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【車購入記】軽の電気自動車「日産サクラ」を購入!値引きは?納期は?補助金は?

日産サクラ 試乗レビュー

日産の軽デイズルークスからサクラに買い替え!


普段使いメイン、ときどきルーフテントを載せてソロキャンプに使っていた軽自動車「日産デイズ ルークス(以下ルークス)」に乗って満9年。

前回の車検の時から買い替えを検討していたところ、2022年6月、BEV(バッテリー式電気自動車)で軽自動車規格の「日産サクラ(以下サクラ)」がデビュー。

次は電気自動車もいいかなと思い試乗を重ねた結果、ルークスを下取りに出し、サクラの見積り、値引き交渉を経て契約に至りました。

私にとって初めての電気自動車購入。

試乗してみての印象や値引き額、ルークスの下取り額、電気自動車購入時の補助金のこと、納期など、実体験にもとづいて紹介します。

ハイブリッドではなく完全な電気自動車が気になる方や、サクラの購入に興味のある人の参考になれば幸いです。

これまで乗っていたルークスとの違い


ルークス

軽自動車規格なので大きさはほぼ同じですが、車両の重さはサクラの方がルークスの現行ハイウエイスターGターボ、2WDより90kg重くなります。

〇車両重量
・サクラ(G)1,080kg
・ルークス(ハイウエイスターGターボ、2WD)990kg


サクラの重さは走行用バッテリーが約200kgであることが影響しているようです。

スペック上の大きな違いは「トルク」


〇原動機性能
・サクラ(モーター)最高出力47kW(64PS)、最大トルク195N・m(19.9kgf・m)
・ルークス(ターボガソリンエンジン)最大出力47 kW(64PS)、最大トルク98N・m(10.0kgf・m)


ちなみに、日産キャラバンのガソリンエンジン2,000ccで車重が1,680kg、最高出力が96kW(130PS)、最大トルク178N・m(18.1kgf・m)。

サクラのトルクが突出して大きく、荷物を積んだりけん引したり、商用車としても活躍するキャラバンよりも大きいのは驚きです。

トルクが大きいと坂道に強く発進時の加速が強力。

ただ強過ぎるとタイヤが空転してしまうことがあるので、タイヤの空転を防止するため、サクラにはトラクション制御機構がついています。

車内の広さ


車高が高いルークスは居住空間の広さでは有利です。

頭上の空間が広いので、前席と後席の間に小物や衣類を一時的に置ける収納用の竹製トレイを天井付近に設置していました。

サクラも座席に座って頭が天井につくことはありませんが、天井に何か収納するものを設置できるほどの高さではありません。

サイズ比較
・サクラ:長さ3,395mm × 幅1,475mm × 高さ1,655mm
・ルークス(2WD):長さ3,395mm × 幅1,475mm × 高さ1,775mm



安全運転をサポートするシステム


画像

サクラは、全方位運転支援システムで安全運転をサポートしています。

・前方運転支援
走行中追突回避、前方衝突予測警告、ふらつき警報など
・側方運転支援
車線逸脱防止支援システム、車線逸脱警報
・駐車時運転支援
踏み間違い衝突防止アシスト


その他にもグレード別設定の運転支援装備があります。

ルークスにも、前方運転支援の走行中追突防止と前方衝突予測警報はありましたが、サクラの運転支援はより充実していると言えます。

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試乗してみての印象


運転席

サクラのデビューから1年半。

購入を決めるまでに公道での試乗は5~6回。

ルークスの定期点検でディーラーに行った時、待ち時間にサクラの展示車に乗り込んでの室内チェックは数えきれないくらいしました。

試乗コースは、主にアップダウンのある郊外の住宅地。

道路

私の担当販売員によるとサクラのセールスポイントは、e-Pedal Stepとトルクの太さによる快適な走りです。

e-Pedal Stepとは、アクセルペダル1つで加速、減速、停止が可能な操作システムです(減速度が足りないときは、ブレーキペダルを踏む必要あり)。

通称「ワンペダル走行」と言います。

コースである郊外の山手の住宅街を走れば、自然とアップダウンを体験することなり、登りではトルクフルな乗り味を、下りではe-Pedal Step操作の良さを実感できます。

