知識
【愛犬と車中泊旅!】ニオイ・車酔い対策、体調管理のポイントを教えます
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ハイエースのキャンピングカー・アルコーバでペットと快適車旅
愛犬と車中泊をしている人や、興味を持っている人は意外といますよね?
私もその一人です。
車旅では飼い主はもちろん、愛犬も快適に過ごしたいもの。
愛犬の臭い対策、食事の準備、車酔いの予防など、可愛い愛犬と快適に過ごすためにはいろいろと気を使います。
この記事では、大型犬とともにハイエースのキャンピングカー・トイファクトリーのアルコーバで旅をしている筆者が、愛犬との車中泊で行っていることを紹介します。
すでに愛犬と車中泊している人はもちろん、これから愛犬を連れて車中泊したいと思っている人も参考にしてみてください。
気になる愛犬の臭いをしっかり対策
車中泊では狭い空間に愛犬と一緒にいるため、どうしても臭いが気になります。
特に困るのが、長時間の移動時や暑い季節。
愛犬家あるあるですが、犬のオナラは意外と強烈ですよね…。
【臭い対策その1】換気扇(マックスファン)で空気を循環!
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筆者は車内に標準装備されているマックスファンを活用して、効果的に車内の空気を循環させています。
天井に取り付けられた換気扇は優秀で、車の気になる臭いを即座に外に逃がしてくれます。
【臭い対策その2】除菌スプレーを常備!
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筆者は感染対策のために、手づくりのアロマ除菌スプレーを常備しています。
これを車内に噴霧するだけで瞬時に消臭。
除菌はもちろん臭い対策にも役立ちます。
アロマ除菌スプレーの作り方
1.無水エタノール10mlにお好きなアロマオイル(精油)を20滴入れてよく混ぜる。
2.精製水40mlを加えてよく混ぜたらできあがり。
アロマオイルの種類によっては愛犬の虫除けにも使えます。
グリセリン5mlを加えれば、グルーミングスプレーとしても活用できます。
無水エタノールは引火しやすいので、使用場所や保管場所には気をつけてください。
【臭い対策その3】タイルカーペットを活用!
床にぴたっとくっつくタイルカーペットには、消臭効果がある商品もあります。
これを愛犬のスペースに敷くだけで臭い対策になるだけでなく、すべり止めや足元の冷え、床の汚れ防止など、さまざまな問題を一度に解消!
快適で清潔な車内空間を維持できます。
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愛犬に、おいしい食事を用意するために
愛犬との車中泊で悩むのが、ペットフードの保存方法や調理場所、食事環境です。
車内は湿度や温度の調整が難しいので、長期旅ではペットフードを新鮮な状態に保ちつつ、衛生的に管理できるよう気をつかいます。
また、車内の限られたスペースで調理する方法や、愛犬の食事環境も考えておく必要があります。
【ペットフードの管理方法】大容量冷蔵庫で鮮度をキープ!
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筆者はペットフードを密閉性の高い保存容器やジッパー付きの保存袋に入れています。
密閉することで湿気や匂い移りを防ぎ、新鮮さもキープ。
一回分ずつ小分けにしておくと便利で衛生的です。
また、アルコーバの40L大容量冷蔵庫は、ペットフードの管理にとても便利。
愛犬のペットフードは人の食材とは分けて専用の場所に保存することで、衛生的に管理しています。
【ペットフードの調理場所】システムキッチンで簡単調理
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システムキッチンを活用すれば、愛犬の食事も簡単に準備できます。
まずは調理スペースを確保。
シンクでフードの計量や冷蔵庫から取り出したトッピングの混ぜ合わせをすると、作業がしやすくスムーズです。
【愛犬の食事環境】折り畳みテーブルと滑り止めが活躍!

