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ギア・アイテム

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車中泊ライター3人が愛用するおすすめ調理器具4選

車中泊ライター3人が愛用するおすすめ調理器具4選

電気で動く調理グッズ限定。火を使わないから安心


車中泊で簡単な料理をしたいと思ったとき、安全性を考えると電気調理器具がおすすめです。

本記事では、車中泊を長年経験しているライターさんが実際に使っている製品を紹介。

それぞれの特徴を解説しています。

電気ケトル、電気コンロ、コンロと鍋とフライパンがセットになっている電気調理器具など。

車中泊ライターが自分で買って使っていいと思っているものばかりなりで、車中泊でどんな電気調理器具がいいか、興味がある人の参考になるはず!

温かい飲み物が飲めて簡単な調理も!マグカップ型電気ケトル エレコム「COOKMUG」




マグカップ型の調理可能な電気ケトル。

DRIMOの記事でライターさんがおすすめしているのは、エレコムから発売されているマグカップ型電気なべ「COOKMUG」。

1つ購入してとても気に入り、夫婦で使うためにもう1つ追加で購入したくらい、現在では車中泊から日常使いまで、手放せないアイテムとのこと。

沸かす、煮る、保温もできる!




容量は350ml。

たっぷりコーヒーを作って冷めてしまっても温め直しが可能。保温にして温かいまま置いておくこともできます。

沸かす(Boil)・煮る(Stew)の2種類のモードがあり、Boilモードでは、45℃/60℃/100℃の3段階からお好みの温度を選べます。

Boilモードでの加熱が終了すると自動で保温に切り替わり、8時間保温できて便利。

Stewモードでは料理に合わせた煮込み時間を設定でき、3段階(10分/40分/70分)のタイマーを選択可能。

設定時間経過後は、自動的に加熱を停止するため、空焚きの心配もなく安心です。

消費電力は275Wほど。

定格出力300Wの小型のポータブル電源でも使えます。

本体でお湯を沸かし、そのままドリンクを作って飲めるため、温かいコーヒーや紅茶などのホットドリンク作りに最適。

煮込みモードを使用すれば、野菜やきのこ、ベーコンやウインナーなど、具材をたっぷり使った具沢山スープも作れます。

スープにごはんを入れて軽く煮込めばリゾットにも!

ごはんも炊ける!ゆで卵も簡単に?!




マグカップ型電気ケトルは炊飯も可能で、0.5合(1人分)のご飯が炊けます

ゆで卵は本体で一度お湯を沸かしてから、たまごを加えて10分煮るだけ。

たまごは常温でも、冷蔵庫から出してすぐの冷たいものでもOKです。

本体に半分ほどの水を入れ、100℃に設定して沸かすモードで一度お湯を沸かしてから、卵を入れて煮込みモードで10分加熱。

10分後には、写真のような固茹でのゆで卵が完成します。

これ1つでコーヒーやお茶を飲んだり、軽食を作ったり。

手軽に済ませたい車中泊での調理に便利ですね。



【使ってわかった】温かい飲み物も飲めて簡単な調理もできるから車中泊に便利!「マグカップ型電気ケトル」の記事はこちら

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コンパクトサイズ!火を使わないから安心のドリテックのIHクッカー「ミニチュラ」




車中泊での調理に火器を使うのは不安、万が一の事故に備えて安全に使える電気調理器具での調理を検討しているという方は多いのではないでしょうか。

そこでおすすめなのが、車中泊歴5年以上で、車中泊でもさまざまな調理を楽しんでいるライターさんが実際に購入して車中泊で使用しているドリテックのIHクッカー(コンロ)「ミニチュラ」です。

コンパクトなサイズ




車中泊では調理に広いスペースが確保できないことも多いので、コンパクトサイズのコンロを選びたいですね。

ミニチュラのサイズは18.5 × 19.5 × 5.5 cm。

狭い車内でも設置場所に困らず、収納もしやすいです。

2分でお湯が沸く高火力


ニチュラはコンパクトながら高火力(800W)なのも特徴

実際に500mlの水がわずか2分ほどで沸くとのこと。

短時間でスープや鍋料理を作ったり、コーヒーやお茶を淹れたりできます。

掃除しやすい




ミニチュラの天板はボタンやスイッチがなく、フラットな状態なので掃除がしやすいのも大きな特徴

天板が汚れたときでもサッと拭き取るだけできれいになるので、手間いらずです。

「ミニチュラ」の実勢価格は約7,000円。

800W以上のポータブル電源かサブバッテリーが用意できるなら、車中泊の際に1つ積んでおくといいと思いました。



【使って分かった】車中泊におすすめの電気調理器具はこれ!ドリテックのIHクッカー「ミニチュラ」の記事はこちら

省エネで車中泊と相性バツグン!電気ホットサンドメーカー SOLEMOOD




直火用のホットサンドメーカーがキャンブームで流行しているようですが、車中泊の車内で使うのは換気設備の整っていない場合、酸欠や一酸化炭素中毒となってしまったり、火事になったりする危険も。

