• HOME
  • 記事一覧
  • スポット
  • キャンピングカーで流氷を見にいくなら冬でも営業中のRVパーク「知床清里町ウエネウサルみどり」
RVパーク「知床清里町ウエネウサルみどり」外観

キャンピングカーで流氷を見にいくなら冬でも営業中のRVパーク「知床清里町ウエネウサルみどり」



アウトドアやキャンプというとみなさん、夏を想像するようです。

しかし、FFファンヒーターを搭載したキャンピングカー、しかも北海道となれば、冬こそが、その実力を発揮するシーズンといえます。

オホーツクの流氷、ジュエリーアイスに、根室のオオワシ・オジロワシ、タンチョウ、ハクチョウなどなど、ぜひ見ていただきたい絶景がてんこ盛り。

そして今回、筆者は生後6カ月の息子を連れて、流氷のオホーツク海に向かったわけです。

のんびりと走りながら、北海道の大自然を楽しんでいました。すると、キャンピングカーのサブバッテリー残量がほぼゼロに……。

そこで充電のためにRVパークを探したのですが、どこも冬季休業中でした。

そんな中、私たち家族を救ってくれたRVパーク「知床清里町ウエネウサルみどり」を今回は紹介したいと思います。

当日に電話したら、除雪して開けてくれたオーナーに感動

北海道には26カ所以上のRVパークがあるのだが

くるま旅CLUBの公式サイト「くるま旅」で検索すると北海道には少なくとも26カ所のRVパークがあります。

私がざっとみたところでは、今回流氷を見にやってきた網走周辺は、観光スポットということもあり、RVパークの数が多いエリアだったので「困ったらRVパークで充電すればいい」くらいに考えていました。

これが甘かったのです。

道の駅で紹介してもらった「知床清里町ウエネウサルみどり」

6カ月になる息子を乗せて、知床方面から斜里町、網走方面に向かい、ノロノロと流氷などの風景を楽しんでいた私たち家族。

あまり走らないので走行中に充電できずサブバッテリーが減っているのはわかっていましたが、「困ったら、RVパークで充電」と思っていたので、まったく危機感はありません。

ちなみにキャンピングカーのサブバッテリーの電気がなくなると、マイナス10度を下回る外気温のなか、FFファンヒーターも動かなくなります。

そして、案の定キャンピングカーのサブバッテリーの残量がほぼなくなりました。

当然、近くのRVパークに電話をするのです。

そして回答は「冬はやってません!」。

「マジ? 流氷に観光シーズンはどうするの?」と思っても、やっていないものはどうしようもありません。

道の駅しゃり 外観

途方に暮れているときに、ヒントをくれたのが「道の駅 しゃり」の観光案内です。

「知床清里町ウエネウサルみどりさん なら、冬でもやっているはずだし、休業日でも個人経営だから開けてくれるかもしれない」といいます。

除雪するから、ちょっと待ってほしいが宿泊はOK

「道の駅 しゃり」からクルマで約40分の距離にある「知床清里町ウエネウサルみどり」

マイナス20度まで耐えられるというふたり用の寝袋は用意していますが、6カ月の息子と妻と私の家族3人でFFファンヒーターの使えないキャンピングカーで流氷の押し寄せるオホーツク海で、凍えながら眠るのはごめんです。

