知識
キャンピングカーを塩害から守る!海沿いに住んでいる私が行っているメンテナンス方法

海近くに住んでいる人必見!キャンピングカーの塩害に注意して!
筆者は「JP STAR Happy1+」に乗っています。
沿岸部に住んでいるので、休日は海岸沿いに車を停めて、日常の喧騒を忘れてボーッと過ごしたくなります。
ただ、私のような海沿いに住んでいる人や、キャンピングカーでよく海に行く人が注意したいのが「塩害」。
潮風に混じっている塩分でマフラーやバンパー、車体まで錆びてしまうことがあります。
場合によっては腐食して鉄の部分がボロボロになり、高額な修理費用がかかってしまうことも…。
そこで今回は、悪影響だらけの塩害について、考えられるダメージや、そうならないために私が行っているメンテナンスについて紹介します。
高速道路などの積雪時にまかれる融雪剤も塩分が含まれているので、海沿いに住んでいない人やあまり海に行かないという人でも塩害に注意する必要があります。
忙しくて洗車にあまり時間を割くことができない方には、特に参考にしていただきたいと思います。
考えられるキャンピングカーへの塩害ダメージ
金属部分の腐食

海水中に含まれる塩分は、キャンピングカーの金属部品に腐食を引き起こす可能性があります。
腐食が進行すると、車両に穴が開くこともあります。
この問題に対処するためには、沿岸部でキャンピングカーを使用した後には細かい箇所の洗浄も忘れずにして、塩分を取り除くことが重要です。
写真のように洗車をサボっていると、車体にも金属のサビの色がついてしまいます。
電気系統の故障

海沿いの環境で長くキャンピングカーを使用していると、電気系統が故障してしまうことがあります。
原因は、海水中に含まれる塩分が電気系統の配線に腐食を引き起こすこと。
この問題に対処するためには、キャンピングカーの電気系統を定期的に点検し、必要に応じて修理することが重要です。
写真のように細かい配線にも注意しましょう。
内装の腐食
注意が必要なのは、車体の外側だけではありません。
潮風はキャンピングカーの内装にも悪影響を与える可能性があります。
その理由は、内装にも金属部品が使われているからです。
この問題に対処するためには、キャンピングカーの内装を定期的に点検し、必要に応じて修理することが重要です。
タイヤホイールの腐食

金属と言えばタイヤホイール。
私は、塩害に強いホイールはつけておらず、標準装備のホイールを使用しております。
海水中に含まれる塩分は、タイヤホイールの錆や腐食を引き起こすことがあります。
この問題に対処するためには、キャンピングカーのタイヤを定期的に点検し、必要に応じて交換することが重要です。
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私の塩害対策

仕事や育児、家事など日常が忙しくなってしまい、まめに洗車できない方も多いのではないでしょうか?
実は私もその一人です。
こちらでは時間がない中で、どのようにキャンピングカーのメンテナンスを行なっているかを紹介したいと思います。
ベース車の点検はディーラーに相談
JP STAR HAPPY1+のベース車は、ダイハツのハイゼットトラックです。
幸いにも自宅から徒歩圏内にトヨタのディーラーがあり、期間を開けたとしても半年に1度オイルの交換やバッテリーなどベース車の点検について相談をしたり、有料で洗車をしてもらったりしています。
シェルは代理店に相談

キャンピングカーの内装については、JP STARの半年に1度ほど、販売代理店に相談しています。
塩害とは関係ありませんでしたが、バッテリー残量のメーター表示が急に消えたことがあり相談したことがありました。
また、写真のように内装にも金属部品がいくつかあります。

収納部分をはじめとした普段見えないところは、定期的に目視で点検することをおすすめします。
普段から自分で気をつけていること
私は定期的にキャンピングカー車内で作業することが多く(今回の記事もキャンピングカー車内で書いています)、その際に、車内に異常がないか目視で点検をしています。
また車中泊に出かける前は、目視でタイヤやエンジンなど車に異常がないか点検。
私は特に車に詳しいわけではありませんが、身近にアドバイスをもらえる方を見つけておいたことで、快適なキャンピングカーライフが送れています。
まとめ
キャンピングカーは自宅と同じように快適さを求めて利用されることが多いですが、メンテナンスや点検なしではその快適さや安全性は維持できません。
出発前に簡単な点検や試運転を行うだけでも、万が一のトラブルに備えることができます。
足回りの点検やタイヤの状態、ブレーキやサスペンションの動作確認、電気系統のチェックなど、基本的な点検は安全な旅をサポートします。
また、キャンピングカーでの旅は楽しい思い出を作るチャンスでもあります。
大切な家族や友人との時間を楽しむためにも、メンテナンスや点検は欠かせません。
思い出深い旅をするために、日々の管理や手入れを怠らずに行いましょう。