また、グレード別設定の駐車時運転支援システム(インテリジェント アラウンドビューモニター)を体験。

車の周りをぐるりと上から見下ろしているかのような映像がディスプレイに映し出されるもので、車両周囲の状況確認を支援してくれるシステムです。

私のような高齢者でなくてもこうした機能があると運転していて助かると思います。

お気に入りの乗り心地


運転席

必要最小限のアクセルワークで急勾配の坂道を登ると、スタートダッシュも快適ですが、なにより乗り心地が私好みで、軽自動車なのに「どっしり」している感じです。

ターボ仕様のルークスは、足元が固めのセッティングで、元気よく走ると道路の少しの不整備でもバタバタすることがありますが、サクラにはそれが全くありません。

また、コーナリングでは吸い付くように4輪が踏ん張って曲がっているのが分かります。

このどっしり感は、従来の軽自動車では味わったことがない、心地よい乗り味です。

サクラに決めた理由


パンフレット

一番の決め手はBEVであることです。

先進安全機能、エコなど、とにかく私にとって未経験の乗り物なので、いろいろ体験したいと思いました。

そして前述したように軽自動車なのにどっしりとした乗り心地も大きな決め手。

車内の質感も高く、インストルメントパネル周辺の高級感のあるつくりにも購買意欲をそそられました。

ほかにも

・エンジンで走る自動車からの乗り換えで、電気自動車では使い方や乗り方がどう変化するのか体験して楽しみたい。
・トルクの太い加速感に、坂道も苦にならない走りは、運転に余裕と安心を提供してくれて運転による疲れも軽減できそう。


など、理由はいろいろあります。

車中泊にも使えそう


デザイン

まだ納車前ですが、展示車の座席をスライドさせたり、倒したりしてみたところ、車中泊もできそうな印象です。

車内の広さは天井が高いルークスほどではなく、後部座席がセパレートしないのも使い勝手にどう影響するかは心配な点ですが、寝床作りは工夫すれば可能だと思いました。

また、エンジンがなくすべて電気で動くのでエアコンが停車時にも使えるのは大きなメリット。

私は車中泊用でポータブルエアコンを使っています。

けっこう冷えてなかなかいいのですが、ポータブルエアコンは使おうとする度に本体と吸排気ダクトをつなぐ作業が必要。

この時間と手間が省けると、車中泊での過ごし方も変わると思います。

また、ポータブルエアコンを載せなくてよくなると、車内スペースを有効に使えると思いました。

気になる値引き、納期、補助金は?


見積

では最後におそらくみなさんも知りたい購入価格について紹介します。

ルークスの下取りの査定、値引き、電気自動車に適用される補助金(国のクリーンエネルギー自動車導入促進補助金)は以下のようになりました。

最初は渋かった値引き交渉


見積

お決まりのことかも知れませんが、最初は渋くそのうちどこかで落ち着くのが値引き交渉です。

サクラはよく売れています。これは大きな値引きが期待できるとみるか、強気で販売されるとみるか予想が分かれるところですね。

最初の提示価格
車体本体価格値引き:0円
付属品価格値引き:100,000円
下取り車査定額:58,860円



年度末に特別仕様車を狙ってみた


注文書

誰もが考える狙い目ですが、年度末の決算期であることと特別使用車を買うことを主張しての交渉で、値引き額が上がりました。

車体本体価格値引き:0円→89,236円
付属品価格値引き:100,000円→220,110円
下取り車査定額:58,860円→208,860円


これでもお得なのかどうかはわかりませんが、やはり交渉はしてみるものですね。

電気自動車を購入する場合は国から補助金が出ます。サクラの場合は55万円。

総支払額は322万860円

ここから補助金55万円を差し引くと実質267万860円で買えたことになります。

支払いは現金。

高齢の身で先行き不透明なので、最近はなんでも現金で支払っています。

納車は、契約後1カ月(4月下旬予定)なのでけっこう早いと思います。

電気自動車補助金は、申請後3~4カ月後(7月~8月)の給付とのこと。

事務手続きだけの話だと思いますが、こちらは遅いなあと感じます。

あとがき


最新のルークス ハイウェイスターGターボ プロパイロットエディション(2WD)の価格を日産の公式サイトで調べたところ、オプションなし諸費用込みでおおよそ230万円でした。

実際には、選ぶオプション装備やディーラーでの値引き交渉の結果で、購入価格は変わりますが、私のサクラは60万円弱のオプションを付けて、値引き後実質267万860円。

補助金があるからこそですが、エンジンの軽自動車を購入するのとさほど変わらない価格で買えたと思います。

kenjii

35年前のキャンプ道具を大切にしているキャンプ好き還暦+2な私です。 長年の夢だったキャンピングカーも5年目、まだまだ全国巡りは進みませんが、カヌーを載せ自転車を載せ、家内と二匹の犬と毎日わくわくが続いています。 今年はSUPも加えて、喜ぶ(???)犬を載せて水上散歩。