【車中飯】車内で焼き立てのパンを!こねずに簡単カルツォーネ
車中泊でもたまには焼き立てのパンが食べたい。
とは言ってもパン作り、手間もかかって面倒では…?と思われるかもしれません。
いやいや!カルツォーネであれば、こねる必要無し。意外と簡単に作れます!
カルツォーネとはピザの包み焼きといった感じのもので、イタリアの名物料理です。
オーブンがなくてもフライパンで作れるので、車中泊や、バーベキュー・キャンプなどのアウトドアでもおすすめです。
お子様連れでも、家族みんなで楽しく作れます!
今回の記事では簡単カルツォーネの作り方とレシピをご紹介します。
目次
パン生地の作り方
まず初めにパン生地から作っていきましょう。
今回は天気も良く気持ち良かったので外で調理することにしました。
カルツォーネ・パン生地材料
<材料> カルツォーネ2つ分
・小麦粉 200g
・イースト 25g(ドライイーストの場合3g)
・塩 小さじ1よりやや少なめ
・砂糖(きび砂糖使用) 小さじ2
・水 120cc
・オリーブオイル 大さじ1
カルツォーネ生地の作り方
それでは作り方を詳しく見ていきましょう。
まずは、イーストの下準備から始めます。今回は生きているイーストを使用しました。
このイーストは人肌に温めた水で溶かす必要があるので、分量の水(120cc)を人肌に温めてからイーストを投入し混ぜてよく溶かします。
イーストは50gのパッケージでしたが、使用するのは25gなので、適当に半分に切って入れています。
続いて、ボールに小麦粉を入れます。
入れた小麦粉は、中心部に穴を開けドーナツ型にします。もんじゃ焼き作るときの土手のような感じです。
イーストがしっかり溶けたら、小麦粉の中心部へ溶かしたイーストを投入。まだ混ぜないでください。
次に、小さじ1杯よりもちょっと少ないくらいの塩を、小麦粉の土手の部分にパラパラと回し入れます。
小さじがない場合はティースプーンでも代用可能です。
次にお砂糖(きび砂糖)小さじ2を、土手中央のイーストを溶かした水をめがけて投入します。
以上を入れたら、ヘラなどを使ってかたまりになるまでよく混ぜます。
混ざったらラップをして20分寝かせます。
~20分後~
だいぶ大きくなっていますね!
次に生地をヘラを使って空気を抜く感じで、下からすくうようにして混ぜます。
ある程度ヘラで混ぜたら手やボールに引っ付かないように打ち粉を直接ボールにして…
手に取り上から生地を引っ張りながら、下へ丸め込むようにして生地をまとめます。
まとまったらオリーブオイルを大さじ1(計らずとも適当にでもOK)を垂らして、ヘラで生地全体に広げます。
ラップをして2倍位の大きさになるまで2次発酵。
発酵を待っている間に、具材の準備をしましょう!
カルツォーネの中身は何にする?
カルツォーネはなんでも好きな具を入れてできるので、お好みでいろいろなバリエーションが楽しめると思います。
今回はトマトソースをベースに作ったので、そちらのレシピをご紹介したいと思います。
トマトソースを作るのが面倒な時は、トマトソースを買ってしまえば楽ちんですね!
カルツォーネの中身~トマトソース材料~
トマトソースもお好みですが、今回は以下の材料で作りました。切って混ぜるだけ!簡単です。
・トマト缶
・にんにく ひとかけ(今回は小さかったので2かけ使用)
・玉ねぎ 1個
・乾燥バジル 適量
・チキンブイヨン キューブの半分
・塩 少々
・オリーブオイル 適量
トマトソース作り方
まずはにんにくをスライス。(お好みでみじん切りでもOK)
そして玉ねぎはみじん切りにします。
鍋にオリーブオイルを適量入れて、切ったにんにくと玉ねぎを炒めます。
車中泊にアウトドア用のグリルがあると外でも簡単に調理できるので便利でおすすめです。
ある程度炒めたらトマト缶を投入。
そして乾燥バジルをお好きなだけどうぞ。
今回はバジルのみ使用しましたが、オレガノやローズマリーなどお好みのハーブでいいと思います。
次にチキンブイヨンを投入。(キューブ半分使用)
チキンブイヨンを溶かしてよく混ぜます。
ある程度火が通ったら味見して、塩気が足りなければ足してください。
あとはぐつぐつ弱火で煮込むだけ!
そうこうしているうちに生地がだいぶ大きくなりました。
ソースに合わせてお好みの具材を
次に中に入れる具材を準備します。
カルツォーネの具材もソースと合わせて自由にお好みで楽しめます!
今回は先ほどのトマトソースと合わせて以下をの具材を使用しました。
・とろけるチーズ(モッツアレラとエメンターラを使用)
・ハム(ドイツのハム・シュバルツヴァルト使用)
・マッシュルーム
・フレッシュバジル
ハムはカルツォーネの本場・イタリアンハムの方がおすすめです。
チーズはとろけるチーズをたっぷりと。
マッシュルームはスライスしておきます。
生地を伸ばして具を包む
生地が2倍位に膨れたら、発酵完了。今回は40分程かかりました。
生地を広げて形成する際、使用するフライパンの上で広げれば、形がきれいに仕上がります。
フライパンに打ち粉をして、生地を一度フライパンへ移します。
生地を適当に半分にカットして、1つはボールに戻しておきましょう。
引っ付かないように全体的に打ち粉をまぶし、生地の空気を抜くように生地を広げていきます。
今回、柔らかめの生地だったので、コロコロ伸ばさなくても持ち上げるとびろーんと伸びていきました。
生地が伸びたらピザの様に耳を残してトマトソースを広げ、具材を乗せていきます。
後で半分に折りたたむので、具材は片側のみに乗せます。
具材が乗っていない方の生地を持ち上げ包み込むようにして折りたたみます。
この時ぴったり半分に折らず、写真のように下側の生地の耳を残して折りたたみます。
そして残した下側の耳を、折り重ねた生地にかぶせ、指で押して閉じます。
かなり不細工になりましたが……できました!
生地を薄く伸ばし過ぎると穴が開いてしまうのでご注意を!(薄くなり過ぎた部分は生地を継ぎ足して補正しました…。)
もう一つも同じように作って、フライパンで焼いていきます。
打ち粉を忘れてしまうと引っ付いてしまうので要注意です。
火加減は弱火で。
こんがり焼けたらヘラなどを使ってひっくり返します。
両面焼けたら…出来上がり!
車中泊でも簡単にパンが焼けました!
かなり映えない見た目になってしまいましたが……美味しくできました!
あつあつでチーズがとろけて出てくるので、焼き立てを食べる時は火傷しないようにお気をつけて。
この分量でかなり大きなカルツォーネが2つできるので、1つで大人でもお腹いっぱいになると思います。
お子様には4等分して小さなサイズを4つ作るとちょうどいいサイズになるかもしれません。
具材を変えればバリエーションも豊富に作れるカルツォーネ。
チョコレートやフルーツなどを入れて、スウィーツパンにしても美味しそうですね!
ハードルの高そうなパン作りですが、車中泊でも楽しく簡単にできてしまうのでぜひ挑戦してみてはいかかでしょうか?
車中泊や野外で作るごはんは、いつもの何倍も美味しく感じると思います!