【経験者が教える】国産ミニバンで車中泊を楽しむ方法とおすすめアイテム
目次
トヨタのミニバン・ノアで車中泊して3年
国産ミニバンで車中泊したい人、結構多いと思います。
キャンピングカーは高いし、普段使いと車中泊用のクルマの2台持ちも費用がかかります。
私はここ3年トヨタのミニバン・ノアで車中泊をしていますが、キャンピングカーのような設備がなくても十分楽しめています。
この記事ではあまりお金をかけずに、普通の国産ミニバンで車中泊を楽しむために最低限必要なアイテムやスペースを有効に使うコツについて私の経験をもとに紹介。
ノア以外の国産ミニバンにも応用できると思うので、ミニバン1台で普段使いも車中泊もこなしたいという人は参考にしてください。
今までの車中泊歴7年(エルグランド4年、ノア3年)
私は4年間エルグランドで車中泊を楽しんだ後、3年前にノアに乗り換えましたが、車中泊の魅力は全く色あせることがありません。
主に以下のようなことをしながら車中泊しています。
ソロでのトレイルランニングの練習に
未舗装路を走るトレイルランニングが私の趣味。
トレイルランニングと車中泊の組み合わせは、アウトドア愛好家にとって究極の自由を味わえる贅沢な時間です。
夜明け前、霧に包まれた山麓の駐車場。
エルグランドのリアゲートを開けると、朝もやと新鮮な空気が車内に流れ込みます。
寝袋から這い出し、シュラフを畳みながら、今日走るコースをイメージします。
車内で簡単な朝食とコーヒーを済ませ、トレイルランニングシューズを履いて出発準備をします。
静寂な森の中、足元の落ち葉を踏みしめながら走り始めると、徐々に体が温まってきます。
木々の間から差し込む朝日が、昨晩の霧を晴らしていく様子は圧巻です。
仲間とレース前夜に車中泊
トレイルランニングのレース大会前夜、友人たちとキャンプ場に集合。
ノアの横にテントを張り、車内には装備や補給食を整然と並べます。
夕暮れ時、焚き火を囲んでレースの作戦を練りながら、緊張と期待が入り混じった空気が流れます。
翌朝、まだ暗いうちから目覚め、静かに準備を始めます。車内で着替えを済ませ、ヘッドライトを装着。
友人たちと軽く体を動かし、いよいよスタート地点へ。昨晩の焚き火の余韻と、これから始まる挑戦への高揚感が入り混じります。
トレイルランニングと車中泊の組み合わせは、自然との一体感と冒険心を満たしてくれます。
エルグランドからノアへの乗り換えても、この趣味を楽しむ上で何ら支障はありませんでした。
むしろ、ノアの燃費や取り回しの良さは、より遠くの山々へ足を運ぶきっかけとなりました。
これからも、四季折々の山の表情を楽しみながら、トレイルランニングと車中泊の旅を続けていきたいと思います。
家族との山歩きとキャンプで
週末、家族で山登りに出かけた際は、山の麓のオートキャンプ場が定番の宿泊地です。
ノアの広々としたラゲッジスペースには、家族分のキャンプ道具と登山装備がすっぽりと収まります。
夕方、キャンプ場に到着すると、子どもたちはテント設営を手伝い、私は車内の整理と翌日の準備を始めます。
夜は家族でバーベキューを楽しみ、就寝時には子どもたちがテントで、私は車中泊という分担で過ごします。
翌朝、車内で目覚めると、窓越しに朝靄に包まれた山々が見えます。
静かに車を降り、朝もやの中でストレッチを始めます。
家族が目覚める前のこの時間、山の空気を胸いっぱいに吸い込みながら、今日の山歩きへの期待が高まります。
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