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《夏を耐えたが…力尽きるケース多発》クルマのトラブルは突然やってくる!

猛暑に大雨、天気に大きく悩まされた2022年の夏。
暑さも少しずつ収まってきており、季節は秋に移ってきています。
高い気温や強い日差しに照らされ、愛車も疲れているところ。厳しい気象条件の夏よりも、秋の初めにクルマのトラブルが増えるのをご存知でしょうか。
これからの季節に注意しておきたい、クルマのメンテナンスについて紹介します。
秋に入って突然バッテリーが上がる
特に暑さが目立った2022年の夏、カーエアコンもフル稼働だったはず。
エアコン自体の疲労も気になるところですが、秋口に故障の症状がよく出るのがバッテリーです。

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エアコンなどで酷使され、バッテリーの状態があまり良くないところに、秋の初めには朝晩の寒暖差が発生します。
気温が下がることにより、バッテリー内の電圧が下がっていき、突然エンジンがかからなくなるなどのトラブルが発生するのです。
季節が大きく変わる前に、バッテリー状態のチェックを行い、弱っている傾向が見えたら、早めに交換することをおすすめします。
気温が下がるとパンクのリスクが
路面温度が高く、気温も高まる夏場はタイヤにとっても厳しい季節です。
高速道路などでは、タイヤがバーストし、救助を待つクルマをよく見かけます。
紫外線も強く、タイヤに見えないダメージが蓄積しています。

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こうしたダメージを抱えながら、季節は秋へ。
気温が下がることにより、タイヤの空気圧も大きく下がります。
十分な空気圧が確保できていないと、乗り心地の低下、燃費の悪化とともに、パンクのリスクも高まってくるのです。
気温が少しずつ下がってきたら、こまめに空気圧のチェックを行っておきましょう。
暑さが落ち着いてきたら、基準値よりも1割程度高めに空気圧を保っておくことも、予防策の一つになります。
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紫外線で傷んだワイパーで拭き取り不良
ゴム製品で気を付けたいのがワイパーです。
夏の間、強い紫外線にさらされ、高い温度になったワイパーは、劣化が早く進みます。
突然の雨に見舞われた際、ワイパーのふき取りが悪いことに気が付いても、時すでに遅し。
雨の時に十分な視界が確保できなくなるのは、安全運転の面から見ても大きな問題と言えるでしょう。

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タイヤやバッテリーと比べれば、新品に交換するのも、それほど大きな費用は掛かりません。
季節の変わり目に交換するということをルーティンにしておき、雨の多い秋口には、新品に交換しておきたいところです。
ボディやガラスへの蓄積ダメージにも注意したい
厳しい夏の環境でくたびれているのは、何も機器やゴム製品だけではありません。
ボディやガラスも紫外線や豪雨のダメージを負っています。
レジャーなどで普段とは違う地域を走行し、潮風や砂などの影響を受けている可能性もあります。
タイヤハウス内や下回りの入念な洗車に加えて、ボディ洗車後にはコーティングの施工やワックスがけを行い、夏場の働きを労ってあげるのも大切です。
また、雨の季節になる秋に向けて、ワックスやコーティングはボディの保護にもつながります。

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さらに、雨天時の視界確保のため、フロントガラスなどをコーティングしておくのもおすすめです。
3ヶ月程度効果が持続するものもあるので、初冬に起こるフロントガラスの霜つきまでも予防してくれます。
季節の変わり目は、人もクルマも調子を崩しやすいものです。
溜まった疲れを取り除き、愛車のリフレッシュに、少し時間をかけてみてはいかがでしょうか。トラブル予防には、早めの点検が重要です。
ライター:Red29
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