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【キャンピングカー旅行記】グルメ・絶景・アクティビティ!青森県津軽をゆるりと車中泊旅してきた

【キャンピングカー旅行記】グルメ・絶景・アクティビティ!青森県津軽をゆるりと車中泊旅してきた



青森・津軽方面を車中泊で旅行!


キャンピングカー

世界遺産の白神山地をはじめ、観光名所が多く自然豊かな青森県は何度旅行に行っても楽しめる場所ですよね。青森の旅行先と言えば、津軽、八戸、下北などがありますが、今回筆者が訪れたのはねぶた祭りで有名な津軽。定番というだけあって行くべきところはたくさんあります。

ですが今回は、たくさんの観光名所を訪れるのではなく、素晴らしい景色、美味しい食事をメインにキャンピングカーで楽しむゆるり旅をコンセプトに行ってきました!

二つの道の駅に立ち寄りながら、美味しいグルメや絶景スポットに癒されてきましたよ〜!

絶景温泉あり!道の駅ゆ~さ浅虫


青森県道の駅ゆーさ浅虫

初日にお世話になったのは、青森県のキャンピングカーユーザーに人気の高い道の駅 ゆ~さ浅虫。こちらにお世話になりました。 青森県はRVパークが多くないので、道の駅で仮眠をとる人が多い傾向にあるかもしれません。ゆ〜さ浅虫のほかにも「道の駅よこはま菜の花プラザ」(横浜町)や「道の駅いかりがせき津軽関の庄」(平川市)なども人気です。

国道4号線沿いにある道の駅 ゆ~さ浅虫は、青森県でも有名な浅虫温泉のエリア内にあります。浅虫温泉は青森の奥座敷とも称され、青森市内からも車で30分以内で訪れることが出来ます。

美しい景色を眺めながらお散歩


青森県 陸奥湾

道の駅の道路を挟んだ向かい側には、陸奥湾が広がっています。海釣り公園やサンセットビーチ、ヨットハーバーがあり、海に浮かぶ湯の島がワンポイントとなっています。

その海沿いは整備されており、犬のお散歩にぴったり。我が家の犬もそこで充分に散歩したので、長時間ドライブのストレスを発散出来ました。ただし、国道なので交通量も多いため、道の駅から向かい側へ渡るには、信号付き横断歩道を利用するか、浅虫人道橋と呼ばれる歩道橋を利用しましょう。

オーシャンビューの露天風呂で一息














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道の駅内の5階にある展望浴場「はだか湯」は、7時から21時まで開いています。こちらは目の前に広がる陸奥湾の景色を楽しめる露天風呂です。しかも入浴料は360円と格安!美しい夕日を眺めながら一日の疲れを癒しましょう。

ここは、ボディーソープやシャンプーなどの備え付けがないため、事前に自分で用意していきましょう。もし忘れてしまっても、受付で販売されているので安心してくださいね。朝イチや夜は、やはり車中泊をした人たちで賑わいます。

脱衣場にはドライヤーが2つ備え付けられていて、髪を整えたり、歯を磨いたり、化粧をしたりと車中泊時に重宝します。源泉かけ流しではありませんが、れっきとした浅虫温泉の源泉を引いているため、入浴後しばらく体はポカポカしていました。気持ちよく眠ることができそうです。

実際に仮眠をしてみて


道の駅ゆーさ浅虫駐車場

道の駅ゆ~さ浅虫には、建物の前後の駐車場や小道を挟んだ側の駐車場、国道を挟んだ側の駐車場というように、AからEまでの合計5カ所に駐車場があります。

24時間解放されるトイレは道の駅の建物内にあるので、やはり建物側が1番人気のようです。ですが、そちらは車と車の間隔があまり広くはないため、ゆっくり仮眠や休憩をとりたい人達は、あえて建物側を避ける傾向にあるようです。

建物側はキャンピングカーではない車中泊の人たち、それ以外の駐車場にキャンピングカーがいる印象を受けました。ただし、道の駅ゆ~さ浅虫は浅虫温泉駅にも近く、夜中でも貨物列車が通過するため、その走行音と走行時の揺れが気になったのが少し難点です・・・。


道の駅 ゆーさ浅虫
所在地:〒039-3501 青森県青森市大字浅虫字螢谷341-19
TEL:017-737-5151
営業時間:7:00〜21:00



道の駅 ゆ~さ浅虫まで来たら「平内ほたて広場」は欠かすべからず!


