キャンピングカーの収納棚をフル活用!子ども連れ車中泊は荷物をコンパクトに
キャンピングカーでの車中泊旅。荷物が多くなってしまって居住スペースまでごちゃごちゃ……ということはありませんか?
居住スペースは限られているので、荷物はコンパクトにすることが重要です。
しかし、大人だけの旅なら荷物を必要最小限にまとめることができますが、子どもを含めた旅ともなると、余分に荷物を持って行かないといけないため、なかなかそうはいきません。
そこで今回は、わが家が車中泊で荷物を少なくするために行っている工夫と、収納しやすくて大活躍しているグッズをご紹介します。
目次
備え付けの収納棚をフル活用。居住スペースをすっきりと
わが家のキャンピングカーは、トラックがベース車両のいわゆる「トラキャン」というタイプで、居住スペースと車両部分が完全に分かれています。
就寝時は、バンクベッドとダイネットをベッド展開し寝ているのですが、居住スペースが限られているので、油断するとベッドの上や床が荷物でいっぱいに……。
寝る時はもちろん、それ以外の時も心地よく過ごすためには、居住スペースが荷物であふれるのはなるべく避けたいところです。
そこで、できるだけ車内の収納棚をフル活用できるよう工夫しています。
わが家のトラキャンは居住スペースは限られているものの、収納棚はたくさん備え付けられています。
・車内中央棚(左右)
・シンク上
・コンロ下
・車内後部、冷蔵庫下
これらの収納棚だけで事足りるようにするには、なるべくコンパクトなるアイテム選びが大切です。
そうすることで、ほとんどの荷物をベッドや床に置くことなく、きれいに収納できるようになりました。
椅子は畳んでコンパクトに収納できるものに統一
わが家は車中泊でオートキャンプ場を利用することが多いのですが、温かい時期(春、夏)はキャンピングカーの後方にカーサイドタープを張り、その下にテーブルと椅子を出してリビングを作っています。
しかし、家族4人分ともなると、椅子だけで大荷物です。
そこで、キャンピングカーを購入すると同時に、今まで使っていた椅子を全て、収納棚に入るサイズのものに切り替えました。
畳めば家族4人分でも邪魔にならないので、収納棚に積みっぱなしにしています。
すっきり片付いて、居住スペースを圧迫することがなくなりました。
上の写真、カーキの袋が椅子です。すっぽりと収納棚に収まります。
テーブルはさすがに大きくて収納棚には入らないため、以前から使用しているものを畳んだ状態で床に置いています。
目的地に到着したらすぐに外に出すようにしているので、床に置いたままでも邪魔には感じません。
外にテーブルを広げられない場所に停車する場合は、はじめから持って行かないようにしています。
必要な時だけ持っていくスタイルにしているので、今のところ問題はありません。
ちなみに、購入した椅子はこちら。
温かい季節は小さく丸められるブランケットを常備
温かい季節は、コンパクトにまとめられるブランケットを収納棚に常備しています。
家族4人分でもすっぽり収納できるものを選びました。
寒い冬は、自宅の羽毛布団を流用。出発する前にバンクベッドにセットし、目的地に着いたら子どもたちがすぐにくつろげるようにしています。
基本的に、ベッドの上には寝具以外は何も置きません。
薄手のタオルは大活躍!入り切らない防寒具などは車両部分へ
子ども連れの車中泊で一番かさばるのが、衣類やタオルです。
大人だけの車中泊ならできる限り量を減らせますが、外遊びや食事、ほか色々なシーンで汚してしまうかもしれないと考えると、どうしても多くなってしまいます。
なるべくかさばらないために心がけているのは、薄いフェイスタオルを数枚持って行くということ。
薄いタオルは、使用した後に手洗いをしても割とすぐに乾くので、とても便利です。
お風呂、水遊びの後なども、全て同じサイズ・同じ種類のものを使っています。小学生の子どもなら、このフェイスタオルサイズが一番重宝します。
場所を取るバスタオルは、大人の分しか持っていきません。
また、子どもはすぐに手、口、足を汚すので、さっと拭き取れるようにウェットティッシュは欠かせません。
テーブルや使用済みの食器を軽く拭いたり、掃除をしたりするにも役立つため、常に切らすことがないよう車内にストックしています。
衣類はなかなか減らすのが難しいのですが、せめて収納棚に家族4人分が全て入り切るだけの量を持って行くようにしています。
一番の問題が、収納棚に入らない冬のジャンパーや防寒具です。
ハンガーをかける場所があれば良いのですが、今の段階では余分なスペースもありません。
そのため、車両と居住スペースが分かれているトラキャンの特性を生かして、前方の車両部分に置くことにしました。
車両と居住スペースは内部から行き来できないため、いったん外に出ないと車両に置いてある荷物を取れないというデメリットはありますが、居住スペースがすっきりしている方がくつろげて居心地が良いので、わが家はこのスタイルを選びました。
ジャンパーや防寒具などのかさばるものをはじめ、使用頻度が低いもの、居住スペース内ですぐに必要としないものなどを車両部分に置けるのは、トラキャンならではのメリットかなと思っています。
食器と調理グッズもサイズをそろえて収納しやすく
食器と調理グッズも、シンク下、コンロ下の収納棚に全て入るように、サイズと量に気を付けています。
お皿やコップなどの食器は、同じ種類のものを家族4人分そろえて、重ねて収納しています。
やかんとフライパンはどうしても場所を取ってしまいがちなので、コンパクトに畳めるキャンプ用品でそろえることに。収納棚に入るサイズのものを常備しています。
最近大活躍しているメスティンは、調理した後、お皿に移さずそのまま食べられるので、かなり重宝しています。
ほとんどの料理をメスティンで行っているため、調理器具も食器も、以前より量を減らすことができました。
まとめ
子ども連れの旅は荷物を多めに持っていく必要があるので、工夫をしないとキャンピングカーが荷物で埋まってしまいます。
幸い、わが家のトラキャンは居住スペースが限られているものの、収納棚はとても充実しているので、なるべくそこに入り切るように荷物を選ぶことにしました。
どうしても入らないものは、居住スペースではなく車両部分に置くことで、ベッドや床が荷物で埋まってしまうことを防いでいます。
すっきりと収納し、くつろげるスペースを確保できれば、長距離の移動を経て到着した時、とても快適に過ごせますよ。