キャンピングカーに装備された家庭用エアコン

キャンピングカーにエアコン、実際どうなの? デメリットも含めて考察!




後付けできるモデルもある!


後付けエアコン

キャンピングカーにエアコン。あるに越したことはないでしょう。

しかし、すでにキャンピングカーを持っているがエアコンは付いていないという方も多いのではないでしょうか。大丈夫です。

後付けできる車載専用エアコンも登場しつつあります。しかも、室内機と室外機が別々のセパレートタイプ。本格的です。

そのひとつが、DC12V駆動の車載専用エアコン「COOL STAR(以下クールスター)」。

クールスターの大きな特徴の一つとして、インバーターが不要でダイレクトにサブバッテリーに接続できることが挙げられます。

インバーターとは、サブバッテリーから送られてくる電気(DC12V)を一般家庭用の電気(AC100V)に変換してくれる機器のこと。

しかし、クールスターはサブバッテリーと同じDC12Vの電気を使用するため、インバーターなしで直接サブバッテリーに繋ぐことができます。

インバーターを介すと電気の変換時に電力のロスが生じますが、ダイレクトにサブバッテリーに接続できるのであれば電力の無駄がなく、インバーター購入費用も節約できてお財布にやさしいです。

気になる価格ですが、クールスターの本体価格は室内機・室外機がセットなって、税込み 264,000円。

ホワイトハウスキャンパーに取り付けを依頼した場合、工賃を含めて税込み 429,000円となっています。(※ホワイトハウスキャンパーで製造販売しているハイエース系キャンパーに取り付けた場合の参考例)

ハイエース以外のバンコンやキャブコンに取り付けているケースもあるということなので、エアコンを後付けしたいという方は、候補に入れておいてはどうでしょうか。

まとめ


これから新車でキャンピングカーを購入するなら、家庭用エアコンが付いているモデルがやはりおすすめだと考えます。

エアコンが標準装備されているということは、稼働させるためのサブバッテリーやソーラーパネル、インバーターなどの電源システムも十分なものが備わっている場合が多いので、後から付け足していくよりは割安になると思われるからです。

すでにキャンピングカーを持っている方の後付けに関しては悩むところ。

取り付け工賃込みで約43万円(クールスターの場合)の価値はあると思いますが、次のキャンピングカー買い替えまで待つという考え方もあると思います。

自分のキャンピングカーの使用頻度やよく使うシーンを考慮して検討してください。