青森県 ホタテ広場

翌日の朝は、道の駅ゆ~さ浅虫で車中泊した人たち同士、朝の挨拶をして気分良く出発!道の駅ゆ~さ浅虫から東の平内方面へ5分ほど走行すると、浅虫水族館手前側に「平内ほたて広場」があります。

こちらは、陸奥湾周辺の山から流れる水で育てられた栄養豊かなホタテを、食べて、見て、学ぶことのできるちょっと珍しい場所です。ホタテの販売所やホタテについて学べる展示室、芝生広場、2018年にオープンしたホタテ専門レストラン「ホタテ一番」などがあります。

新鮮・大ぶりなホタテは必食!














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活ホタテのコーナーでは、そのホタテの立派さにびっくり!スーパーで売られているホタテより、はるかに大きいサイズです。活ホタテは重さや枚数で注文すると、ホタテを新聞紙に包んで、サービスの氷と共に渡してもらえます。氷は普通のビニール袋に入れられているので、溶けてきたときにこぼれないように注意しましょう。

もちろん、この活ホタテは外側の殻だけが大きいわけではありません。分厚い貝柱とそれに伴った部位、これら中身にこそ感動します。

捌いて刺身で食べるも良し、加熱して食べるも良し。もし持ち帰るのが無理な場合は、発送も可能ですよ。最高のホタテを求めて、ここにリピート客が増えていくのも納得の味です!

平内ほたて広場
所在地:〒039-3372 青森県東津軽郡平内町大字土屋字鍵懸56
電話番号:017-752-3220
営業時間:午前9時~午後6時(11月~3月:午前9時~午後5時)
定休日:毎週水曜日、12月31日から1月2日



日本海沿岸をドライブ!自然が作り上げた「千畳敷海岸」へ


日本海沿岸国道101号線

日本海を眺めながら走行するというのは、なかなかの贅沢だと思いませんか?

青森県から秋田県に掛けての国道101号線は、日本海と平行するように長く走行することができ、キャンピングカーでのドライブにもってこいの道路となっています。細道や大きな起伏、激しいカーブなどがあまりない道路なので、気分爽快に走ることが出来ますよ。

そんなルートの中でも最もおすすめなのが、青森県深浦町にある「千畳敷海岸(せんじょうしきかいがん)」です。

青森県千畳式海岸

千畳敷海岸は、日本の水浴場55選や日本の夕陽百選にも選ばれる、深浦町が誇るスポット。国道101号線上にあり、至るまでにも道路上にも千畳敷海岸を示す看板が出ているので、迷うことなく行けます。












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千畳敷海岸は砂浜ではなく、1792年に起きた大地震で隆起したことで自然に出来た岩床。表面が平らになった石が広がる海岸となっています。お殿様がこの場所で千もの畳を敷いて宴会をした、という逸話が残っているようですが、畳を敷かなくても気持ちよさそうな場所です。

駐車場付近から海岸を見下ろすだけでも広大な風景を見ることが出来ますが、もし時間があるのであれば、海岸まで下りて、岩床を少し歩いてみてください。とっても気持ちがよく、貴重な体験になりますよ。

タイミングが良ければ岩のすき間から潮が吹き上がる瞬間に立ち会えることもあります。時期によってはヤドカリもたくさん生息しているようです。また、かぶと岩という奇岩も見られ、こちらも撮影スポットとして人気!夕方時には日中とはまた違うロマンチックな景色を見ることができるかもしれません。












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海岸近くには駐車場がありますが、さほど大きくはありません。国道脇のパーキングを少し広くした大きさで、海岸に車のフロント側を向けるようにして駐車する車がほとんどです。キャンピングカーで立ち寄る際は、後方確認を怠らないよう、より一層注意するようにしましょう。

千畳敷海岸
所在地:〒038-2504 青森県西津軽郡深浦町北金ケ沢榊原
電話番号:0173-74-4412(深浦町観光課)



リニューアルされた「道の駅 津軽白神ビーチにしめや」で貴重な体験!


