5月から注意!エアコンを利用している車内で熱中症になる危険があるって本当?
エアコンをつけていても熱中症になる?
筆者の経験上、エアコンをつけて走行していても熱中症になる可能性が高いと言えます。
真夏の教習中のこと。筆者と3人の教習生が乗車して路上教習を行っていた際、後席に座っていた男性が頭痛を訴えたのです。
身体も熱っぽく、軽い脱水症状が出ていました。
エアコンは、風量を最大にし、設定温度も19度まで下げていたのに熱中症の症状が出たのです。
涼しいはずの車内で「なぜ?」と疑問に思いましたが、後部窓から直射日光が入り込み、首や肩にかけてかなり高温になっていたのです。
医学的な断定はできませんが、教習中で手軽に水分を補給できない状況だったことが影響したのかもしれません。
また、一人で運転しているときよりも、乗車人数が多かったため、エアコンの設定温度よりも車内温度が高くなっていた可能性もあります。
いずれにせよ、車内が涼しいと思っても、直射日光が当たると熱中症のような体調不良に見舞われる可能性があることは間違いないでしょう。
帽子やハンドタオルなどで肌を覆うなどして、こまめな水分補給を行ってください。
また、エアコンの効きが弱くなってしまうからといった理由で、窓を閉めたままにしている人も注意しましょう。
車内での熱中症を防ぐためには、1時間に1回か2回ほど、窓を開けて車内換気をすることが大切です。
知人の医師によると、酸素が薄くなると血流が悪くなり、熱中症の引き金になってしまう可能性も否定できないとのことです。
熱中症にならずに、快適なドライブを楽しむためには、エアコンはもちろん、換気、水分補給が欠かせません。
加えて、直射日光が直接肌に当たってしまう際は、帽子やブランケットなどで首や肩を覆うのも有効と言えます。
ライター:室井大和
オリジナルサイトで読む
1 2