営業していることを願って「知床清里町ウエネウサルみどり」に昼くらいに電話をすると「はい、ご利用はいつからですか?」というものでした。

やった、やっている。

「今日でお願いできますか?」。

「今日ですか? RVパークの駐車スペースの除雪をするので、夕方以降のチェックインでいいですか?」。

我々のために、新たに除雪をして場所を空けてくれるようです。

ちょっと感動するほど、ありがたく思いました。

同時にキャンピングカーで流氷を見に来た場合、みなさん充電はどうしているの? という疑問も湧いたわけです。

地獄に仏の「知床清里町ウエネウサルみどり」にチェックイン

入浴施設がないので、まずは「緑の湯」に

当日予約で、しかも駐車スペースを除雪してもらう関係で17時チェックインとなりました。

「緑の湯」外観

「知床清里町ウエネウサルみどり」には入浴施設がないので、同じ斜里郡清里町緑町にある「緑の湯」を紹介してもらいました。

源泉掛け流しで大人450円とリーズナブル。

しかも、介護用の「おもいやり風呂(個室)」があり、予約すると利用できるので、乳児の息子といっしょに入浴しました。

入浴中の乳幼児

料金は夫婦2人と乳児の息子で1時間半1,350円でした。

年末年始を除く年中無休で朝10時から夜は21時まで営業しているので、RVパーク「知床清里町ウエネウサルみどり」を利用する際には、こちらでの入浴がおすすめです。

ちなみにRVパーク「知床清里町ウエネウサルみどり」からはクルマで約3分、歩いて約10分の距離にあります。

冬は寒くていやですが、冬以外なら歩いて行くのもありでしょう。

緑の湯
住所:清里町緑町26番地
TEL:0152-27-5511
営業時間:10:00~21:00
休館日:年中無休(年末年始を除く)
料金:18歳以上(高校生を除く)450円 18歳未満(高校生を含む)140円
紹介サイト:清里町公式ホームページ