道の駅 津軽白神ビーチにしめや

旅の最後に訪れたのは、世界遺産登録された白神山地の麓である青森県西目屋村に、2019年4月リニューアルオープンした「道の駅 津軽白神ビーチにしめや」です。

駐車場は、大型車と普通車を合わせて73台駐車可能。広い敷地なので、キャンピングカーでも宿泊しやすそうです。車の通りは多くなく、街頭も必要最低限にある程度なので、夕方早めに陣取って泊まり、朝早く出発するパターンに向いているでしょう。

周囲にはコンビニやスーパーがないので道の駅内で夕飯をいただきます。また、入浴施設はありませんが、道の駅から車で5分程度で行ける距離に日帰り可能な温泉宿「ブナの里・白神館」があります。

道の駅 津軽白神ビーチにしめや
所在地:〒036-1411 青森県中津軽郡西目屋村大字田代字神田219-1
電話番号:0172-85-2855



おすすめグルメで腹ごしらえ!


津軽ダムカレー

レストランコーナーはあらかじめ食券を購入する形式で、十割そばやラーメンなどがいただけます。タイミングによっては、座席が空くのを待つ人の姿も見られ人気のようです。今回はご当地グルメの「津軽ダムカレー」をいただきました。インスタ映え必至のこのカレーは、とんかつも入りボリューム満点!

他にも、道の駅にある食品加工センター「味な工房」の屋上で作られる「白神生はちみつ」を無料で掛け放題できるアイスクリーム屋さんもおすすめ!手作りのソフトクリームやジェラートにこれでもか!というくらい蜂蜜をかけて頂きます。












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東北ではここだけ!水陸両用バスでレイクツアー体験!


青森ニシメヤ・ダムレイクツアー

出典:onnsennnews.com



水陸両用バスによる「ニシメヤ・ダムレイクツアー」が、4月末頃から10月末までの期間限定で道の駅 津軽白神から運行されています。東北で水陸両用バスに乗車出来るのは、道の駅 津軽白神だけ。

湖までの往復を道路で移動し、20分を湖上走行というバスツアーを楽しめます。こちらは当日でも空席があれば乗車可能ですが、確実に乗車したいのであれば、予約しておくほうが安心。インターネットからでも予約が出来ますよ。

ペットと一緒に乗車することは残念ながら出来ませんので、我が家の犬にはちょっとの間キャンピングカーでお留守番していてもらいました。

青森ニシメヤ・ダムレイクツアー バス

乗車時に水陸両用バスの受付時に、黄色いウエアが無料で貸出してくれます。バスには窓がなく、道路は一般道を普通の時速で走行するため、意外に風を受けます。水上に入る瞬間は激しい水しぶきを受けることもあるので、念のためにも、ウエアは借りておきましょう。

水しぶきはテーマパークのようで、座席によってはずぶ濡れになった人もいました。座席は指定制になっているため選ぶことは出来ず、水が掛かる席がどこなのかは毎回違うそうです。それは運命に任せるしかないようですね・・・。

バスガイドさんのトークでみんなで盛り上がり、時折「レッツ スプラッシュ!」などの掛け声を言いながら、美しい景色の写真をとったり、時間はあっという間に過ぎていきました。水陸両用バスという近未来的な乗り物にずっとワクワクしっぱなし!子ども心に帰り最高に楽しめました。

ニシメヤ・ダムレイクツアー
住所:青森県中津軽郡西目屋村大字田代字神田219‐1
電話番号:0172-85-2855
運休日:毎週水曜日
受付・のりば:道の駅津軽白神 インフォメーションセンター(津軽白神ツアー)



まとめ




美味しいご飯や素晴らしい絶景に温泉、アクティビティーと内容満点の充実した旅でした。天候に恵まれたこともあり、ドライブもとても気持ち良かったです。

帰り道では天気の良さに誘われてなのか、睡魔が襲ってきたので急遽仮眠休憩を取りました。仮眠でもゆっくり眠ることが出来るのが、キャンピングカーの良さの一つですね。

青森県はまだ行くことが出来ていないスポット、リピートして訪れたいスポットが他にもたくさんあります。広い青森県ですが、キャンピングカーを利用して、今後もどんどんその魅力に迫っていこうと思います。