。
中でも、他にも使い道のあるカモフラージュネットがおすすめ。
カモフラージュネットは例えば、サイドオーニングのひさしに掛けて日よけや目隠しにつかうこともできます。
身体をクールに保つ
〇車内で直射日光から身体を守る工夫。
・サンシェード、遮光カーテン、遮光フイルム
・アームカバー
最も車内に太陽光が入りやすい運転席まわりは、運行上の視界のさまたげになるものを取り付けることができないため、駐車時のサンシェード以外にできる暑さ対策も限られます。
そんななか地味に役立ち効果も大きいのが、アームカバーです。
運転に集中している時は水分補給もままならず、直射日光にさらされて知らない間に熱が身体にこもります。
そんなときアームカバーで肌を守り熱が身体に入るのを防ぎます。
また、エアコンによる冷えすぎ予防にもなり、冷風を直接肌に当たらないようにする効果もあります。
自然を活かした暑さ対策
車中泊もキャンプも多くの場合、自然の中での活動。
海山どちらにしろ、案外近くに暑さをしのげる場所があるはず。
ちょっと探せば、自然が力を貸してくれそうです。
〇車体を熱くしないで車内を快適にする。
・車中泊やキャンプ場で駐車する場所は木陰にする。
・風の向きを考えて駐車する。
最近はキャンプ場で車中泊をされる方が多いようです。
駐車するところを選べるなら、林間地がおすすめ、近くに川が流れているなら夜に吹く
「川風」を読んで車の向きを決めましょう。
※川風:昼間は川から陸に、夜はその逆に吹く。
川と陸地との温度差で生じる風。
次のページ▷ 涼しくするためのアイテムをご紹介します!
涼しくするアイテム
暑い夏で怖いのは、身体に熱が入ったことに気づかないこと。
熱中症など手遅れにならないように、暑そうと思ったら早めに身体に熱を入れないアイテムを使いましょう。
〇予防と応急用を用意するのがベスト。
・予防・・・水で濡らしたスカーフ、アイスタオルなど
・応急用・・・瞬間冷却剤、冷却スプレーなど
熱中症の予防は、炎天下に出ないことが一番ですが、キャンプに行けば海川山での遊びはつきもの。
強い日差しを避けるための服装は用意しても、見過ごされがちなのが首筋の防御。
タオルやスカーフをするだけでも身体に入る熱を防ぐことができます。
それでも、もし「めまい」や「ふらつき」を感じたら 熱中症を疑い迷わず対処。
そんな時に役立つのが、瞬間冷却剤や冷却スプレー。
身体の温度を下げ、症状が悪化するのを防ぎましょう。
熱中症初期対応:涼しいところへ移動、体温を下げる、水分補給。
体温を下げたいときは、首、脇の下、太もものつけ根の大きな血管が通るところを集中的に冷やすのが効果的です。
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涼しく感じる工夫
昔から蒸し暑い日本の夏。
冷房(エアコン)も扇風機もない時代から、少しでも涼しく過ごそうとした先人の知恵があります。
〇目にすることも聞くことも少なくなりました。でも、やってみる価値あり。
・打ち水
・風鈴
打ち水をするのは、太陽に熱せられた地面に水を打つことで、 気化熱を利用して涼しくなる。これは、よく知られています。
では風鈴はどうでしょうか?
音が直接涼しさを運んでくるわけではないでしょうが、この音を聞けば涼しい感じがするという心理的な効果はあると思います。
でも一番は、「打ち水をしたり、風の通り道を探して風鈴の音を聞いたりする」、そんなスローライフな時間の過ごし方そのものが、涼しさを呼ぶのだと思いますがどうでしょうか?
扇風機の使い方にもコツがある
エアコンが「最強のクールアイテム」なら扇風機は「使い方次第で思った以上に涼しくなる道具」、こんな感じでしょうか?
うまく使って、効率よく涼しくしたいものです。
私のキャンピングカーには「車中泊用のエアコン(クーラー)」がないので、 今まで扇風機はずいぶん使いましたが、外部からの自然の風を取り入れることが涼しさを増すコツだと思っています。
〇扇風機は持ち運べるので、以下のことに気をつけて置き場所を決めます。
・風の通り道を確保する。
・「こもった」熱を外に出す。
キャンピングカーは窓から風が入りやすいように駐車して、 自然の風が車内にいきわたるように「風の通り道」に扇風機を置く。
また、車内の空気が熱くこもっている場合は、扇風機を車の外に向ける。
さらに急速に涼しくしたいときは、ちょっとだけエンジンをかけて、車のエアコンをプラスすれば案外さっと熱い空気が去って涼しくなります。