

5月から注意!エアコンを利用している車内で熱中症になる危険があるって本当?
5月初旬とはいえ、車内の温度は思った以上に上昇します。
まだ暑さに慣れていないこの時期には、車内での熱中症にも気を付けましょう。
今回は、車内の温度を快適に保つためのコツや熱中症対策を解説します。
車外は涼しくても車内は真夏並の暑さに!


©あんみつ姫/stock.adobe.com
ここ数年の5月初旬の平均気温は、東京で約24~25℃前後となっています。
しかし、直射日光が当たった車内の気温は想像以上に高くなります。
実際に気温が20℃くらいの日に、直射日光が当たっている車内の気温を調べたところ、30℃を超えていました。
締め切っている車内では風通しが全くないこともあり、車外は涼しいと感じても、
車内の温度はかなり上昇してしまいます。
車内の温度上昇を防ぐためにはどのような対策が効果的なのでしょうか。
温度上昇を防ぐための対策方法
直射日光を遮るためにサンシェードを取り付ける
車内の中でも、直射日光が当たっているダッシュボードなどはかなり熱くなります。
そのため、車内温度上昇の一番の原因とも言えるフロントガラスに、光を遮るためのサンシェードを装着しておくことをおすすめします。
サンシェードにより、車内に降り注ぐ日差しをカットすることで、ダッシュボード付近の温度上昇を抑制する働きがあります。
窓を開けておく
車を自宅の車庫やガレージなどに停めておける場合は、少し窓を開けておくのも効果的です。
しかし、不特定多数人が出入りできる場所で、窓を開けて駐車する場合は注意しましょう。
例えば、店舗の駐車場や、駅前など、公共の駐車場で窓を開けたままにしておくと、車上荒らしや車の盗難などの被害に遭いかねません。
誰でも出入りできる場所では窓を閉めておいたほうがいいでしょう。
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