車内でも食事がしやすいように、愛犬専用の折り畳み式のテーブルを用意しました。
また、フードボウルの下には落下防止のために滑り止めを敷いています。
このように、事前にペットフードの保存方法や調理場所、食事環境を考えておけば、スペースが限られる車内でも、愛犬においしい食事を提供できます。
車内を快適な温度に保つために
車中泊で最も気を付けたいのが温度管理です。
特に愛犬は体温調節が人間ほど上手くできないため、車内を快適な温度に保つことが重要です。
エアコン、FFヒーター、断熱材による快適な温度維持
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アルコーバには優れた温度管理システムが搭載されており、これを最大限に活用しています。
夏場の対策
エアコンを使用
• クールコンプシステム(サブバッテリー駆動エアコン)使用
• 室内温度は愛犬に適した22~25℃に設定
遮熱・断熱対策
• 遮光カーテンで直射日光をカット
• 断熱シート(吸盤張付遮光サンシェード)で窓からの熱を遮断
換気の工夫
• マックスファン(天井換気扇)で空気を循環
• 2重構造エアロウィンドウの網戸を活用し、虫を防ぎつつ換気
冬場の対策
FFヒーターを使用
• 高標高センサー付きFFヒーターで安全に暖房
• 室内温度は18~20℃に設定
断熱対策
• 愛車には窓や壁面に断熱が入っているので、暖気を逃しません
• ペットスペースにはヒートテック素材の毛布を敷いて保温
これらの対策により、季節を問わず愛犬にとって快適な環境を維持しています。
温度変化に敏感な愛犬のために、こまめなチェックと調整を心がけることが大切です。
車移動によるストレスからの車酔いを予防
長時間の車移動は、愛犬にとってストレスになりやすく、車酔いの原因にもなります。
特に大型犬の場合、狭い空間での長時間の移動により体調を崩すことがあります。

わが家の愛犬は遠方から車で迎えたせいか、これまで車酔いしたことはありません。
しかし、なるべく山道を避けたり、空腹を防いだり、他にも気を付けている点がいくつかあります。
愛犬の車酔い予防ポイント1.広々としたペットスペースの確保
セカンドシートを展開し、タテ1,640mm×ヨコ1,200mmの広いスペースに。
愛犬が伸びて寝られる十分なスペースを確保しました。
愛犬の車酔い予防ポイント2.低反発マットの使用
セミダブルサイズの低反発マットを敷き詰めることで、走行時の振動を軽減し、快適な乗り心地を実現しています。
愛犬の車酔い予防ポイント3.定期的な休憩
可能であれば、2時間に1回愛犬を車外に連れ出します。
水分補給や軽い運動を行い、気分転換を図ります。
また、日頃から長時間移動に慣れさせる練習も効果的です。
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ポイントは、「短い距離からはじめて徐々に長距離に慣れさせること」と、「楽しい目的地への移動を繰り返し、車=楽しい体験という連想を作る」こと。
これらの方法により、愛犬のストレスを軽減し、車酔いを予防。
快適な車旅を楽しむことができます。
それでも予防しきれず車酔いの症状が見られた場合は、早めに獣医師に相談することをおすすめします。
愛犬にも休憩と運動は大切
長時間のドライブでは人と同じように、愛犬にも休憩や適度な運動が必要です。
特に大型犬の場合、十分な運動スペースを確保しなくてはなりません。
車中で快適に休憩
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車内での休憩時には、アルコーバの広々としたダイネットスペースを活用。
愛犬用のマットやクッションを用意して、リラックスできる環境を整えています。
また、エアコンや換気扇で快適な温度を維持しています。
道の駅やサービスエリアの活用

事前に愛犬と一緒に利用できる施設を調べ、広い駐車場やドッグランがある道の駅やサービスエリアを選んで休憩しています。
気分転換に15〜20分程度の散歩は欠かせません。
ペット同伴OKの観光スポット探索
旅程に合わせて、立ち寄れるスポットを事前にリサーチして、愛犬と一緒に楽しめる観光地や公園をチェックしています。
車内でのアクティビティ
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車内で遊べるように、おもちゃや犬用ガムを用意し、簡単なトレーニングやマッサージで愛犬とのコミュニケーションを図っています。
水分補給の管理
こまめな水分補給を心掛けています。
愛犬用の水筒は休憩のたびに給水し、常に清潔な水を用意。
愛犬が飲みやすい場所に準備します。
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休憩と適度な運動のおかげで、長距離ドライブでもお互いのストレスを軽減し、安全に楽しい旅ができます。
また、休憩時間も一緒に楽しむことで、愛犬との絆も深まります。
車外での休憩時は必ずリードの着用を忘れずに。
特に、サービスエリアやパーキングエリアは高速道路の真下や橋の近くにあることが多く、騒音や振動が発生しやすい環境です。
わが家の愛犬も、道路のつなぎ目から伝わる振動に驚いて、突然車に引き返そうとすることがあります。
見知らぬ場所でのトラブルを避けるため、常に愛犬の行動には注意をはらいましょう。
愛犬用品の収納場所もしっかり確保!
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愛犬との車中泊では、フード、おもちゃ、リード、タオルなど、多くのアイテムを持参する必要があります。
これらの荷物をうまく収納し、いつも整理整頓しておくことが大切です。
筆者はアルコーバの豊富な収納スペースを最大限に活用し、以下のような工夫をしています。
整理整頓術1.ベッド下収納スペースの活用

