【三重県】自宅を引き払って車中泊生活する58歳が、行ってよかった四日市のグルメ&車中泊スポット

天高く馬肥ゆる秋、食欲の秋。
美味いものを食べよう、だって秋だもの。
普段は関東で車中泊生活をしている筆者(以後、寅造)が、昨年、愛知への遠征の際に車中泊で立ち寄った、三重県四日市市の個人的に気に入った、グルメスポットと車中泊場所を紹介します。
三重在住の方も、まだ行ったことのない方も、ぜひ秋の車中泊&グルメ旅の計画に入れてください。
車上生活×食欲:節制しつつご当地グルメを楽しむ

車上生活を始めて2年半の寅造です。
2025年の年初、車上生活を始める前より気づけば+15kg。
さすがにまずいとダイエットを開始しました。
車メインの暮らしになってから「歩かない」「外食・買い食い」が原因だと思います。
猛暑で始めたダイエットで、いまは約10kgまでリカバリーしました。
面白いのは、ダイエットすると無駄食いが減って一口一口がとても美味しく感じられること。
バンライフの醍醐味は、気ままな旅先でご当地グルメを堪能することですから、いろいろ食べねば。
5kgくらいリバウンドしちゃおうかな。
四日市ってこんなところ
マイナーな映画が好きで、たまに映画上映目当てに遠征します。
昨年10月も「四日市良い映画を観る会」さんの自主上映を目当てに、車中泊で三重県四日市市に行ってきました。
四日市は三重県最大の都市。
人口は県庁所在地の津市より多い地方都市です。
初訪問でしたが、車中泊した臨海部は整備され過ぎておらず、どこか昭和の港町の雰囲気でした。
江戸時代には伊勢の玄関口として栄え、近代は臨海工業地帯として発展したところです。
夜に到着すると、薄暗い港湾道路を大型トラックが行き交い、迫力満点。
映画を観に行った市街地は、三重のオフィス街でありながら、建物が密集しすぎず、ほどよい空間のある街並みが心地よかったです。
三重を再訪する際は、ゆっくり立ち寄りたいと思わせてくれる街でした。
四日市でおすすめのグルメと車中泊スポット
そんな地方都市・四日市での車中泊は、Googleマップで見つけた臨海部の緑地公園の駐車場を利用しました。
まったく土地勘のない場所で、ネット検索しても情報はほとんど出ず、正直少し不安でしたが、「行ってみたらどうにかなる」と思って出発。
富双緑地 駐車場(芝生広場側)

平日の夜遅くに到着したのですが、台数は少なく、余裕で駐車できました。
場内は少し暗めですが、いい感じで照明があり「暗すぎず、明るすぎず」。
灯りは気にならず、ぐっすり眠れました。
駐車場は護岸側と芝生広場側の2カ所。
初回は勝手が分からず「芝生広場側」を利用しましたが、護岸側なら「工場夜景」が見られたかもしれません。
次回はそちらも試したいところ。

トイレは少し古めですが、清掃が行き届いていて快適に使えました。
富双緑地 駐車場(芝生広場側)
所在地:三重県四日市市富双2丁目
料金:24時間開放・無料
台数:計171台収容(護岸側、芝生広場側)
詳細はこちら▷四日市港管理組合
周辺の食事処「四日市ヒモノ食堂」

翌朝の朝食を探してGoogleマップを開いたら、なんと車中泊していた駐車場の隣に「ヒモノ食堂」を発見。なんてラッキーな話でしょうか。
しかも早朝7:00から営業という嬉しさ。
昭和11年創業の干物屋・株式会社弁イが、1985年に始めた食堂だそうです。

きっと港湾で働く人たちに「美味しい食事を提供したい」って思ったのではないでしょうか。
売られている魚は、伊勢湾で水揚げされた魚はもちろん、全国・海外から目利きが仕入れた上等な魚たちとのことです。
実際に食べても、肉厚・柔らかで上等さが分かりました。

この日は朝ご飯だったので控えめに「サバの干物定食」、単品で「きんきの干物」を注文。
大満足な朝飯となりました。
注文方法と価格

1.ショーケースから好みの干物をトングで選ぶ(サバやアジ、キンキなど)
2.その場で焼いてもらう
3.プラス400円で定食に
価格は、干物代(およそ700〜1,200円)+400円=定食(ご飯、小鉢、味噌汁付き)。
四日市ヒモノ食堂
所在地:三重県四日市市富双町2-1-30
TEL:059-365-3123
営業時間:
月曜日〜金曜日7:00~19:00(L.O18:30)
土曜日・日曜日7:00~20:00 (L.O19:30)
定休日:年中無休(年末年始を除く)
詳細はこちら▷四日市ヒモノ食堂
三重県グルメおまけ:ホルモン焼き「びっくりや」

懐かしのドライブイン風ホルモン焼き店。
トラック運転手さん御用達の名店で、TVでも紹介される有名店です。
十数年前、旅の途中に偶然立ち寄って、ホルモンの美味さと懐かしい雰囲気の食堂感に感動しました。
次回の三重遠征では、ぜひ再訪したい一軒です。
ホルモン焼き「びっくりや」
所在地:三重県亀山市関町新所1462
TEL:0595-96-0278
まとめ
記事を書きながら思い出し、写真を見返していたらまた食べに行きたくなりました。
年内、なんとかして、もう一度食べに行きたい!
旅先は事前リサーチも大事ですが、あえて“出たとこ勝負”で出会いに賭けるのも楽しい。
「当たったときの喜び」は格別だし、はずれても「まあ、しかたない」で終われます。
今回は時間の都合で、亀山のホルモン「びっくりや」には十数年ぶりの再訪ならず。
次回の楽しみに取っておきます。