手作り感のあるRVパーク「知床清里町ウエネウサルみどり」

RVパーク「知床清里町ウエネウサルみどり」外観正面

自宅兼事務所となっている写真の建物の裏手がRVパーク「知床清里町ウエネウサルみどり」です。

網走本線の踏切を渡って直進の突き当たりになります。

雪の中のホイルローダー

おそらく、私たちのために除雪をしてくれたホイルローダー。オーナーのご主人が運転したのでしょうか。

RVパーク「知床清里町ウエネウサルみどり」エントランス

建物の脇にあるRVパークの受付。ここで、料金を支払います。

宿泊料 1泊2,500円/1台
電源使用料 1日500円/1台
ゴミ処理料金 45L1枚 100円

と、私たちの場合は、計3 ,100円になりました。

本来チェックインは当日の15時から可能だそうです。また、当日20時までの予約に対応してくれるといいます。

ただし、20時に電話して、私たちのように、これから除雪といったパータンも考えられるので、当日予約可能ですが、なるべく早めの予約がおすすめです。

思った以上に静かな環境で安心

雪一面のRVパーク「知床清里町ウエネウサルみどり」の敷地

フルコンやバスコンなども泊まれるとはいえ、利用可能台数が8台とあまり大きな施設ではないRVパーク「知床清里町ウエネウサルみどり」。

もしかすると、狭苦しくて、まわりがうるさいかなとも思いました。

しかし、RVパーク施設の奥は山という立地条件もあり、予想以上に静か。

当日は雪が降っていたので、星空は眺められませんでしたが、天気がよければ星空も美しいそうです。

雪の中泊まったキャブコン

今回の最大の目的であるサブバッテリーへの充電のために、電源部に頭から突っ込むように駐車した私たちのキャンピングカー。

外のボックスに入った電源

電源部は風雪に耐えられるようにしっかりとボックスに収納されており、ブレーカーが装備されていました。

久しぶりに車内で節電を考えずに電気が使え、充電可能なモバイルバッテリーやポータブル電源、ノートパソコンやスマホ、タブレットなどを思う存分充電できます。

もちろんキャンピングカーのサブバッテリーも充電しました。

ウッディな各種施設は暖かみがあり清潔

まずはトイレをチェックする

RVパーク「知床清里町ウエネウサルみどり」のトイレなどのある小屋

管理棟(オーナーのご自宅)の脇にあるトイレなどのある小屋。手作り感のあるウッディな印象です。

道の駅でも、RVパークでも、本来は電源よりもWi-Fiよりも優先されるのが、私の中では「トイレ」。まずは、これからチェックしていきましょう。

RVパーク「知床清里町ウエネウサルみどり」の小屋の中

小屋のなかに入ると、トイレの個室に続くドアともうひとつドアがあります。

RVパーク「知床清里町ウエネウサルみどり」の足湯入り口

温泉が引いてあり、足湯が使えるそうです。しかし、まずはトイレをチェックしましょう。

RVパーク「知床清里町ウエネウサルみどり」のトイレ

トイレの個室はひとつです。男女共用。

コンパクトで手作り感のある可愛いトイレで、掃除が行き届いているためか、とても清潔な印象でした。

小さいながらも手洗い用の水道もあり、凍りつかないように24時間体制で暖房も入っています。ゆったりと使えました。

RVパーク「知床清里町ウエネウサルみどり」の足湯

こちらは足湯です。

雪が溶けているフタを開けると足湯なのですが、雪が降っており、チェックインする前に温泉に寄ってきたこともあり、今回は使用しませんでした。

雪のない季節に、子どもといっしょなら、絶対楽しいのですが……寒さには勝てません。

RVパーク「知床清里町ウエネウサルみどり」の敷地内に置かれた小型のキャンピングトレーラー「MobiHO」 

写真左手前のように、「MobiHO」が用意されており、キャンピングカー以外の普通車などできた人もキャンピングトレーラーでの宿泊が楽しめるそうです。

宿泊料金は7,000円から。

コンパクトですが、最低限の施設はしっかりと整っています。

思った以上に快適で昼近くにチェックアウト

寝ている乳幼児

前日の17時過ぎにチェックインしたのですが、そのあとは簡単に食事をして、親子共々、早々に寝てしまいました。

夜中でもクルマの音がする道の駅とは違い、静かで快適。全員熟睡です。

翌朝起きると「空いているのでチェックアウトは昼頃でいいですよ」という言葉に甘え、しっかりと昼までインターネットで調べものをしながら原稿を書くなどの仕事を片付けました。

仕事や動画を見るのにも、Wi-Fiの速度は十分です。

ちなみに、冬季で凍結の恐れがあるので、メインの水場は使えませんでしたが、トイレに小さな水道もありましたし、翌朝の出発前にはオーナーさんが私たちの持ってきた水入れすべてに水を入れてくれました。

さらには、45Lの袋1枚100円で溜まっていたゴミもすべて引き取ってもらえたので、非常にすっきりです。

「知床清里町ウエネウサルみどり」がなかったら、電気がなくなり、FFファンヒーターすら使えなくなったかもしれないピンチはもう忘れています。

冬の網走周辺で流氷見物を考えているならRVパーク「知床清里町ウエネウサルみどり」

北海道流氷の風景

北海道の冬の絶景のなかでも、私は流氷がイチオシです。

ぜひ多くの方に見てもらいたい景色ですし、網走周辺の観光は流氷の時期こそ盛んだと勝手に思っていました。

だからこそ、周辺のRVパークも夏以上にやっているくらいに思い込んでいたわけです。しかし、大部分が冬季休業。

あと一歩でキャンピングカーのサブバッテリーが尽きるところでした。

何件も電話をして、立ち寄る道の駅で教えてもらい、RVパーク「知床清里町ウエネウサルみどり」にたどり着きましたが、みなさんは流氷にキャンピングカーでいくときには、ぜひ予約してから行ってください。

また、「知床清里町ウエネウサルみどり」では知床を含む、周辺各地のネイチャーガイドも行なっているので、チャレンジするのもおすすめです。

キャンピングカーの充電施設が思った以上に見つからない流氷シーズンに、網走周辺に行くなら「知床清里町ウエネウサルみどり」を覚えておくのがおすすめです。

RVパーク 「知床清里町ウエネウサルみどり」
住所:北海道斜里郡清里町緑町71-11
TEL:0152-26-7148・080-9017-4107
営業時間:24時間営業(電話での受付 当日8時~20時まで)
利用可能車両台数:8台
利用料金:1泊2,500円/1台(電源使用 500円/1泊)
チェックイン 当日15:00〜20:00 チェックアウト 翌日11:00まで
休日:不定休
公式サイト:https://peraichi.com/landing_pages/view/ueneusarumidori711

関連記事一覧