愛犬用品は愛犬ベッドスペースの下の空間にまとめて収納しています。
かさばる愛犬用品(食事用テーブル、おもちゃなど)は、使用時に取り出しやすいよう配置します。
整理整頓術2.キャビネットの利用
軽量な愛犬用品(タオル、着替えなど)は引き出しに収納し、汚れたものはトイレルームに分けて、管理しています。
整理整頓術3.シンクの活用

愛犬の水いれや食器などを清潔に保管。
移動中の振動で動かないように、滑り止めで固定しています。
整理整頓術4.多機能な愛犬用品の選択
外出用には、折り畳み式の食器や水飲みボウルを使用しています。
また、持ち物をコンパクトに収納できる愛犬の名前入りバッグを愛用中。
整理整頓術5.使用頻度に応じた配置
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リードなどよく使うものは取り出しやすい場所に 、緊急時に必要なものは手の届きやすい場所にまとめて配置しています。
これらの工夫により、限られたスペースを有効に使い、愛犬との快適な車中泊を実現しています。
整理整頓された環境は、愛犬にとっても安心できる空間となり、ストレス軽減にもつながります。
車中泊中も、愛犬にいつもと同じケアを!

車中泊や長期旅行中は、愛犬の清潔を保つことが難しくなります。
特に、散歩後の足洗いやブラッシングなど、日常的なケアをどのように行うかが課題となります。
アルコーバは広いスペースが確保できるので、以下のような愛犬のケア方法を実践しています。
シンクを活用した足洗い
散歩後の足は、除菌ウェットシートを用意し、足を丁寧に拭いています。
一度、雨上がりの山道を歩いてしまい、泥だらけに…。
その時はキッチンの水が大活躍しました。
それ以来、散歩の時は足カバーを忘れずバッグに入れて、いつでも愛犬の足にはめるようにし、使う水の量を最小限に抑えています。
広いスペースでのブラッシング
リビングスペースを活用し、ゆったりとブラッシング。
冬の車内で起こりやすい静電気もグルーミングスプレーで防止。
被毛のケアも兼ねて行っています。
抜け毛は粘着シートでこまめに処理し、毎朝、掃除機をかけて車内を清潔に保っています。
ウェットティッシュの活用
ノンアルコールの除菌ウェットティッシュで、体拭きをしています。
食事後のお口の周りや耳や目の周りなど、細かい部分のケアに便利です。
こまめな爪切りや歯磨き
サービスエリアのアスファルトを歩いたり、ドッグランを走ったりする機会が普段より増えるので、こまめに爪や肉球のチェック。
必要に応じて爪切りや爪やすりを使用し、肉球クリームで保湿します。
指サック式の歯磨きで口腔ケアも怠りません。
清潔なベッドの維持
愛犬用ベッドカバーを複数用意し、定期的に交換します。
洗濯可能な素材を選んでおくと、サービスエリアなどのコインランドリーで洗濯もできます。
健康チェック
毎日のケア時に、皮膚や被毛の状態をチェック。
さらに体温や食欲、排便を確認します。
異常があれば早めに対処。相談できる獣医師の確保も必要となります。
このように丁寧なケアを行うことで、旅行中も愛犬の清潔と健康を保つことができます。
また、日常的なケアを欠かさないことで、愛犬との絆を深めながら、快適な旅を続けることができます。
アルコーバの設備を活用すれば、家にいるときと変わらないケアが可能。
そのため、愛犬も飼い主も安心して旅を楽しむことができます。
愛犬との旅の醍醐味
キャンピングカーは単なる移動手段ではありません。
それは、愛犬と一緒に思い出を作るための空間です。
楽しい思い出作りの基本は、愛犬を思う「ドッグファースト」の姿勢。
しっかりと準備をして、トラブルを未然に防ぎ思い出に残る車中泊旅にしましょう。
これから車中泊を考えている方へ
これから愛犬との車中泊を始めようと思っている方は、まずは短い距離から愛犬を慣らしていき、失敗を恐れず経験を積んでください。
愛犬と一緒に少しずつ学んでいけば、きっと素敵な旅の形が見つかるはずです。
アルコーバは、その柔軟な設計と充実した設備で、私たちの愛犬との旅をサポートしてくれる最高のパートナーです。