仕事しながら旅を楽しむ!「週末ワーケーション」の過ごし方
コロナ禍でリモートワークやテレワークを行う環境や人々がすこしずつ増え、さまざなまワークスタイルを選択することができるようになってきています。
その中でも最近注目されているのが、自宅を離れてホテルなどで旅を楽しみながら仕事を行う「ワーケーション」。
ホテルや旅館、観光地などではワーケーション専用の宿泊プランなどを多く取り扱うようになってきていますが、ワーケーションの中でも、さらに滞在場所や時間の使い方などの自由度が増すのが、キャンピングカーを利用したワーケーションなんです。
「ワーケーション」という言葉を聞いたことがあったり、車中泊を伴うワーケーションを行いたいというかたも増えてきていると思います。
しかしどうやってスケジュールを組むのか、滞在中どのように過ごしたら良いのかというのは、実際にワーケーションを体験してみないとイメージが湧きにくい、といった声も聞かれます。
そこで今回は、日常的に自作のキャンピングカーでワーケーションを行っている筆者が、『普段どんなスケジュールでキャンピングカーワーケーションの時間を過ごしているのか』を実際の旅ようすやその流れを写真と共にご紹介していきたいと思います。
車中泊で楽しみながら仕事する「週末ワーケーション」をキャンピングカーを利用してどのように過ごしているのか。興味のある方はぜひ記事をチェックしてみてください!
目次
渋滞を避け早めの時間に出発!
あらかじめ目的地・滞在先を決めておき、必要に応じてRVパークやオートキャンプ場の予約を事前にすませたらいよいよ出発!
ワーケーション当日は渋滞を避け、すこし早めの時間に家を出るのがおすすめです。
その分、現地に到着してから時間のゆとりを作ることができ、ゆっくりと観光・仕事をする時間を取ることが可能となります。
昼過ぎまでは旅先でおいしい食事&観光を楽しむ
初日の午前中いっぱい、昼過ぎくらいまでは、滞在先に向かう道中や旅先での観光・お目当ての飲食店での食事に時間を使うことにしています。
きれいな景色をみて新鮮な空気を堪能し、おいしい食事をお腹いっぱい食べる。カフェでのんびり過ごすのもよし、予定をめいっぱい詰め込むのもよしと、この時間のスケジュールは自由。
事前にいきたいお店や観光地をリストアップしておいても良いですし、現地に到着してから気になった場所にふらりと立ち寄るのもOKです。
滞在先についたら、車内で仕事開始
現地で観光やランチを堪能したら、車で宿泊予定地に向かいます。
午後3時過ぎ頃、オートキャンプ場やRVパークなどの宿泊地に到着したら、さっそく車内でパソコンを開いて仕事を開始。時間にして2〜3時間ほど。
途中車内でコーヒーを淹れたり甘いものを食べたりして、適度に休憩をしながら集中して作業をすすめます。
温泉後、夕食はテイクアウトしてきたお弁当を車内で
夕方過ぎに宿泊場所併設の温泉に入りすっきり。RVパークやオートキャンプ場は、温泉や入浴施設併設の場所も多いんです。
できるだけ入浴施設併設の場所をチョイスし、移動時間を節約するようにしています。
お風呂のあとは夕食の時間。夕食は車内で軽く調理することもありますが、地元の料理をテイクアウトすることが多いです。
車内で会話を楽しみながら、おいしい食事をゆっくりといただいています。
宿泊地にお風呂が併設していない場合は一度車を出してお風呂がてら外食で済ませることも。
滞在先や宿泊地、その日の気分次第でお風呂や食事場所の変更がきくのは、車中泊の旅ならではですよね。
夕食後は車内でパソコン作業の残りをすこしだけ
夕食後、食事の後片付けをしたら、車内でパソコン作業の残りをすすめます。
パソコン作業の際、インターネット回線はスマートフォンのテザリングを利用しているため、滞在先の電波状況を事前に調べておくことが必須。
滞在先の電波状況が悪い場合は、できるだけWi-Fiが利用できる施設を利用するようにしています。
仕事のあとはくつろぎタイム&就寝
車内で集中して仕事をすすめて夜10時頃には本日の業務終了!1日目はだいたい4〜5時間程度、車内や車外でパソコン作業ができるようにしています。
仕事のあとは車内でのんびりと雑誌をながめたり、動画をみたりして少しのんびりとすごす時間を。眠くなってきたら就寝です。
窓の外の真っ暗な景色、雑音のない環境で、夜を楽しみながらおやすみなさい。
朝起きたら軽く朝食、お仕事開始!
車内で目覚めたら車外に出て大きく伸びをし、新鮮な空気を吸って深呼吸。トイレや洗顔、歯磨きを済ませてからコーヒーを淹れ、パンで簡単な朝食を。
その後オートキャンプ場やRVパークのチェックアウト時間まで、のんびり車内で作業を。
1泊2日のスケジュールの場合は、朝起きてすぐの頭がすっきりしていて落ち着いて仕事ができるこの時間に、集中して仕事をすすめておくのが定番となっています。
チェックアウト後は周辺観光を
この日のチェックアウトは11時。仕事を終えて出発したら、滞在先にて観光を楽しみます。仕事のあとなので、息抜きを兼ねて景色の良い開放的な場所に向かうことが多い気がします。
景色の良い場所でお散歩をしたり散策をしたり、カメラを持って写真をたくさん撮ったりして思う存分旅を楽しみます。
春は桜、夏は海辺を散策し、秋には紅葉を楽しみ、冬は雪の中をお散歩。季節ごとに違う楽しみ方があり、気分転換・ストレス発散には最適。
自然豊かな場所ばかりでなく、現地のショッピングモールやアウトレットなどに滞在して買い物を楽しむ、なんて過ごし方ももちろんアリです!
滞在先のカフェに訪れ、息抜き&ティータイム
散策後は飲食店でおいしいランチを。現地の飲食店で名物メニューを堪能することが多いですが、混雑しているときは手軽にファミレスを利用することもあります。
食後はそのまま現地のカフェに移動し、おいしいコーヒー&スイーツを。ケーキなど甘いものをいただきながら、雑誌を読んだり会話を楽しんでまったりと過ごします。
週末ワーケーションもいよいよ終わり。「今週のワーケーションも充実していたね。」夫婦でそんな会話をしながら、車に乗って安全運転で帰路につきます。
運転&お仕事おつかれさまでした!
キャンピングカーワーケーション、スケジュールは自分次第!
今回は、筆者が普段からキャンピングカーで行なっている「ワーケーション」の1日を切り取って、その流れや過ごし方をご紹介しました。
正直なところ、リモートワークやテレワークの普及はまだまだスローペースで、企業に勤める方が日常的にワーケーションを行なうことは難しいように感じます。
企業に勤める方と違いフリーランスは自由なスケジュールを組みやすく、筆者もフリーランスのライターとして普段から自宅で仕事をしていることもあり、多少の時間・場所の融通がきくのは事実です。
しかし、普段は会社に通勤しなければいけないという方でも、週末だけキャンピングカーで旅に出て、動画を撮影・編集したり、ブログの更新をしたり、ライターとして仕事をしたりと、「週末ワーケーション」を楽しまれている方が増えてきている印象です。
結局のところ本当にワーケーションを行えるかどうかは、自分次第なのかもしれません。
ぜひご自分にあったスタイルで、自分好みの自由な「ワーケーション」を楽しんでみてくださいね。