その点、電気ホットサンドメーカーであれば酸欠や一酸化炭素中毒の心配はないし、火事のリスクもかなり減らせます

車中泊超ベテランのライターさんが使っているのは、SOLEMOODの電気ホットサンドメーカー。

安全性のほかにもいろいろおすすめの理由があるようです。

消費電力少なめ




SOLEMOODの電気ホットサンドメーカーの定格消費電力は600W。

電子レンジの消費電力は1000W近く、ホットプレートやオーブントースターも600Wを越えるものが多いことを考えるとやや少なめの消費電力と言えるでしょう。

ポータプル電源から電気を取る場合、600Wのポータブル電源なら5万~8万円。

1000W以上だと10数万円するので、電源を購入する費用も抑えられます。

軽くてコンパクト




SOLEMOODの電気ホットサンドメーカーのサイズは25cm x 15cm x 10cm程度で、重さは1.3kg程度。

普通のサイズのカセットコンロよりも小さいので狭い車内で使うのにも収納しておくのにも便利です。

両面加熱できる。タイマー付きだから失敗が少ない




火にかけるホットサンドメーカーは両面焼くために上下裏返す必要があります。

SOLEMOODの電気ホットサンドメーカーは両面同時焼き。

調理中に頃合いを見計らって裏返しにする手間が要りません。

タイマーが付いているので忘れて焼きすぎてしまう心配もなし。

ホットサンドメーカーというくらいなのでホットサンドはもちろんですが、コロッケやメンチカツなどの揚げ物を温め直ししたり、コンビニで買ったおにぎりを焼きおにぎりにしたり。

アイデア次第でいろいろな食品をカリっとサクッと仕上げられます。

実勢価格は5000円ほど。



電気ホットサンドメーカーは省エネで車中泊と相性バツグン!の記事はこちら

フライパンと鍋がセット!クッキングポット & プレート お料理ケトル 山善




DRIMOのライターさんが実際に使用している「山善(YAMAZEN)のクッキングポット&プレート お料理ケトル」は、ケトル兼用の鍋だけではなく、焼きプレート(フライパン)、鍋と焼きプレート両方に使用可能なフタがセットになっている製品。

これ1台でお湯を沸かしたり汁物を作ったりするだけでなく、焼き物や炒め物も作ることができるので調理器具をあれこれ持っていきたくない車中泊に便利です。

コンパクトに収納できる




深さのあるケトル兼用の鍋に焼きプレートが付属することでセット内容が充実していますが、山善(YAMAZEN)のクッキングポット&プレート「お料理ケトル」は、焼きプレートの上に鍋を積み重ねること(スタッキング収納)が可能

本体を鍋の中に収納することで収納時のサイズが18.5×9cmほどになるので、なるべく荷物をまとめてしまっておきたい車中泊にはうれしいコンパクトサイズです。

1〜2人分の調理に最適なサイズ




鍋は直径18.5×高さ9cm、焼きプレートが直径18.5×高さ4cm。

実際に使ってみると、鍋と焼きプレートは1〜2人分の調理をするのに最適なサイズで、狭い車内での調理にぴったりとのこと。

本体に接続する電源コードは長さ1.5m。

車内で使用するには十分な長さがあります。

車中泊で使うには、火力は問題なし




山善(YAMAZEN)の「お料理ケトル」は消費電力が600W。

本体に焼きプレートをのせてしっかりと加熱し、朝食用に焼きウインナーと目玉焼きを作ってみたところ、↑写真のようにこんがりおいしく焼き上げることができたそうです。

自宅で調理する際に使用しているIHクッキングヒーターや、消費電力高めの電気調理器具よりは火力が弱いですが、車内調理には特に問題ないようですね。

実勢価格は19,550円ほどです。



車中泊調理に最適!お湯も沸かせる山善(YAMAZEN)のクッキングポット&プレート「お料理ケトル」の記事はこちら

電源はどうすればいいのか


電気調理器具を車中泊で使う場合、外部電源が取れなくてサブバッテリーも設置されていない車であれば、ポータブル電源が必要です。

本記事で紹介した電気調理器具は300~800Wの製品。

使いたい電気調理器具の出力によりますが、目安として出力600W以上のポータブル電源があると使える電気調理器具の選択肢が広がるでしょう。

※参考記事 車内調理は『電気』が安心!ポータブル電源で調理家電は使えるか!?

DRIMO編集部

DRIMO編集部です。 キャンピングカーや車中泊の情報を中心に、バンライフなど車旅に関する情報をお届けします。